日本国内ブランド、通称ドメスティックブランド。
今回はそんな日本人からだけでなく、海外からも愛されるドメスティックブランドをジャンル・カテゴリ毎に分けてみました。
ぜひ自分の好きなジャンル・カテゴリを見つけてブランドを開拓していただけたらと思います。
この記事はこんな方におすすめ
- ドメスティックブランドについて知りたい方
- 自分の好きなドメスティックブランドを見つけたい方
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
ドメスティックブランドって本当に沢山の種類があって、自分が好きな物を探すだけでも意外と大変ですよね!
毎年のように新しいブランドが出てきて、ブランド名を覚えるだけでも難しいです。
ですが、もし自分が好きな系統が分かればそこから似たようなブランドを見つけやすいのではないでしょうか。
ということで、今回は数あるドメスティックブランドを独自のジャンル・カテゴリ別にまとめてみました!
かなり膨大な量になったので、自分の好きな所だけでも見ていただけたらと思います。
また、各ブランド毎にちょっとした紹介と人気・定番アイテムを古着で掲載しています。
実際、ドメスティックブランドには明確なジャンル分けはないので、ブランドのコンセプトやブランド古着を取り扱ってきた目線でのジャンル分けになるので、ブランド側が打ち出しているワケではないことをご了承下さい。
それでは紹介していきますね!
※ドメブラに近いセレクトオリジナルも含まれます。
※大衆向けブランドは省いています。
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老舗ドメブラ系
日本3大ドメブラ
COMME des GARCONS(コムデギャルソン)
デザイナー | 川久保玲 |
スタート | 1969年 |
系統 | モード |
メンズメインライン | COMME des GARÇONS HOMME PLUS |
ブラド解説
1969年に設立された世界屈指のデザイナーズブランド。
デザイナーはあのマルタンマルジェラやアレキサンダーマックイーンなどに多大な影響を与えた川久保玲氏で現在も現役活躍し続けています。
また、コムデギャルソンと言えば「黒の衝撃」
当時鮮やかな色合いで魅せるのがコレクションのモードとしてあったところに黒を基調としたコレクションを発表することで大きな衝撃を与えたという物です。
現在でもコムデギャルソンと言えば全身真っ黒を想像する人が多いほど、コムデギャルソンのアイデンティティとなっています。
メンズのコレクションラインは「COMME des GARCONS HOMME PLUS」です。
yohji yamamoto(ヨウジヤマモト)
デザイナー | 山本耀司 |
スタート | 1972年 |
系統 | モード |
メンズメインライン | Yohji Yamamoto POUR HOMME |
ブラド解説
山本耀司が設立したブランド。
80年代にコムデギャルソンと並んで「黒の衝撃」でコレクションを沸かせた日本のトップデザイナーズブランドです。
独特のカッティングとシルエット・そして黒を基調としたデザインがヨウジヤマモトを決定づける要素となっています。
2009年に一度、事実上の倒産を経験していますが、現在では若者受けする新ラインなどを展開し経営面でも好調のようです。
老若男女問わず服好きから一目置かれるブランドですね!
ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)
デザイナー | 三宅一生→近藤悟史(現在) |
スタート | 1971年 |
系統 | モード |
メンズメインライン | ISSEY MIYAKE MEN |
ブラド解説
現在ではコムデギャルソンやヨウジヤマモトと並んで取り上げられる事が多いブランドである「イッセイミヤケ」
しかしながら、世界に打って出たのはこの2つのブランドよりも早かったのが三宅一生氏でした。
「一枚の布」というコンセプトを現在も貫き通しており、日本の和服を連想する独特なシルエットやデザインが特徴的です。
ISSEY MIYAKE を運営する三宅デザイン事務所では多くのデザイナーを抱えており、現在ではI SSEY MIYAKE のデザインも「近藤悟史」という方が就任しています。
メンズのコレクションラインは「ISSEY MIYAKE MEN(現在休止中)」と「HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE」
外資系
KENZO(ケンゾー)
デザイナー | 高田賢三→NIGO(現在) |
スタート | 1970年 |
系統 | モード→ハイストリート(現在) |
メンズメインライン | KENZO |
ブラド解説
70年代から世界で活躍した日本人デザイナーのブランド。
LVMHがKENZOを買収したことで、現在はフランスのブランドとなっています。
70年代のKENZOは和洋折衷な独特なデザインで人気を博しましたが、現在はハイストリートよりのデザイン展開となっています。
ドメブラというよりもインポートで扱うお店も多いですが、ここではドメブラとしても紹介しておきます。
今で珍しくないですが、ブランドの買収と共に大きく路線変更した、現在と過去でコンセプトが大きく違うブランドですね。
アイテムはタイガー刺繍などが有名です。
トップブランド
UNDERCOVER(アンダーカバー)
デザイナー | 高橋盾/一之瀬弘法 |
スタート | 1990年 |
系統 | 裏原/ストリート/デザイナーズ |
メンズメインライン | UNDERCOVER |
ブラド解説
1990年に高橋盾と一之瀬弘法によって設立されたブランド。
90年代当時裏原発進ブランドとして若者から絶大な人気を誇りました。
現在ではパリコレ筆頭ブランドとなっており、裏原から世界に飛躍したブランドとしての面白いストーリー性も感じさせてくれます。
デザインはストリートとモード2つをミックスしたテイスト・そしてセックスピストルズに強く影響を受けたと言われるパンクなデザインが特徴です。
kolor(カラー)
デザイナー | 阿部潤一 |
スタート | 2004年 |
系統 | デザイナーズ |
メンズメインライン | kolor |
ブラド解説
2004年に「阿部潤一」によって設立されたブランド。
コムデギャルソン出身のデザイナーでパッカリング加工やエバーチンツ加工など特殊な技法や素材使いを得意とし、「素材の魔術師」という異名を冠するほど。
kolor ほどナイロン素材と他素材を上手にミックスさせるブランドは少ないでしょう。
現在は日本を代表するブランドとして人気を集めています。
sacai(サカイ)
デザイナー | 阿部千登勢 |
スタート | 1999年 |
系統 | デザイナーズ |
メンズメインライン | sacai |
ブラド解説
1999年に設立されたブランド。
ブランド設立当初は5型のニットからスタートしたというほど、小規模なものでした。
コムデギャルソン在籍時代にパタンナーとして培った、独特なシルエットや素材の組み合わせが現在でもブランドの特徴です。
そして、デザイナーの「阿部千登勢」は「川久保玲」に次ぐ、世界でも有名な女性デザイナーとして活躍しています。
TOGA(トーガ)
デザイナー | 吉田泰子 |
スタート | 1997年 |
系統 | デザイナーズ |
メンズメインライン | TOGA VIRILIS |
ブラド解説
1997年に「古田泰子」によって設立されたブランド。
現在はロンドンでコレクションを発表しています。
ネイティブ調のシルバーメタルがバッグやシューズ・洋服のディテールにまで使われており、ブランドの代表的なモチーフともなっています。
人気アイテム
メタル装飾
Number (n)ine(ナンバーナイン)
デザイナー | 宮下貴裕 |
スタート | 1996年 |
系統 | デザイナーズ/ロック |
メンズメインライン | NUMBER (N)INE |
ブラド解説
日本のストリートファッションを牽引したデザイナー「宮下貴裕」によって1996年に設立されたブランド。
ロックやパンクからインスピレーションを受けたアイテムが多く、宮下貴裕在籍当時のアイテムは現在でもアーカイブとして人気を博しています。
2009AWのコレクションを最後に宮下貴裕が脱退し、現在は新体制のチームとなったため熱狂的な人気はなくなってしまいました。
現在は、価格を下げターゲットを変えることで新しい顧客を獲得しているようです。
TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.(タカヒロミヤシタザソロイスト)
元ナンバーナインの「宮下貴裕」が2010年に立ち上げたブランド。
ナンバーナイン時代から強いこだわりをもって作っていた物を、よりアルチザンなデザインで作り上げています。
ナンバーナインから変わらないロックスタイルとレイヤードされた洋服が特徴的なブランドです。
MAISON MIHARA YASUHIRO(メゾンミハラヤスヒロ)
1996年に「三原康裕」がシューズブランドとして設立。
2016年からコレクションラインを「Maison MIHARA YASUHIRO」としてスタートさせています。
デザイン性のある靴は現在も人気で、それと共に独特なセンスとデザインで作られるウェアも人気です。
ミハラヤスヒロの特に有名な技法が「炙り出し」と言われる技法。
靴や財布に付く金具などをレザーで内側にくるように覆い、それを炙り出して浮き出て見えるようにする技法です。
ナチュラル系
ドメブラ代表2ブランド
COMOLI(コモリ)
2011年に「小森啓二郎」によって設立されたブランド。
シンプルで使いやすい日常着でありながら、服好きから絶大な人気を誇っています。
空気を包む込んだようなオーバーサイズで着ることを想定したアイテムが多いですが、どれもが現代のちょうどよいリラックス感ある雰囲気を感じさせてくれます。
限定された生産数と取扱店から、中古価格が定価を超えるほどの人気があり、定番のシャツなどは店頭に並んで数日で売り切れてしまうほど。
定番のコモリシャツの他にも、ベタシャン・タイロッケンと多くの名作を生み出しています。
ここ数年のドメブラの中でもトップクラスの知名度と人気を誇るブランドです!
