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服をデザインするって文化を作るって事なんだなぁと思った話。

2017年3月6日

運良くあるデザイナーさんのお話を聞く機会がありました。

その中で感じたことなどを今日は共有していきたいと思います!

どうも!

古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!

先日の事なんですが、あるデザイナーさんのお話を聞く機会がありました。

その中で色々なお話を聞けたのですが、たくさんの興味深いことを伺いました。

まず、僕自身はファッション関係の仕事をしたことはないので、服を作るという事に関してはど素人です。

そんなど素人目線から見ると、なぜこんなに高いんだと思える服ってたくさんあるんですよね。

同じような素材を使っているのに、ブランドごとに価格が違いすぎる。とか。

このブランド、前はもっと安くなかったか?とか。

 

ですが、その服ひとつひとつに色々なしがらみが絡んできて、そこでどうやって服を作っていくのかと言うお話を聞いて、まだまだ自分は服のバックグラウンドを見ることができてなかったんだなぁと感じました。

 

現在日本の生産背景において、人材不足がかなり進んでいるようです。

情報雑誌やネット等でそういった話は知っていたのですが、実際に当事者から聞くのはもっと深刻そうなお話でした。

安いからと中国などのアジア圏に縫製を依頼し、中国の平均賃金が増した今、日本に帰ってきているんですね。

日本を一度離れてしまったことによる産業の空洞化が進み、縫製工場の獲得が難しい。

そうして、服を作るのにコストがかかってしまっているようです。

もちろん、作る物にもよるのですが、安く作るのが難しい物は増えているようです。

この話を聞いて確かに最近 made in japan を語る服が増えてきたなぁと感じていたのですが、ただ単に日本に戻ってきているのかなぁとも思いました。

中国などに比べ日本の縫製は綺麗に仕上がるらしいのですが、made in japan だけを大々的に打ち出すブランドやアイテムはそこにしか服のアピールポイントがないのかなと感じます。

 

ネット通販などのアイテム説明で、もっと細かい分かりやすいアピールポイントを記載してほしいところです。

 

少し話が変な方向に進んでしまいましたが、服のデザインだけでなく、バックグラウンドをもっと知ることで、ファッションをもっと知ることができるんだと強く感じました。

 

また、ファッションが大好きな自分としては、服が安いのはいいことでもあるのですが、ファッション全体にとっては必ずしもプラスではないと改めて認識しましたね。

 

もう一つ、かなり衝撃を受けたお話が、トレンドを生み出す過程についてです。

トレンドってやっぱりデザイナーさんの手によって生まれる物なんだとすごく感銘を受けたのですが、そのデザイナーさんにとっては自分の好きな物を好きなように作っているらしいのです。

今自分の着たい物、周りとは違う服。

そういった物を自分で作っていて、その時はあまり売れないんだそうです。

ですが、2・3年後その服が急に売れ出すことがあるんだそうです。

それこそトレンドを作り出す過程なんだと話を聞いてすごくワクワクしました。

やはりデザイナーさんは流行の2手3手先を行っていないといけない、トレンドを自分で作り出しているんだと認識しました。

そうすることで、インフルエンサーに響き、広がりを見せていくんだなと。

また「楽しく作っている」というところに、デザイナーさんのすごさを感じたのですが。

ここまでいくと、やっぱりセンスなんだろうなぁって感じますね。

オシャレなファッションはセンスではないと思っていますが、トレンドを生み出すのはやっぱりセンスだと思います。

ない物を作るってすごい・・・。

本当にそう感じました。

もちろん、このデザイナーの方だけがトレンドを造っているのではありません。

たくさんのデザイナーさんの感性が重なり合って、東京のスタイル、日本のスタイルを形成しているんです!

 

以上。

ただ書き連ねただけになりましたが、

服をデザインするって文化を作るって事なんだなぁと思った話でした。

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ブログ歴7年。 古着屋勤務歴5年。 デザイナーズからビンテージまで幅広く色々な服が好きなので、このブログでも幅広いテーマで発信中です!

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