ゆったり目なシルエットのアイテムで人気を誇るドメスティックブランドのCOMOLI(コモリ)
今回はその中でも定番中の定番であるタイロッケンコートを購入したので、着こなし方を中心にレビューしていきたいと思います。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
COMOLIとは
COMOLIとは小森啓次郎という方が2011年に立ち上げたブランド。
創業当時から服好きから絶大な人気を誇り、今では不動の地位を築いています。
特徴は何と言ってもベーシックなデザインとゆったり目なシルエット。そしてどこか大人っぽい余裕のある雰囲気でしょう。
若い年代よりも色々な服に袖を通したことのある30代以上の大人から支持されていると言ってもいいです。
そんなCOMOLIには人気のアイテムがいくつかあるのですが、その中にシャツとタイロッケンコートがあります。
COMOLIのシャツは一見シンプルでユニクロにも売っていそうなアイテムに見えなくもないですが、実際に着てみることでその良さを実感することができます。
洗練されたシルエットとそのシルエットからくる大人っぽさと完成度に驚くはずです。
そして、今回ご紹介するのがもうひとつの定番アイテムであるタイロッケンコート。
それがどんなアイテムなのかを今回は見ていきたいと思います。
タイロッケンコートとは
COMOLIの定番でありながら、服好きからは一目置かれるアイテムであるタイロッケンコート。
羽織るだけでオシャレになれる服とはこのコートのことを言っていると言ってもいいでしょう。
まず、タイロッケンコートというのはトレンチコートの原型のコートであると言われています。
Burberry社が紐で締めるダブルのコートを作ったことから始まっており、それに色々な変化が加えられてトレンチコートに進化していきました。
また、タイロッケンとは「紐で締める」という意味を持っており、その名の通り、ベルトループを通して金具で留めて使用するアイテムとなっています。
COMOLIのタイロッケンコートも同じくその仕様となっており、ベルトを締めて着ることができるアイテムです。
また、ベルトを閉めずに前を開けて着ることもでき、二通りの着こなしを楽しめます。
ですが、その着こなし方が分からない場合があるので、今回はベルトの通し方を中心に着こなし方についても見ていきましょう。
ベルトを通さない状態
まず、ベルトを通さない状態がコチラとなるのですが、この場合紐をどうするのかといったことになるでしょう。
と言うわけで、使わない状態の紐は内側にベルトループが備え付けられているので、こいつにかけておきましょう。
そうすることで過剰に紐が垂れることなく、適度な長さを維持することができます。
羽織るとちょっとだけ紐が出た状態にもなるのですが、これもまたちょっとしたアクセントになっていいかと思います。
ベルトを閉めた状態
続いてコチラがベルトを締めた状態。
ウエスト部分をキュッと締めることができるので、スタイリッシュに着こなしたい時に使うと良いでしょう。
まず、ベルトの締め方としてはお腹の前を通して、左わき腹辺りのベルト穴に入れて外に出します。
そこから後ろに二つ備えられているベルトループにひもを通します。
最後は前のバックルで紐を留めれば完成です。
かなりすっきりとした見た目になるので、その日の好みや服装に合わせて着こなし方を選ぶと良いでしょう。
また、僕が持っているタイロッケンはコットン58%・ナイロン47%のタイプライターと呼ばれる素材を使用した物。
実はCOMOLIのタイロッケンコートにはいくつかの種類があるので、今回はそんな種類についてもご説明しておこうと思います。
タイロッケンコートの種類
ウール中綿 タイロッケンコート
表地がウール100%のタイロッケンコート。
秋冬に使える暖かな素材ながらも柔らかさのあるシルエットで着られる物となっています。
コットンギャバジン
トレンチコートで良く知られるようになった素材である「コットンギャバジン」を使ったタイロッケンコート。
木綿を高密度に織り込むことで防水性を持っており、光沢感とドレープ感のある見た目となっています。
春夏に使えるタイロッケンコートです。
コットンギャバジン (ライナー有り)
こちらは上のコットンギャバジンにライナーを付けたアイテム。
より多岐にわたって使う事ができ、春夏秋冬の全シーズンに対応しています。
ライナーを取り外して使う事うこともできるので、真夏以外では快適に過ごすことができるでしょう。
タイプライター
コチラのタイプライターと呼ばれる生地は軽量でありながら、頑丈な作りの素材。
春夏のスプリングコートに使用される高機能素材です。
綺麗なドレープ感があり、タイロッケンコートとの相性は抜群の素材となっています。
終わりに
以上、COMOLIのタイロッケンコートについてでした。
1枚で様になるコートと言うのもあまりない物なので、こういったコートが一着でもあるととっても重宝します。
特にこのコートは長い間定番のアイテムとして使われており、トレンドが移り変わる中でも飽きられない良さを持っています。
特徴のありすぎるアイテムはそれ故に飽きが来るのも早い物ですが、シンプルなアイテムだからこそ長い間多くの人に愛されるのかもしれませんね。
僕も今年の春はこのコートを着倒してやりたいと思います。
それでは以上になりますが参考になれば幸いです。
ではまた!