AURALEE(オーラリー)
2015年に「岩井良太」によってスタートしたブランド。
上記の COMOLI と並んで最近のドメブラの中でトップクラスの人気を誇ります。
気取らないナチュラルなデイリーウェアが特徴で、誰もが着やすい上質な洋服を提供し続けています。
最近のセレクトオリジナルは大体このオーラリーを模したイメージのアイテムが多いですね。
自立するほどに厚みのある生地で作られるTシャツ「スタンドアップTEE」やチェック柄のブルゾンやコートなどが人気です。
その他
YAECA(ヤエカ)
2002年に「服部哲弘」と「井手恭子」によって設立されたブランド。
シンプルでナチュラルなアイテムはメンズ・レディース問わず人気があり、こだわり抜いたベーシックなスタイルが特徴です。
スナップボタンで留めるシンプルなシャツ「コンフォートシャツ」やヨーロッパヴィンテージのコートを基に作られた「アトリエコート」などが現在も人気があります。
シンプルで気取らないファッションを楽しみたい方におすすめです。
ALLEGE(アレッジ)
2011年にデザイナーの「山口亮」によってスタートしたブランド。
「生活の中にある日常着の可能性を追求」というコンセプトを基にニットを中心としたシンプルで肩ひじ張らないウェアを提供しています。
AURALEE や YAECA などと並んで紹介されることも多いですが、この2つのブランドよりも少しだけお手頃な価格設定です。
DIGAWEL(ディガウェル)
2006年に、デザイナー「西村浩平」によってスタートしたブランド。
ナチュラルでシンプルなテイストにユーモアを加えた、ベーシックプラスアルファなデザインが特徴です。
主張すぎないデザインではあるのですが、よくある服でもない。
派手過ぎる着こなしは苦手だけど、シンプル過ぎる着こなしには飽きが着てしまう方にちょうど良いブランドなのではないでしょうか。
定番でリリースし続けているシャツの「STANDARD SHIRT 1」やシンプルですっきりとしたデザインが特徴の財布「GARSON PURSE」などが人気があります。
SUNSEA(サンシー)
「米山忠義」、「米山周子」夫妻が、2008年からスタートさせたブランド。
「NEW ViSION」というテーマでサンシーなりの新しいスタイルを提案しており、モードとはひと味違う新しいファッションを見せてくれます。
限られたセレクトショップでのみ取り扱いがあり、生産数も少ない為、人気アイテムは入手も困難なアイテムが多いです。
その為中古市場でも高額で取引されるブランドでもあります。
Dulcamara(ドゥルカマラ)
2003年に「文化服飾学園」出身のデザイナー「與田尚子」によって設立されたブランド。
柔らかさや丸みを帯びたデザインが特徴的で、ユニセックスで展開しています。
ドゥルカマラと言えば「よそいきシリーズ」
よそいきという言葉通り、外出用の少しカッチリとした雰囲気もありながらドゥルカマラらしいリラックスしたフォルムも併せ持つ人気のシリーズとなっています。
その他にも「よそいきトート」「バルーンT」など人気アイテムがいくつもあるブランドです。
bukht(ブフト)
デザイナーの「橋本哲也」によって2012年に設立されたブランド。
ブランド名のブフトは中東で「良質なラクダ」を意味する言葉として使われており、ロゴにもラクダのマークが刻まれています。
そんな人々の生活に必要なラクダの様な「人々に愛されるブランドづくり」をテーマに生活に溶け込んだ、使い勝手のいいアイテムを提供してくれます。
人気アイテムはワッフルカットソーやニット類。
素朴で使いやすいデザインだけに着る人を選ばないブランドでもあると言えるでしょう。
KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)
2013年より元メンズファッション誌エディターの「児島晋輔」によってスタートしたブランド。
古いフィールドウェアやなどをデザインソースにしており、アウトドアなどからもインスピレーションを受けているそう。
特に生地はこだわりを持って使用しており、クオリティの高い生地を使用できる生産背景を持っています。
バブアーやポーターなどの別注品も展開しており、信頼度の高いブランドであることも分かりますね!
Graphpaper(グラフペーパー)
セレクトショップ1LDKを手掛けたことでも有名な「南貴之」
その南貴之が手掛けたコンセプトショップのオリジナルブランドです。
大人が着る上質なデイリーウェアとして、ファッション通から高い人気を誇っています。
人気アイテムはシャツ類。
1着羽織るだけで様になる、現代のちょうどよいオーバーサイズとリラックス感を蓄えたシルエットが魅力です。
THE HINOKI(ザヒノキ)
COSMIC WONDER(コズミックワンダー)でパタンナーを担当していた二人により、2015年春夏よりスタートしたブランドです。
オーガニックコットンなどの自然由来の素材を使用した洋服づくりが特徴的で、島根県の自然に囲まれた場所で制作するという徹底ぶり。
名前・イメージ・洋服の全てが自然というコンセプトにぴったりのブランドですね。
コンテンポラリー(現代)系
FUMITO GANRYU(フミトガンリュウ)
COMME des GARCONS の1ラインである「GANRYU」のデザイナー「丸龍文人」が独立して2019SSよりスタートしたブランド。
コレクションには丸龍文人の独自の視線で思い描くストリートを投影しており、パタンナー出身らしい独特なシルエットが特徴的です。
身体を全体を覆うようなオーバーサイズのアイテムがコレクションでも目立っていました。
sulvam(サルバム)
yohji yamamoto のパタンナーとして経験を積んだ「藤田哲平」によって、2013年にスタートしたブランド。
ギャバジン素材を多用したり、レイヤードの表現方法など、yohji yamamoto の香りを色濃く残しつつも、大胆に空いた胸元のセクシーさなどは yohji yamamoto にはないアプローチだと思います。
無造作にカッティングされた切りっぱなしのアイテムがコレクションでは多く目立ちます。
THE RERACS(ザ リラクス)
2010年にデザイナーの倉橋直実氏によってスタートしたブランド。
生地とシルエットの綺麗さが際立つパターンメイキングが得意で、上質でキレイメなスタイルを演出できます。
ミリタリーコートやロングコートなど、アウター類に定評があります。
ETHOSENS(エトセンス)
2003年に橋本唯氏が「ETOS」としスタート、その後2007年に改名「ETHOSENS」となりました。
アイテムはシンプルでミニマムな物が多く、それがモードライクな印象に繋がっています。
ボリュームのあるコートやワイドパンツなどに定評があり、人気です。
Toironier(トワロニエ)
2017年秋冬よりスタートした比較的新しいブランドです。
取扱いセレクトショップの数がまだまだ少ないですが、都内では着ている人を良く見かけるくらい人気のアイテムとなっていますし、何よりアイコニックなアイテムが多いので一際目立つブランドでもあります。
トワロニエのその特徴はシャツやジャケットから垂れ下がるストリング(紐)
紐がなびく雰囲気が何とも言えないカッコよさを感じるますね。
特にブロード素材のオーバーサイズシャツはかなりの人気を誇っています。
SYU.HOMME/FEMM(シュウ)
2015年に小野秀人氏によってスタートしたブランド。
個性的なアイテムが多く、比較的トレンドライクな服装がしたい若者向けな展開が多いですね。
ステッチワークを生かしたアイテムづくりが得意なイメージがあります。
CULLNI(クルニ)
2014年に安藤一彦氏によってスタートしたブランド。
比較的最近ヒットしてきているブランドで、独特なカッティングと上質な素材感で魅せる洋服のバランスは多くの服好きを魅了しています。
ロング丈の肌触りの良いシャツや、ジップパーカーが人気のアイテムです。
SOE(ソーイ)
2001に伊藤壮一郎氏によってスタートしたブランド。
東京のあらゆるファッションをミックスさせたテイストを発信しており、長く人気のあるドメスティックブランドです。
プリントアイテムやデザインの効いた一癖あるアイテムが人気で、東京ならではの面白いファッションを構築できるコレクションとなっています。
URU(ウル)
元コムデギャルソンのパタンナーである漆山政春氏によって2011年にスタートしたブランド。
