アパレル(服)と言えばメンズよりレディースの方が2倍以上の市場規模があります。
しかし、こと古着に関して言えばメンズの方がお店が多い場合が多いものです。そんな古着ですが、メンズよりもレディースこそ古着を買うべき理由がいくつもあるんですね。
今回はそんな女性だからこそ古着を買うべき理由をお伝えしたいと思います。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
古着と言えばメンズが特に好むアパレルの分野ですが、レディースこそ古着を買うべきな理由が数多くあります。
中古という事で苦手意識がある女性も多いかと思いますが、そんな方を古着好きに変えることができればうれしく思います。
レディースの古着は需要が少ない
服と言えばレディースの方が需要がありますが、古着になるとメンズと同じくらいの需要になるか、物によってはメンズよりも需要が少なくなります。
その大きな理由は女性の方が清潔な物を好む傾向があり、古着に対して不潔なイメージを持ちやすいからなんです。
確かに、古着屋は人が使った物をそのまま店頭に並べているお店もあります。
クリーニングや洗濯をすることで、服を傷めてしまうのを防ぐためと、クリーニングや洗濯をするための経費を浮かして、価格に反映させるためです。(クリーニングや洗濯をしないお店はその分安い傾向にあります。)
そんなわけで、確かにイメージと同じく新品と比べると清潔感には欠けるというのが正直な話なんですね。
しかしです。
古着屋には着られることなく、タグ付きの新古品と言う形で売られてくるものも少なくありません。
そういったアイテムは、事実上新品と変わらない清潔さを持っているはずなんです。
また、服なんて洗えばある程度匂いも取れ、人の汚れも落ちます。
あまりに汚れている物は古着屋も店頭には並べませんし、海外から買い付けをする古着屋も綺麗に洗ってから店頭に出します。
ですので、本当に潔癖症な方以外は意外と使えるアイテムと言うのは本当に多いんですよ!
不潔と思われる理由からレディースの需要は少ないですが、実は綺麗な物もたくさん隠されているんですね。
メンズと比べればとにかく安い
服は基本的にメンズよりレディースの方が安いですが、古着になるとよりレディースの方が安くなります。
その理由は上でも述べた通り、レディースの方が需要がないから。
中古相場に関わらずですが、物と言うのは需要と供給のバランスで価格が決まります。
ですので、メンズより需要が低いレディースは極端に価格が下がってしまうんですね。
女性の方なら誰もが知っているであろう人気ブランドの「snidel(スナイデル)」などでも中古価格はかなり低い物です。
こちらの定価17,000円の花柄ワンピース。
snaidelらしいデザインで、若い女性から人気がありそうですが、これが中古相場だと大体1000円~1700円の間です。
実質10分の1!!
人気ブランドと言えども、そんなビックリする価格になっているわけです。
タグ付きかどうかでも多少価格の上下はありますが、中古の安さに驚いていただけたでしょうか?
ライバルが少なく値段が上がりにくい
中古相場と言うのは需要が多いほど価格が上がるというのを上でも述べたかと思います。
ということは、買いたい人が多ければ多いほど価格が上がりやすいという事ですね。
その逆で買いたい人が少ないほど、価格はどんどん下がっていくわけです。
レディースの古着はイメージからか、新品に比べてかなり需要が低め。
欲しい人が少ないから、値段も下がるので、いい物がかなり低価格で店頭に並んでくれるんですね。
また、ファッション系の転売ヤーもレディースにはほとんど手を出しません。
その理由は単価が低く、儲けが出ないからです。
と、レディースの古着には価格が上がりにくい要素が豊富に含まれているわけで、古着がお得だと知っている方はそれだけで、古着を買わない人よりお得にオシャレすることが出来ちゃうんですね!!
メンズに比べてライバルが少なく、それだけでお得にいい物を買えるチャンスがたくさんあるという事です。
クリーニングされている古着屋もある
クリーニングや洗濯をしない古着屋もあると言いましたが、もちろん、その逆もあって、服をきちんと清潔にしてから店頭に出す古着屋もあります。
その代表的な例がブランド古着の「RAGTAG」
全ての服をクリーニングなどで清潔にしてからお店に並べています。
その分価格にも反映されていて割高感はありますが、接客と商品陳列・また良い商品の量が圧倒的に多いんですね。
古着に対してネガティブなイメージがある方は、こういった清掃済みの服が置いてあるお店に行くのも一つの手段ではないでしょうか。
狙い目のアイテムなど
さて、ではレディースが古着で狙うべきアイテムについていくつかご紹介しておきましょう。
まず、一つ目は靴です。
ファッションアイテムの中でも靴は特にレディースが中古を嫌うアイテム。
知り合いの女性には靴だけは絶対に中古を買わないという方も多いです。
そんなわけで、売れにくいアイテムの代表例なのですが、売れにくいからこそ、価格も低いというのが上で延べたとおりの事実です。
ですから、新品と比べると10分の1以下であることも多く、お得感がかなり強めですね。
また、靴の中でも特に安くなりやすいのが、パンプス。
スニーカーなどよりも大幅に下がることが多いです。
パンプスの中堅ブランドである、「ダイアナ」や「銀座かねまつ」などは定価と比べてかなり安い価格で出回っていることが多いので、タグ付きの新品などを見つけられると喜んでいいでしょう。
続いてはワンピース
フリルやレースが付いていたりするものは、それなりのブランドでも大きく値を下げます。
デザインにもよりますが、狙っていくべきアイテムでしょう。
上で紹介したスナイデルのワンピースなども見かけることがあれば、ぜひ試着してみて下さい!
そして最後は鞄です。
鞄は他のアイテムと違い、身に着けるものではありますが、肌に間接的に触れる物が多く、古着が苦手な方にとっても手に取りやすいのではないでしょうか。
リュックなどは男性も使うため、価格は下がりづらいですが、レディース用のトートやショルダーバッグなどはやはり価格は低めです。
新品に近い物も多くあるため、その点も手に取りやすい要因になるかと思います。
終わりに
以上、レディースが古着を買うべき理由についていくつかご紹介させていただきました。
古着屋店員だから古着を押し付けているのではなく、本当に思ったことを書いたつもりです。
レディースの古着の査定もしているのですが、中古相場がほんとビックリするくらい安いんですよ。
自分が女性なら迷わず買ってしまいそうな物ばかりで、「なぜこれほどまでに需要がないんだ!」って感じちゃいますから。
もちろん、清潔感は新品よりも大きく劣りますが、その分安くいい物を手にすることができるはずです。
イメージだけで古着を見ていなかったという方は是非一度近くの古着屋さんを訪れてみて下さい!!
それでは以上になりますが、古着を見るときの参考になれば幸いです!
ではまた。