YouTuber や インスタグラマーなど、最近では多くのインフルエンサーが注目を集めています。
その中でも「ファッション」は特にインフルエンサーマーケティングが重要なジャンルです。
しかしながら、インフルエンサーがオススメするもの全てが良いわけではないはずです。
今回はそんなインフルエンサーについて最近僕自身が感じたことについてお伝えしたいと思います。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
今回は個人的に感じたインフルエンサーマーケティングについて。
最近思うことがあったので、記事にさせていただきました。
インフルエンサーとは?
インフルエンサーとは主にSNSなどで情報発信をし、世間に対して大きな影響を与える人物の総称として使われます。
ファッションに対する影響力の大小は様々で、海外ラッパーやアーティストなどは絶大な影響力がありますし、日本のインスタグラマーやYouTuberなども国内では大きな影響力を持っています。
実際にインフルエンサーが物を紹介するだけで、在庫がなくなり中古相場が大きく変動することもざらですし、今では大手アパレル企業がインフルエンサー枠として、一定数のフォロワーを持ったインフルエンサーを新卒で採用するといった取り組みも行っています。
世界的な影響力を持つ人だけでなく、国内のインフルエンサーでも大きな影響力と販売力があると認知されてきているんですね。
以前は、有名セレクトショップや古着屋さんにカリスマと呼ばれた人たちがいたように、現在のSNSの普及で違った形、「インフルエンサー」として登場してきたという事でしょう。
インフルエンサーが紹介する物は全て良い物なのか?
さて、ではそんなインフルエンサーが紹介する物は本当に良い物なのか。
これは受け取る側次第の所もあるので確実な事は言えませんが、全てが良い物だけというわけではです。
インフルエンサーによっては、ステマをしている人もいなくはないでしょうし、お金をもらってアイテムやブランドを紹介するなんてのは当たり前の事です。
それがいい物でなくても紹介してしまう。
そんなこともあるかもしれませんね。
また、個人的に知っているそれなりに視聴者のいる古着系youtuber が買い付けしたブランド古着を紹介し、自社サイトで売っているという事をしているのですが、その買い付け先が目と鼻の先の別の古着屋さんで、それを転売しているだけと言う物でした。
別に古着屋なんてのは転売は当たり前のことで、転売で成り立っている業種こそ古着屋です。
言ってしまえば、全ての古着屋さんが転売屋さんですし。
適正価格での転売は自分も仕入先もお客さんも喜ぶので、資本主義の上では必要だと思います。
なのでそこに物申したりすることは一切ないのですが、びっくりしたのはその価格。
相場くらいの価格で買付した洋服を、相場の倍以上で販売していました。
買付先が数百メートルほどしか離れていない古着屋でです。
実際にそれで売れるからその価格なのだろうとは思いますが、それを知らずに買っているお客さんが少し可哀想に思えてしまいました。
youtube でインフルエンサーとして発信しているからこそ、その価格で売ることができているのは分かるのですが、本来であれば半額で買えた品物です。
それをインフルエンサーとしての立場を利用して売っているように感じてしまいました。
たくさんある古着の中からいい物を選んでくれる「ピック代」として考えると高くはないのかもしれません。
また、それに対して購入した側も納得していればよいのかもしれません。
ですが、消費者側がどこかインフルエンサーと言う物を信用しすぎて盲目的になってしまっているのではないか。
そう思ってしまいました。
今の時代だからこそ、本当に良い物をや適正価格の物を見つける力や目を身に着けるべきだと思います。
インフルエンサーが悪だと言いたいのではなく、自分で見極める力を持つというのがファッションでは大事。
それを強く伝えたかったんです。
もちろん、インフルエンサーの中には有意義な情報を発信してくれる人もたくさんいます。
新しいブランドの発見をさせてくれたり、youtube などで配信してくれることで、近くに取り扱いがないブランドや洋服を実際に画面を通してみることができます。
これって、すごくいい事だと思いますし、アパレルにとってもこれから大事な産業になってくることだと思います。
そんなインフルエンサーの人がもっと活躍してくれるようになればと思っています。
僕自身にそこまでの影響力はないですが、これからも古着の事などを詳しくお伝えすることができればよいなと思います。
それで皆さんに、今後も良い古着ライフを送っていただければと思います。
それでは以上になりますが、インフルエンサーについて考えるうえでの参考になれば幸いです。
ではまた。