2010年にスタートしたAMAZEから名前を変更して今のURUというブランド名になりました。
パタンナーデザインらしい絶妙なオーバーサイジングニットやシャツなど、現代のトレンドに沿っていながらも独特な雰囲気のあるアイテムを提案しています。
少し面白いデザインだけど、着る人を選ばない。
そんなブランドです。
CLASS(クラス)
デザイナー堀切道之氏が手掛けるブランド。
リアルクローズとアヴァンギャルドの中間を楽しめる面白いコンセプトを持っています。
取扱っているセレクトショップによってこのブランドの印象が大きく変わるのですが、アイテムひとつひとつが全く違った雰囲気を持っているからこそ。
ベーシックなアイテムも良いですが、このブランドの「攻め」を感じるコレクションアイテムもぜひ手に取っていただきたいです。
tac:tac(タクタク)
A-net グループのひとつとして2013年に島瀬敬章氏によってスタートしたブランド。
デザイナーズが好きな人にも古着が好きな人にも両方ハマる、少し異質とも言えるデザインが特徴です。
他にないデザインだけど着やすい、そんなアイテムが多いので着る人を選ばない良さがあるのだと思います。
TEATORA(テアトラ)
2013年から上出大輔氏によってスタートしたブランド。
上出大輔氏はトローブのデザイナーでもあります。
毎日何時間も机に向かって仕事をする人のためのワークウェアブランドという、現代を象徴するコンセプトがあり、そのコンセプト通りのラインナップ。
その中でもコートにパソコンを収納し持ち運べる「デバイスコート」はかなりの人気を誇っています。
ノマドワーカーにもおすすめのブランドです。
stein(シュタイン)
原宿のセレクトショップ「キャロル(CAROL)」のオーナーである浅川喜一郎氏によって2016年にスタートしたブランド。
20代を中心にドメ好きの中で人気が急上昇中のブランドで、今着たい。そんな現代の空気感を服にしっかりと落とし込んだファッションを提案してくれています。
全体的に綺麗目な素材感で、オーバーサイジングのアイテムが多いです。
ROTOL(ロトル)
コンテンポラリーファティーグ(現代の日常生活における戦闘服)をコンセプトに2016年よりスタートしたブランド。
ミリタリーやワークと言った実用的なディテールを持たせながら、現代のファッションであるオーバーサイジングなデザインと上手く融合させたアイテムが特徴です。
LITTLEBIG(リトルビッグ)
原宿にあるセレクトショップ「CANNABIS」の元バイヤー、馬渡圭太氏によって2013年からスタートしたブランド。
セットアップスタイルが特に人気があり、最近のトレンドでもある肩が張ったテーラードをいち早く提案したブランドでもあります。
少しくせのあるファッションアディクトが好むデザインが多いのも特徴です。
SASQUATCHFABRIX.(サスクワッチファブリックス)
2003年に横山大介氏、荒木克記氏によって設立したブランド。
前衛的で遊び心のあるアイテムがブランドの特徴ともいえ、和のテイストやストリートのテイストなどを上手く融合させて表現するのが得意です。
ドメ好きからの幅広い支持を得ているのも、テイストの広さが理由かもしれませんね。
まさにコンテンポラリーなブランドと言えます。
ハンテンジャケットや袴パンツなどが人気のアイテムです。
Jieda(ジエダ)
ストリートからスケート系までニュートラルをコンセプトに展開するセレクトショップ、「KIKUNOBU」のオーナーが手がけるブランド。
モードとストリートテイストが融合したファッションを提案しています。
チェック柄のジャケットやダブルのテーラードジャケットなど、トレンドアイテムが人気です。
THE ドメブラ系
UNUSED(アンユーズド)
2004年創業のドメスティックブランドとしては比較的長い経歴を持つブランド。
現在はユニセックスで全てのアイテムを展開しています。
デザイナー非公開という変わったスタンスでありながらも、展開する洋服はリアルクローズで着やすく落ち着いたデザインの物が多いです。
古着の様な、少しエイジングの効いたアイテムなども多く、ヴィンテージ等との相性もGOOD!!
登場してから現在まで人気を衰えないのは、いい物を出し続けている証拠でしょう。
リジットデニムやモヘアのカーディガンなどのシンプルなデザインのアイテムが定番で挙げられます。
N.HOOLYWOOD(エヌハリウッド)
2002年に東京コレクションでデビューしたブランド。
デザイナーは尾花大輔。
MUJI LABO のディレクションや東京オリンピック聖火ランナーのユニフォームを監修したりと、デザイナーとして大きく活躍している人物でもあります。
N.HOOLYWOOD のデザイン自体は比較的誰もが着やすいデザインが多く、コーディネートを考えずとも決まるような使い勝手の良いアイテムが多いです。
定番アイテムもシンプルなテーラードジャケットやスラックスなどのが多く、細かく作りこまれたディテールで多くのファンを魅了し続けています。
nonnative(ノンネイティブ)
1999年にサーフェン智によってスタートしたブランド。
その後、2001年に藤井隆行がデザイナーとして参加。
「属さない、固有されない」というブランドネームの通りの、柔軟性を持ったアイテム展開がこのブランドらしさでしょう。
ワーク・ミリタリー・アウトドア様々なジャンルを、誰もがなじみやすいリアルクローズに落とし込む巧みさがあります。
定番品が多いわけではないですが、デニムなどのパンツ類の人気が高いです。
YSTRDY'S TMRRW (イエスタデイズトゥモロー)
2017年秋冬より nonnative でアシスタントをしていた管野寿哉によってスタートした比較的新しいブランドです。
少し古着らしさのあるリアルクローズなアイテムを得意としています。
どんなブランドとも馴染む、ストリートなテイストは nonnative から引き継がれた持ち味。
白と黒で編み込まれた「ミックスコード」と呼ばれるディテールが特徴でもあります。
「The Simpsons」コラボはとても人気がありましたね。
FACTOTUM(ファクトタム)
ミリタリーとワークアイテムをメインにリアルクローズなアイテムを展開するブランド。
「八重樫学」「東郷達也」らとともにラウンジリザードを立ち上げた、「有働幸司」によって2004年にスタートしました。
モードでありながらリアルクローズに着られるアイテムが多く、特にデニムはブランドも大事にしているアイテムです。
MARKAWARE(マーカウェア)
「石川俊介」によって2002年からスタートしたブランド。
同じデザイナーによる「marka」がカジュアルラインで、「MARKAWARE」がハイエンドラインという位置付けのようです。
上品でリアルクローズなアイテムが特徴で、素材にこだわった物造りが特徴。
シンプルなアイテムやミリタリー由来のアイテムが人気です。
DISCOVERED(ディスカバード)
「木村多津也」と「吉田早苗」二人によるファッションブランド。
リアルクローズを基に様々な要素を取り入れてコレクションを展開しています。
リアルクローズとありますが、かなり奇抜でモードなアイテムも多く、少し奇抜なファッションのイメージが強いです。
ニットとMA-1をドッキングしたアイテムが人気がありましたね。
KAZUYUKI KUMAGAI(カズユキクマガイ)
1999年春夏に「熊谷和幸」によってスタートした「ATTACHMENT」
その海外向けコレクションとして2007秋冬からスタートしたのがこの「KAZUYUKI KUMAGAI」です。
スタイリッシュなスタイルを提案していて、「ATTACHMENT」よりも少しだけモードよりな印象ですね。
上質な素材感を生かしたフーデットコートやチェスターコート。
レザージャケットやレザーブーツなどに定評があります。
RAINMAKER(レインメーカー)
2013年秋冬にデザイナーの「渡部宏一」によってスタートしたブランド。
京都を拠点としてコレクションを展開しており、京都の老舗テキスタイルブランドの生地を使用したり、京都の工芸とコラボレーションしたりと地域に根付いた物造りをしています。
その為、和テイストの洋服も少なくなく、洋と京都のテイストを合わせて洋服に落とし込んだような、和服のような雰囲気もあり、洋服のスタイリッシュさを感じるアイテムが特徴的です。
スタイリッシュなパンツやコートが特に人気があります!
JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョンローレンスサリバン)
プロボクサー出身という珍しい経歴を持つ、「柳川荒士」によって、2003年に設立されたブランド。
昔も現在も、比較的若者から人気を集めており、10年以上人気が継続している素晴らしいブランドだと思います。
身体のラインが綺麗に出る、細身のテーラードジャケットやデニムパンツなどが主力アイテムで、着る人は選びますが、ドメブラ好きにはたまらないアイテムばかりです。
Mr.GENTLEMAN(ミスター・ジェントルマン)
「PHENOMENON」のデザイナー「オオスミタケシ」と「吉井雄一」によって、2012年春夏からスタートしたブランド。
ベーシックでありながらも、遊び心の効いた捻りのあるアイテムが特徴です。
また、美しいカラーリングもその特徴の一つと言えるでしょう。
ドメブラにありがちな着て行く場所を選ぶ服ではなく、あくまでリアルクローズの中で遊び心を効かせているのがこのブランドの良さですね。
White Mountaineering(ホワイトマウンテニアリング)
「服を着るフィールドは全てアウトドア」というコンセプトの下、アウトドアとリアルクローズを融合させたアイテムを展開しているブランド。
COMME des GARCONS で経験を積んだ「相澤陽介」によって2006年春夏からスタートしました。
「GORE-TEX」を使用したマウンテンパーカーなど、アウトドアならではの機能美を生かしたアイテムが人気です。
m's braque(エムズブラック)
「松下貴宏」によって、2007年にレーベルを統一してスタートしたブランド。
パタンナー出身のデザイナーということで、パターンメイキングに定評があります。
クラシックな雰囲気をまとったアイテムが多く、それでいて王道の形から少し外れたようなディテールが特徴です。
定番で人気のアイテム、HARLEM PANTS(ハーレムパンツ)を見ればこのブランドの雰囲気と良さが伝わるでしょう。
Iroquois(イロコイ)
デザイナーの「吉田誠」によって2003年にスタートしたブランド。
ドレススタイルからミリタリースタイルまで、多くのスタイルをメンズの色気のあるスタイルに落とし込んでいます。
カットソーやキャスケットが定番品として挙げられます。
SISE(シセ)
2007年に「松井征心」と「廣川貴理」によって設立されました。
「少年性」というコンセプトを掲げたユニセックスブランドです。
俳優の「千葉雄大」が着用しているブランドとしても知られていますが、ブランドコンセプトとマッチしていますよね。
白黒などのモノトーンを基調にモードライクな印象もありますが、リアルクローズやストリートをモードよりに製作しているので、ちょうどよいバランス感があります。
ato(アトウ)
「松本与」が1993年からスタートさせたブランド。
「10年先でも世の中の定番として残る服」を目指した物造りをしており、20年以上もブランドが続いてきた理由がそこから伺えます。
テーラードを基調としたスタイリッシュなアイテムが多い印象で、細みで体を綺麗に見せるスタイリングに向いています。
オーバーサイズトレンドの現在は下火ではありますが、それでもファンからの人気が熱いブランドです。
LAD MUSICIAN(ラッドミュージシャン)
1995年に「黒田雄一」が設立したブランド。
「音楽と洋服の融合」をコンセプトに、華やかさとスタイリッシュさを前面に押し出したデザインが特徴です。
ブラックと鮮やかな花柄のコントラストが効いたシャツや、ゆったり着られるのにシャープな印象のセットアップなどが人気のアイテムとなっています。
ANREALAGE(アンリアレイジ)
2003年に「森永邦彦」によってスタートしたブランド。
前衛的でユーモラスなデザインが特徴で、一目でアンリアレイジだと分かるアイテムも少なくありません。
シーズンでコンセプトが変わるので、コレクション自体の雰囲気も変わりますが、ドメブラらしい攻めた服が好きな方にはおすすめです!
NEON SIGN(ネオンサイン)
2009年秋冬よりデザイナーの「林飛鳥」によってスタートしたブランド。
「布芸の追求」をブランドコンセプトに時代に適したオーバーサイズのアイテムやレイヤードアイテムを展開しています。
ワイドのデニムパンツはかなりの人気を博しました。
リアルクローズに着られるストリートよりのドメブラといった印象です。
doublet(ダブレット)
2012年にデザイナー「井野将之」とパタンナー「村上高士」によってスタートしたブランド。
真空パックに入ったTシャツやカップラーメンの中に服が入っていたりと、独特のユーモアあふれるアイテムを展開しています。
また、特に人気があるのは何十にも刺繍を重ねたカオス刺繍と呼ばれるデザイン。
ブルゾンやジャケットなどにカオス刺繍が施されたアイテムは現在でもトップクラスの人気を誇ります。
Children of the discordance(チルドレン オブ ザ ディスコーダンス)
デザイナーの「志鎌英明」と「井ノ川貴之」「木戸亨」の3人によって2012年に設立されたブランド。
MADE IN JAPAN・リメイク・フェアトレードの3つのラインに分かれており、特にフェアトレードというアプローチは珍しさがあります。
バンダナのリメイクシャツや再構築のデニムパンツなど、リメイク物が特に人気です。
BED j.w. FORD(ベッドフォード)
2011年春夏より、「山岸慎平」によってスタートしたブランド。
読み方はベッドフォードです。
「着飾る服」を提案して製作しており、ドメブラらしい普通のファッションとはひとつ違う所で洋服を楽しめるブランドとなっています。
ただ派手に作っているのではなく、計算されて作られるデザインは独特な魅力があり、着る人を魅力します。
Scye(サイ)
デザイナーの「日高久代」とパターンカッターの「宮原秀晃」によって2000年からスタートしたブランド。
リアルクローズでベーシックなアイテムが特徴で、細かいパターンでトレンド感をつかみ、その時々でベーシックなアイテムを展開しています。
マイナーチェンジを繰り返して進化してきたデニムジャケットやブロードシャツ、チノパンなどが人気のアイテムです。
Name.(ネーム)
2010年にディレクターの「海瀬亮」、デザイナーの「清水則之」によってスタートしたブランド。
現在はメインパタンナーとして勤めていた「山田拓治」がデザイナーに、そしてディレクターに「松坂生麻」が就任しています。
芸術的な感性とストリートのルーズさを併せ持った雰囲気があり、Tシャツやスウェット、コートなどにプリントを施したアイテムなど、良い意味でインポートブランドのようなニュアンスを感じます。
tone(トーン)
2013年秋冬より「前出卓久」によってスタートしたブランド。
長く使い続けられる服を提案しており、シンプルで丈夫、そして使いやすいアイテムが多い印象です。
ストリートブランドで経験を積んだデザイナーという事もあって、シンプルで使いやすいストリートよりのドメといった言葉が適切でしょうか。
シンプルで使いやすいアイテムを提案するブランドはナチュラル系のブランドに多いのですが、そのシンプルさをストリートテイストに落とし込んでいる所がこのブランドの魅力ですね。
KOZABURO(コウザブロウ)
2017年に「赤坂公三郎」によってスタートしたブランド。
90年代のストリート・ミュージック・サブカルチャーから影響を受けており、現代のストリートパンクと言えるようなインパクトのあるデザインが特徴的です。
また、トムブラウンでの経験もあり、テーラリングの美しさも魅力的。
日本のストリートらしい不良感と洋服の美しさを表現するテーラリングがマッチした面白いブランドです。
Juvenile hall rollcall(ジュベナイルホールロールコール)
デザイナーの「入江泰」によってスタートした、倒的な個性と独特なデザインが特徴的なブランド。
ウィメンズブランドと言うだけに、メンズのアイテムもどこか中性的な雰囲気があります。
パンキッシュな要素が盛り込まれており、そういったアイテムが定番で人気です。
08sircus(ゼロエイトサーカス)
2010年春夏より、「森下公則」によってスタートしたブランド。
素材や色彩に富んだエレガンスで大人なスタイリングを得意としており、女性からの人気も高いブランドです。
大人なスタイリングを楽しめるスタイリッシュなコートなどが人気です。
the Sakaki(ザ サカキ)
2012年春夏に「榊弘太郎」によってスタートしたブランド。
洋服のテーラリングと和を感じさせるデザインが融合したドメスティックブランドならではのデザインが魅力です。
スタジャンが爆発的な人気を誇っており、探している人も多いアイテムです!
visvim(ヴィズヴィム)
2001年に「中村ヒロキ」によってスタートしたブランド。
フットフェアを中心に展開しており、現在ではトータルブランドとして拡大しています。
日本の技術を全面に押し出したアイテムづくりが特徴で、生産数もかなり絞って展開するアイテムも多いです。
そのため、かなり高額なアイテムも少なくありません。
ヴィンテージのバンダナや古布を用いたダウンジャケットが中古市場でも高値で取引されるほどの人気アイテムとなっています。
新進気鋭系(2022年1月時点)
Wave of Sand(ウェーブオブサンズ)
「赤坂公三郎」によってスタートしたブランドレーベル。
メインラインのKOZABUROの別ラインという位置付けです。
空手着をデザインの着想元にしており、そこから日常着で使いやすい素材や機能性を持たせたデイリーウェアを提案しています。
動きやすさと使いやすさを素材やデザインまで考え込んで作られている、現在の新しいワークウェアと言えるでしょう。
デザインや素材感を考えると、お値段もお手頃です。
DAIRIKU(ダイリク)
2017年に「岡本大陸」によって設立されたブランド。
「ルーツやストーリーが感じられる服であること」といったコンセプトを基に製作されています。
20代後半以上にとってはどこか古さを感じたり既視感があったりするデザインを、現代風に仕上げた、まさにコンテンポラリーなブランドですね!
windows のパロディーロゴアイテムや、20ssのアロハシャツなどが人気がありました。
YUKI HASHIMOTO(ユウキハシモト)
2018年に「橋本 祐樹」によって設立されたブランド。
デザイナーは名門であるアントワープ王立アカデミー出身で、ラフシモンズやメゾンマルジェラでデザインアシスタントなどを経験するなどまさにエリートといった経歴。
独創的でエッジの効いたアイテムが多く、着こなしが難しそうな服も多いですが、核となるテーラーリングの基礎がそれを和らげている印象です。
Kota Gushiken(コウタグシケン)
2019秋冬より、「具志堅幸太」によってスタートしたブランド。
CSM(セントラル・セント・マーチンズ)のファッションデザイン ニットウェア科 を卒業し、その後 DIOR のクチュールラインなどを経験しています。
ニットウェアを中心に展開しており、アート作品と言えるような独特なデザイン性が特徴的です。
ゴッホをモチーフとしたニットなどが話題となりました。
YOKE(ヨーク)
2018年に「寺田典夫」によってスタートしたブランド。
素材やパターンにこだわって作られており、素材感はナチュラルな印象でありながらもサイジングや独特のパターンで現代的な雰囲気のある洋服に仕上がっています。
若者からの人気も高く、新しいブランドの中では人気と知名度がかなり高まっているブランドと言えるでしょう。
3WAY で使用できるデタッチャブルコートが人気です。
TEXT(テクスト)
「MARKAWARE」などを手掛ける「石川俊介」によって、2019年秋冬からスタートしたブランド。
コンセプトは「Farm to closet」農業からクローゼットへ。
オーガニックや伝統農法でつくられた希少な原材料を使用したりと、素材にこだわりつつ、日本の職人の持つ技術を使用したりと、生産に拘りぬいたブランドです。
ANEI(アーネイ)
ヨウジヤマモトなどでパタンナーとして経験を積んだ「羽石裕」によって、2018年にスタートしたブランド。
和洋折衷なデザインが特徴的で、リアルクローズを意識しながらも、独自の感性で作られる洋服たちはかなり構成的です。
日本の羽織をイメージして作られたジャケットなどが人気があります。
Yusho Kobayashi(ユウショウ コバヤシ)
2020年春夏に「小林裕翔」によってスタートしたブランド。
CSM(セントラル・セント・マーチンズ)に在籍中にブランドを設立しています。
パッチワークやニットなどをハンドメイドで作るアイテムが特徴的で、芸術とファッションの中間的なコレクションが魅力的です。
HEUGN(ユーゲン)
2019年秋冬に「小山雅人」によってスタートしたブランド。
「ずっと長く着たいと思える服 」といった物造りの考えのもとひとつひとつデザインされています。
シンプルでしっかりとした作りのリアルクローズなアイテム達は大人の男性にぴったり。
ヴィンテージの洋服などからインスパイアされた物も多く、海外のヴィンテージを日本人に合う作りに変換してくれています。
アメカジ系
ネペンテス系列
ENGINEERED GARMENTS(エンジニアドガーメンツ)
ネペンテスのオリジナルブランドとして1999年に「鈴木大器」によってスタートしたブランド。
ミリタリーやアメリカントレッドをベースとした、いわゆるアメカジを軸とした商品展開で、アメカジ好きからドメブラ好きまでの幅広い人気があります。
アメリカで成功し日本に入ってきた逆輸入的なブランドでもありますね!
「BEDFORD JACKET」や「ANDOVER JACKET」など、ジャケットで人気のアイテムも多く、あとはミリタリーをベースとした「FATIGUE PANT」も根強い人気があります。
NEEDLES(ニードルス)
ネペンテスの創始者である「清水慶三」によって1989年にカプセルコレクションとして、そして2008年から正式にコレクションをスタートしました。
カジュアルなストリートアイテムが多く、若者から30代以上の大人までに幅広く愛されるブランドです。
「トラックパンツ」や「ヒザデルパンツ」などブランドを代表するアイテムは知名度がかなり高いことで知られており、著名人の着用も目立ちます。
ドメブラにはあまりない、アメカジとストリートの両方を上手く取り入れたブランドと言えるでしょう。
South2 West8(サウスツーウエストエイト)
2003年にスタートしたネペンテスのオリジナルブランド。
都会で活躍するアウトドアアイテムを提案しており、「THE NORTH FACE」などの提案に近いですが、「THE NORTH FACE」が「山」とするならば、「South2 West8」はその舞台が「川」と言えるかもしれません。
川釣りをするのに不便がないように作られた「テンカラシリーズ」などが定番品として人気を集めています。
AiE(エーアイイー)
ネペンテスのオリジナルブランドとして「宮本健太」によって、2017年春夏よりスタートしたブランド。
ブリティッシュ・スケート・パンクをメインテーマにしており、生産もニューヨークにこだわって作り続けています。
ネペンテス系ブランドの為、アメカジのカテゴリには入れてますが、その雰囲気は完全にストリートです。
ネペンテスの中の近代ストリート担当といったところでしょうか。
独特なギャザーが入ることで面白いシルエットになる、「PAINTER SHIRT」が定番で人気です。
東洋エンタープライズ系列
テーラー東洋(テーラートウヨウ)
東洋エンタープライズの中で主にスカジャンをメインに作り続けているブランド。
1960年代当時の米軍への納入シェアは90%以上を占めていたこともある、スカジャンと言えばテーラー東洋と言えるブランドです。
現在でもリバーシブルで着用できるスカジャンは高い人気を誇ります。
SUN SURF(サンサーフ)
1970年代に誕生したアロハシャツを中心に展開するブランド。
1940年代~50年代のヴィンテージのアロハシャツを忠実に再現して作っており、抜染やオーバーダイなどの手法を再現して製作しています。
アメカジ好きはもちろん、サーフ系からの支持もあり夏の定番カジュアル服としての需要もあります。
柄によって価格面も大きく異なっており、百虎シリーズなどは高い人気を誇ります。
Style Eyes(スタイルアイズ)
50年代の古き良きアメリカの雰囲気を表現しているブランド。
THE アメカジなテイストが得意なブランドで、ヴィンテージを忠実に再現したボーリングシャツなどが特に有名です。
BUZZ RICKSON'S(バズリクソン)
1993年に東洋エンタープライズの中から生まれたブランド。
ヴィンテージのフライトジャケットを忠実に再現しており、MILL SPEC(軍用規格)に基づいて製作するなど手の込んだ作りが魅力です。
そうした物造りが、ミリタリーレプリカブランドの中でも確固たる地位を築き上げてこれた理由でしょう。
「MA-1」「A-1」「A-2」などのフライトジャケットが特に人気があり、中高年からの指示が熱いです。
SUGAR CANE(シュガーケーン)
1975年にスタートした東洋エンタープライズの中のひとつのブランド。
デニムやワーク系のアイテムを中心に展開しており、拘りぬいたデニムを使用したレプリカジーンズなどは特に人気があります。
デニム系
RESOLUTE(リゾルト)
2010年に日本デニム界の重鎮である「林 芳亨」によって設立されたブランド。
「ドゥニーム」の創始者でもあり、レプリカジーンズ全盛期を支えてきたデザイナーが作るメイドインジャパンのデニムは多くのデニム好きをうならせてきました。
デニムの特徴はヴィンテージの雰囲気漂う生地の起毛感、一目で分かる素材の美しさと手触りがあります。
「710」「711」「712」「713」と4型に絞られて展開されています。
FULLCOUNT(フルカウント)
1991年にスタートしたデニムを中心に展開するブランド。
レプリカデニムの先駆けとしてジーンズ業界を引っ張て来たブランドでもあります。
高級な超長綿のジンバブエ産の綿花を100%使用し、毛羽立った特有の雰囲気が特徴的です。
経年変化でヴィンテージの様な風合いに色落ちしてくれます。
BURGUS PLUS(バーガスプラス)
1997年に設立されたブランド。
デニムアイテムを中心に、ワーク、ビンテージ、ミリタリー、アメカジなどをベースにアイテムを展開しています。
シンプルですが作りこまれたデニムはファンも多く、どんなスタイリングにも合わせやすいジーンズです。
orSlow(オアスロウ)
2005年にデニムの大手メーカー出身の「仲津一郎」によってスタートした国産デニムブランド。
ワーク・ミリタリーウェアを中心に展開しており、メイドインジャパンにこだわった物造りが特徴です。
色落ちが綺麗に出る作りこまれたデニムは、まさにヴィンテージの雰囲気があります。
「BEAMS」で長く取り扱われているブランドでもあります。
BONCOURA(ボンクラ)
古着キュレーターやモデルとしても活躍している「森島久」によって2011年からスタートブランド。
ヴィンテージデニムファンから圧倒的な支持を集めるそのデニムは、長くヴィンテージを見てきたデザイナーだから作れる再現性があります。
トータルファッションを展開していますが、旧式力織機で織られるジーンズは魅力的な一本です。
リーバイスのヴィンテージの名前に模した「XX」「66」「シンチバック」「Z」が定番の4型となっています。
桃太郎ジーンズ(モモタロウジーンズ)
2006年にジーンズカジュアルブランドとしてスタート。
現在では世界的にも有名になった岡山、その岡山の「児島」で職人たちの手によってひとつひとつ作られています。
高級綿花である「ジンバブエコットン」を初めて採用して人気となりました。
現在でも岡山産のデニムの良さを世界に発信し続けています。
その他アメカジ系
Porter Classic(ポータークラシック)
2007年に「吉田克幸」と彼の息子である「吉田玲雄」によって設立されたブランド。
「世界基準のスタンダード」をコンセプトにメイドインジャパンで作られています。
襤褸や剣道着などの日本独自の素材に着目して素材から開発しており、和と洋を合わせたデザイン性が特徴です。
TATAMIZE(タタミゼ)
デザイナーの「八重畑」によって2004年に設立されたブランド。
ヴィンテージのワークウェアをデザインソースに作られており、ヴィンテージ独特の野暮ったい雰囲気を持ちながらも現代で着やすい洋服にアレンジされています。
パターン・裁断・ 縫製・仕上げ、その工程の全てをデザイナー自身が手がけるというのも拘りぬいたポイントです。
毎シーズン素材を変えて展開しているワークキャップは定番として人気を誇っています。
POST O'ALLS(ポストオーバーオールズ)
1993年に「大淵毅」が創業したブランド。
アメリカ生産に拘りを持っており、ニューヨークを拠点としていましたが、2019年から東京に拠点を移し、メイドインジャパンで物造りをしています。
ヴィンテージのワークウェアやミリタリーをデザインソースにしたアイテムが特徴です。
エンジニアーズジャケットやワークベストなどワーク系の定番品を多く展開しています。
HOLLYWOOD RANCH MARKET(ハリウッドランチマーケット)
1975年に「株式会社聖林公司」が立ち上げたショップで、そのオリジナルブランド。
ハリランなどの愛称で親しまれ、90年代には BEAMS などと並んでアメカジを取り扱うショップとして人気を博しました。
インディゴアイテムが特に定評があり、アメカジの系統が好き方は必ず刺さるアイテムを展開しています。
REMI RELIEF(レミレリーフ)
2008年から「後藤 豊」によってスタートしたアメカジブランド。
普通のアメカジではなく、ヨーロッパから見たアメリカという独自の視点で洋服を制作しています。
その為か、野暮ったさの中にどこか品のあるデザインが多いように感じます。
特にデニムは人気で BEAMS で長く取り扱われている印象です。
ANACHRONORM(アナクロノーム)
2004年より「田主智基」によってスタートしたブランド。
「次なる時代の新たなヴィンテージの創造」をコンセプトに、ヴィンテージのディテールを現在のデザインに昇華させたアイテムを展開しています。
エイジングやダメージ加工が施されたデニムなどに定評があり、職人の手によって一つ一つ作られるアイテムはまるで何年もの時代を歩んできた服のようです。
WARE HOUSE(ウェアハウス)
1995年に「塩谷兄弟」によって設立されたアメカジブランド。
ヴィンテージを忠実に再現したジーンズを中心にスウェットやネルシャツなど、アメカジアイテムを中心とした商品展開を行っています。
アメカジ好きからの支持も厚く、日本のレプリカブランドとしてもすぐに名前が挙がるほど。
ヴィンテージのジーンズを再現した「1001XX」がブランドのフラッグシップモデルとなっています。
KAPITAL(キャピタル)
岡山の小島で創業され、ブランドとしては「平田俊清」によって1995年にスタートしました。
ヒステリックグラマーなどの OEM を手掛けていた会社がオリジナルとして展開を始めたのが今の「KAPITAL」です。
ジャパンメイドの確かな物造りの良さがありつつ、世界に通用するデザイン性も兼ね備えたブランドで、最近では海外のラッパーが着用したことから、ストリート界隈でも人気があります。
デニムはもちろん、ボーンデザインやスマイル柄などアイコン的なデザイン物も人気があります。
Dry Bones(ドライボーンズ)
古着屋である、「タズルタズル」が1992年からオリジナルブランドとしてスタートさせたブランド。
アメカジという括りでカテゴライズされやすいですが、カジュアルからクラシック、パンクロックなどといった幅広いジャンルでアイテムを展開しています。
そんな幅広いジャンルの中に和のテイストを注入して新しいファッションを提案しているのもこのブランドの特徴でしょう。
セルビッチの色をパープルとピンクにした「寿司耳デニム」というユニークなアイテムがブランドの代表的なアイテムとなっています。
KATO`(カトー)
「加藤博」によって1999年にスタートしたブランド。
RRLで10年間素材開発に携わってきた経験を基に、ヴィンテージの仕様とオリジナルのデザイン性を兼ね備えたデニムを中心にアイテムを展開しています。
比較的ベーシックなアメカジアイテムが多いのですが、そのどれも素材に拘りぬいたものばかり。
ヴィンテージ好きよりも服好き、ファッション好きにはまるアメカジブランドです。
アウトドア系
MOUNTAIN RESEARCH(マウンテンリサーチ)
「小林節正」によって2006年からスタートしたブランド。
全身は「GENERAL RESEARCH(ジェネラルリサーチ)」
徹底されたリサーチの物と作られるブランドで、山にフォーカスを当てて作られています。
高い機能性と裏付けされたデザイン性が特徴です。
動物の刺繍がブランドのアイコン的な要素となっています。
nanamica(ナナミカ)
2003年にショップ「nanamica」のオリジナルとしてスタートしたアウトドアブランド。
高い防水性を誇る「GORE-TEX」などの高機能素材を日常着に落とし込んだアイテムが特徴です。
「THE NORTH FACE」とのコラボラインである「THE NORTH FACE Purple Label」も展開しており、日本のアウトドアブランドの代表格としても大きく成長しています。
高機能な素材を使いながらも、シンプルでベーシックなアイテム展開が服好きからの支持を集める理由です。
DAIWA PIER39(ダイワピア39)
釣り具のトップブランドである DAIWA(ダイワ)が BEAMS とタッグを組んで誕生したブランド。
「大自然」と「都会をシームレスに繋ぐ架け橋」をテーマに2020年からスタートし、現在はアイテムがリリースされると即完売するほどの人気ブランドとなっています。
釣り具メーカーらしく、フィッシングファッションを根幹には置いていますが、都会的にアップデートした魅力あるデザインが特徴です。
and wander(アンドワンダー)
東京発のアウトドアブランドとして2011年にスタート。
洗練された機能的なデザインが評価され、サコッシュなどの小物からダウンジャケットまで幅広いアイテムが人気となっています。
本格的なアウトドアアイテムからシティウェアまで、日本の各ファッションシーンに適したアイテムをゲットできます。
NANGA(ナンガ)
1941年に誕生した国産羽毛商品メーカーが作る日本のアウトドアブランド。
羽毛メーカーならではの高い技術力で海外アウトドアブランドに負けない高品質なダウンアイテムを展開しています。
ナンガの代表作である「オーロラダウンジャケット」は無駄を省いたシンプルなデザインで、タウンユースにも適したしようとなっています。
ストリート系
C.E(シーイー)
2011年に「Sk8thing」「トビー・フェルトウェル」「菱山豊」の3人によってスタートしたブランド。
裏原系を牽引してきた「グッドイナフ」や「アベイシングエイプ」のグラフィックデザイナーとして携わってきた「Sk8thing」のデザインセンスは「C.E」でもいかんなく発揮されており、ひときわ目立つデザインとストリートにウケるシルエットで多くの服好きを魅了してきました。
グラフィック系のアイテムが特に人気で、ブランド名が記されたロゴがブランドアイコンとなっています。
F-LAGSTUF-F(フラグスタフ)
2014年に東京を拠点に「村山靖行」によってスタートしたブランド。
ユーモアのあるデザイン性と「エヴァンゲリオン」や「ドラゴンボール」などの斜め上のコラボが人気を博しています。
男女問わず人気があり、デザイン共にボーダレスな物造りが特徴です。
ゆったりした今の若者にぴったりのストリートブランドです。
FACETASM(ファセッタズム)
2007年に「落合宏理」によってスタートしたブランド。
ストリートスタイルとドレススタイルを融合させたスタイルを得意としており、現在のラグジュアリーブランドに近い提案をし続けています。
また、コレクションの90%以上をオリジナルの生地で制作しており、ストリート系には珍しい素材への拘りもうかがえます。
ALMOSTBLACK(オールモストブラック)
2015年秋冬に「中嶋峻太」「川瀬正輝」の二人によってスタートしたブランド。
「ポストジャポニズム」のコンセプトの元服作りをしており、日本独特の文化と洋服をミックスさせた前衛的かつデザインが高く評価されています。
モノトーンカラーをアイテムの主体に置いている為、モードな印象を受けやすいですが、そういったカテゴリにとらわれないデザイナー自身が上がる服を作り続けているのが特徴です。
MYne(マイン)
2016年に「MIHARA YASUHIRO(ミハラヤスヒロ)」から派生した、モード・ストリート・スポーツを軸において展開するブランド。
ストリートシーンに映えるエッジの効いたデザインとスポーティなアイテムが特徴で、海外でランウェーでのコレクションを展開しています。
フォトTやトラックパンツなどストリート定番アイテムの展開が多いですが、通常のストリートブランドとは違ったデザイナーズのストリートを感じ取れるブランドです。
SOPHNET.(ソフトネット)
1998年に「清永浩文」によってスタートしたブランド。
ミリタリーやアウトドアの機能性を取り入れつつ、シンプルでミニマムなデザインが特徴です。
長い間ファンを獲得し続けてきており、ストリートカジュアル全盛期の時代から今まで生き残ってきているのは軸をブラさずに展開してきたからこそ。
現在では洗練された大人のストリートブランドといった印象が強いです。
BEDWIN & THE HEARTBREAKERS(ベドウィン&ザ・ハートブレイカーズ)
2004年に「渡辺真史」によってスタートしたブランド。
ストリートとアメリカントラッドをミックスさせたデザインが特徴で、ストリートでありながら、ややキレイ目なスタイリングができるブランドでもあります。
ワークウェアブランド「Dickies」とのコラボアイテムであるクロップド丈のチノパンが定番アイテムです。
裏原宿系
A BATHING APE(エイプ)
1993年に東京の原宿で「NIGO」によって創業されたブランド。
裏腹系という言葉を定着させたブランドとしても知られており、1990年代から2000年代初期は芸能人の着用なども多く、爆発的な人気を誇りました。
現在では日本の見ならずアジア圏での高い人気を誇っています。
エイプが生み出したカモフラージュ柄の「ベイプカモ」やフードにサメのデザインを装った「シャークフーディ」など数多くの名作を生み出しているのも、APE の凄さでしょう。
WTAPS(ダブルタップス)
1993年に東京の原宿にて「西山徹」を中心に前身である「FORTY PERCENT AGAINST RIGHTS」をスタート、その後1996年に「WTAPS」として再スタートしました。
当時加熱した原宿系の代表的なブランドのひとつで、グラフィックやスケートなどのカルチャーをバックボーンに、多くのストリートアイテムを展開しています。
なかでもミリタリーアイテムを得意としており、MA-1やファティーグ系のアイテムは完成度も高く、リセールバリューも高額。
大人がカッコよく着られる裏原系ブランドです。
DESCENDANT(ディセンダント)
「WTAPS」のデザイナーである「西山徹」と、妻である「西山美希子」によって2015春夏よりスタートしたブランド。
トラッドをベースとしたアイテム展開で、トレンド関係なく普遍的に着られる洋服を提案しています。
誤解を恐れず言うなら、裏原世代の家族に向けた洋服といったところでしょうか。
クジラのロゴがアイコンマークとなっています。
NEIGHBORHOOD(ネイバーフッド)
1994年に「滝沢伸介」によって東京の原宿に設立されたブランド。
ブランドコンセプトは「モーターサイクル、ミリタリー、アウトドア、トラッド等の要素を独自の解釈で昇華したベーシックな服作り、またそのライフスタイルの提案」で、ルード要素のある男らしいカッコイイアイテムが多いのも特徴です。
代表的なアイテムにレザージャケットやダメージ加工デニムなどがあります。
裏原ブームを支えてきたことでも知られており、現在でも人気が継続しているブランドです。
ルード系
HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)
1984年に「北村信彦」によってスタートしたブランド。
60年代~80年代のロックミュージックや芸術・文化からインスピレーションを受けており、当時のアーティストやヒッピースタイルなどがヒステリックグラマーのイメージに深く結びついています。
スタッズやヴィンテージ加工を施したデニムや細身のTシャツなどがブランドの定番アイテムで、オーバーサイズ全盛期の現在も一貫した物造りを貫いています。
WACKO MARIA(ワコマリア)
2005年に「森敦彦」と「石塚啓次」によって立ち上げられたブランドです。
ブランドのキーワードは「女と音楽、酒にハット」
「自分が女ならきっとこんな男に惚れる」といった観点からの物造りをしており、潔い考え方で作られたデザインに惹かれる男性が続出しました。
現在のルード系の代表的なブランドです。
ミリタリージャケットなどの男臭いアイテムから、「天国東京」というロゴの分かりやすいアイテムまで、幅広いデザインのアイテムが人気となっています。
専業系
crepuscule(クレプスキュール)
2012年春夏よりスタートしたニット専業ブランド。
上質で拘りぬいた素材、そして今のトレンドでささるリラックス感のあるシルエットで急激に人気となったブランドです。
天然素材を中心とした素材で、サイジングも大き目の作りの為、着心地も良く楽に着られるニットウェアが特徴。
若者を中心にアパレル界隈での人気が高いブランドですね!
代名詞的なアイテムである鹿の子編みのスウェットは間違いない一着です。
YASHIKI(ヤシキ)
2014年に「矢鋪彩義」によってスタートしたニットウェアブランド。
古くから繊維産業が盛んな北関東の両毛地区で生産されるニットを使用しており、質の高さがその大きな特徴となっています。
デザイナーの出身地である、石川県の風景や文化を感じさせる柄やディテールをニットに落としこんでおり、スタイリッシュというよりも、どこか田舎の雰囲気を纏っているような、あるようでない独特な雰囲気をもったニットです。
TUKI(ツキ)
2004年に「原田浩介」「則武佐世子」によってスタートしたユニセックスのパンツ専業ブランド。
抜群に綺麗なシルエットとハイクオリティなオリジナル素材は、多くの服を見てきた、目の肥えた大人たちを魅了しています。
ユニセックスで履ける独特なシルエットは見る人が見ればすぐに「TUKI」だと分かる特別なデザイン。
チノパンからデニムまで様々な素材で展開されています。
NEAT(ニート)
2015年に「西野大士」によってスタートしたパンツ専業ブランド。
立体的なシルエットと、独自の素材使い、そして「ブルックスブラザーズ」のPRを長くし続けてきたデザイナーの感性から作られた独特だけどやりすぎないパンツが特徴です。
「トップスはTシャツ、足下はスニーカー、でもパンツだけはきちんとしたもの穿く。それだけで上品になるから。」
そんなコンセプトで作られたパンツはどんなスタイリングにもなじみ、ファッションで肩ひじ張らない大人の男性に好まれるブランドとなっています。
SH(エスエイチ)
セレクトショップ「1LDK」出身の「関隼平」によって2018年秋冬シーズンからスタートしたシャツ専業ブランド。
通常のシャツだけでなく、Gジャンやフライトジャケットなどもシャツ地で作り上げており、シャツの丁寧な縫製や生地などを全面に表現しています。
シャツブランドらしく、生地とシルエットで魅せるシンプルなアイテムが多く、シャツ好きにはたまらないブランドです。
Sans Limite(サンリミット)
コムデギャルソンシャツでパタンナーを務めていた「門田雄介」によって、2012年にスタートしたブランド。
シャツを中心に展開するブランドで、シンプルでミニマムなデザインが特徴です。
至って普通の白シャツなのですが、着たら分かるその雰囲気はまさに玄人好み。
服好きに好まれるブランドです。
FilMelange(フィルメランジェ)
2007年春に始動したカットソー専業ブランド。
カットソーの原料である綿の選定から糸や素材全てを徹底して自社開発しており、素材に対するこだわりを強く持っているブランドでもあります。
デイリーに使えるベーシックなアイテムが特徴で、いい物を知っている大人だからこそハマるブランドと言えるでしょう。
カットソーだけでなく、パーカーなども定番として人気を博しています。
LOOPWHEELER(ループウィラー)
1999年に「鈴木諭」が立ち上げたスウェットシャツブランド。
昔ながらの吊り編み機を使用した製造方法が特徴で、吊り編みでしか作ることができない丸胴編みのアイテムを展開しています。
日本の正統派なスウェットブランドとして、長い間高い人気を誇り、「BEAMS」との別注品も定期的に行っています。
ファクトリーブランド系
CURLY(カーリー)
香川県にある「川北縫製」という会社が2009年に立ち上げたカットソーを専門とするファクトリーブランド。
元は手袋を製造していた工場がデザイナーを招き入れてスタートしたのが始まりです。
全てのアイテムをカットソーで作っており、ファクトリーブランドならではの確かな素材とコスパの良い価格が注目を集めています。
シンプルでベーシックなアイテムが多く、着る人・場所を選ばないデザインが特徴です。
BATONER(バトナー)
山形にて様々なメゾンブランドのニットウェアを手掛けてきた「奥山メリヤス」によるニット専業のファクトリーブランド。
ファクトリーならではのニット正常技術と価格の安さがウリで、シンプルながらも長く着られる普遍的なデザインが特徴です。
畦網のニットがこのブランドの代表的なアイテム。
AURALEE のニットなどもこのファクトリーが手掛けているそうです。
WRAPINKNOT(ラッピンノット)
日本有数のニットメーカーである「ウメダニット」が2012年春夏よりスタートしたファクトリー由来のブランド。
OEMとして名だたるブランドの製造を請け負ってきたメーカーだけに、生産背景はもちろん、多くの蓄積があり上質なニットだけでなく、特殊なニットも製造することができます。
ファクトリー系ブランドが出すアイテムは比較的シンプルな傾向がありますが、ラッピンノットはどちらかというと少しひねりの効いたアイテムも展開するイメージ。
色々なブランドのアイテムを作ってきたファクトリーならではの物造りだと思います。
クラフト(手作業)系
山内(ヤマウチ)
2010年に「山内章弘」がスタートさせたブランド。
全てのアイテムを日本人の手作業で作り上げるという、洋服としては手間のかかる工程で制作しています。
定番は愛知県名古屋市の有松地方伝統の「有松絞り」という技法をもちいた「有松塩縮加工リネンシャツ」
和紙のシワ感の様な、どこか和を感じるどくとくのシワが特徴です。
Hender Scheme(エンダースキーマ)
2010年に「柏崎亮」によって東京で設立されたレザーブランド。
ヌメ革を使ったアイテムを得意とし、浅草の職人技術でひとつひとつ作られています。
デビューして2シーズン目から始めた、名作のスニーカーをレザーで表現するオマージュシリーズが瞬く間に人気を博し、ブランドの代名詞的アイテムとなりました。
その他にも、財布やバッグなど多くの名作も多く生み出しており、色々なセレクトショップで取り扱いのあるブランドでもあります。
ARTS & CRAFTS(アーツアンドクラフツ)
2006年にスタートしたバック・小物ブランド。
「FUNCTIONAL BEAUTY(用の美)」をテーマに長く愛用できる洗練されたアイテムを手仕事で生産しています。
レザー製で使い勝手の良いお財布は愛用者も多くブランドの定番品。
その他にもキャンバス生地のトートバックなどが定番品として人気です。
アルチザン系
ARAKI YUU(アラキユウ)
「荒木勇」によってスタートしたブランド。
ボタン一つに至るまで、全ての洋服のディテールをハンドメイドで制作し、雰囲気と細かいディテールを重要視して洋服つ作り上げるまさに職人気質と言えるアルチザンなブランドです。
比較的若いデザイナーのアルチザンブランドですが、細部まで拘りぬかれたデザインは多くのファッションギークをくぎ付けにしています。
シャツから始まったブランドなので、まずはシャツから手に取りたいところ。
GARMENT REPRODUCTION OF WORKERS(ガーメンツリプロダクションオブワーカーズ)
2009年に設立されたブランド。
100年前のヴィンテージワークウェアをデザインソースに、パターンを起こして、昔の風合いや雰囲気を再現して作り上げています。
拘りぬいた生地感はまさにヴィンテージのそれ。
アルチザンな物造りを強く感じるブランドです。
Quilp(クイルプ)
2008年に「森下正雄」によってスタートしたブランド。
モードとアルチザンの相反する二つの要素を合わせて表現される物造りは特別なアイテムとなります。
シューズブランドとしてスタートしましたが、現在はトータルブランドとしてアイテムを展開。
ベーシックでブリティッシュなアイテムが特徴で、少し遊び心のあるデザインも兼ね備えています。
Midorikawa(ミドリカワ)
2017年に「緑川卓」がスタートさせたメンズブランド。
リボンテープや切りっぱなしデザインなどのデコラティブなディテールが特徴で、前衛的なデザインが魅力です。
細部にまでこだわった妥協のない物造りは芸術品の様な洋服を生み出しています。
ミドリカワの得意アイテムはなんと言ってもシャツ。
アバンギャルドなデザインですが、コーディネートに取り入れやすいアイテムです。
taichimurakami(タイチムラカミ)
アルチザンブランドのひとつ「m.a+」でパタンナーとしての経験をもつ「村上太一」による自分の名を冠したブランド。
デザイナー自身が生地を糸から選ぶほどの徹底したこだわりを持ち、とことん突き詰めた素材作りこそがこのブランドの特徴といってもいいでしょう。
身体にぴったりと沿うような細身なデザインが多いアルチザンブランドの中ではゆったりとしたシルエットも人気の理由です。
また、洋服だけでなく細かなデザインが施された眼鏡も人気のアイテムとなっています。
終わりに
以上、ドメスティックブランドをまとめて紹介させていただきました。
かなり膨大な量になってしまいましたが、お気に入りのブランドは見つかったでしょうか?
ドメスティックブランドだけでもこれほど大量にあるので、ぜひ自分が好きなブランドを見つけてファッションを楽しんでいただけたらと思います。
また、もしこれらのドメスティックブランドを売りたい場合はコチラの記事を参考にすると、高く売れるかもしれませんよ!
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古着の買取をメインに行っているセカンドストリート。 よく利用しているお店ですが、その買取金額はリユース業界でも屈指の物です。 僕自身が買取を何度もしてもらって、その結果やオススメする理由などについてご ...
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それでは以上になりますが、ドメスティックブランドを見つけるうえでの参考になれば幸いです。
ではまた。