最近温かい日も増えて春を意識しだす今日この頃ですね。
3月に入ったばかりですが、今の時期から衣替えを考えたワードロープを作っていきたいところです。
そのためにも大まかな2017年春服のトレンドや、トレンドカラーから見る着こなし方を見ていきたいと思います。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
2017年春のトレンドを見ていきたいと思いますが、2017年全体のトレンド予想はこの記事に書かせていただきました。
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全体が気になる方はこれから読み進めてみて下さい!
トレンドカラー
2016年~2017年のトレンドカラーとしては「ペールピンク」「ベビーブルー」があげられます。
「ペールピンク」「ベビーブルー」は淡い色彩で、どちらも優しい印象がありますね。
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この記事でメンズでもサーモンピンクが流行色である事と、オススメのピンクアイテムを紹介しています。
サーモンピンクはペールピンクよりも少しだけ色彩の強い色。
服単体で見ると、あまり両者の違いは分からないかな。
また、ベビーブルーも取り入れやすい色として、インディゴ素材があげられますね。
濃いインディゴではなく、全体的にむらなく色落ちしたインディゴです。
今年のユニクロUでは大きくピックアップされていたインディゴアイテムですが、この流行色の流れが大きいでしょう。
ユニクロの物は正直そこまでオススメしませんが、他ブランドの薄いインディゴカラーの物を探してみようと思います。
流行色って勝手に誰かがこの色がいいんじゃない?って感じで出来上がっていくものではなく、インターカラー(国際流行色委員会)で2年前から協議されているんです。
そこからファッションだけでなく、産業まで含めた幅広い分野に発信されます。
またその委員会に「日本流行色協会」という日本の機関も参加していて、そこから日本にも発信されているんですね。
それを元に生地屋さんが生地を作ったり、コレクションで発表するようなデザイナーズブランドが取り入れたりするという事なんです。
勝手に出来上がるものなのでは無く、人の明確な意思によって出来上がるものだという事です。
トレンドカラーの取り入れ方
さて、ではそんなトレンドカラーをどのように取り入れようかと思った時に、白との組み合わせが有効です。
ペールトーンの淡い色は、白と組み合わせることで浮きすぎずコーデに馴染みやすくなります。
ですので、どこかに白と入れてあげると簡単にまとまるかと。
今年のトレンドカラーはどちらかと言うとレディースに取り入れられてきた色。
ピンクなんて、ファッションに取り入れると聞いただけで難色を示す方もいます。
ですが、今年はジェンダーレスの流れも引き継いでいるので、メンズでも取り入れやすいはず!
積極的に使っていくといいでしょう。
着こなしとしてはこのような感じ。
白を効果的に使う事で、ペールピンクとベビーブルーの淡い色が浮きすぎない印象になります。
春にこのような着こなしをすることで、季節感に合ったクリーンな装いができるかと!
また、ピンクを前面に押し出したような着こなしが苦手なら、面積少なめにアクセントカラーとして取り入れると簡単かと思います。
こんな感じはかなり難易度高め。
間違いなく突っ込まれるでしょう。
このように面積小さめに取り入れることで、変に強調しすぎずにコーデに馴染みます。
それでも苦手なら小物類を使うのも手ですね!
帽子などは外出中でも取ったりできるので、使い勝手が良いと思います!
まぁ頭って結構目立つ部分ではあるので、アクセントになりすぎるかもしれませんが。
長々と解説しましたが、「流行色だから絶対に使わないといけない」ってわけじゃないので、差別化したいなと思ったら取り入れる程度でいいですよ!
それではここからは流行アイテムや着こなしを見ていこうと思います!
開衿(オープンカラー)シャツ
今年取り入れやすいトレンドとしてオープンカラーシャツがあげられます。
衿が開いているディテールのシャツですね。
そう、ユニクロUからも出ているんです!
セレクトショップを回ってみても、ちょこちょこと見かけましたね。
アイテム単体で見ると、気にならないようなディテールですが、実際に着てみると、一枚で着てもどこか普通と違う変化のある着こなしに見えます。
また、某セレクトショップのオリジナル品で、ユニクロUのこのシャツと似たような、と言うかほとんど同じオープンカラーシャツがありましたが、値段は倍以上でした。
買うなら絶対ユニクロUが良いです。
画像をタップしてもらえば、そのままユニクロUに飛びます!
ベルト垂らし
これ春に一番オススメの着こなしです!
新鮮且つ簡単!
長ベルトをコーデに差し込むだけで、ギークファッションに昇華することができます。
ギークとは最近トレンドの「ヲタクファッション」の事を言います。
ヲタクファッションと一口に言っても伝わりにくいのですが、類似語に「ナード」と言う言葉があり、こちらは否定的な意味合いが込められているそうです。
その「ナード」に対して、「ギーク」は少し肯定的。
英語からのアプローチなので、日本語には直しにくいのですが、オタクだけど社交性はあるみたいな感じですかね。
ファッションに変換すると、
どこか人と違う
少しダサい
と言った着こなしのようです。
その代表例がベルト垂らしという訳です!
コチラはMSGM(エムエスジーエム)という、ニューヨークでコレクションを発表しているイタリアのブランド。
そのブランドの2016・2017の秋冬コレクションです。
差し色として使われたベルトは程よい塩梅でダサさを表現していて、ドレッシーなファッションの崩しになっている。
アクセントカラーとしても、カジュアルダウンとしても、脱地味としても取り入れやすい着こなしだと思います。
こちらのステュディオスのガチャベルトなどもいいのですが、自分としては少しちゃっちい感じがして物足りない・・・。
コレは海外でも活躍する日本ブランド「kolor」のベルト。
牛側とナイロンベルトを張り付けたようなデザインで色も加えつつ安っぽくならない仕様になっています。
ステュディオスで見かけてかなり惹かれたのですが、とりあえずお財布と相談という事で保留に。
ネットでは売り切れているから早い方が良いかもしれません。
アシントメトリー
コチラもギークから派生しているトレンドと言っていいでしょう。
アシントメトリーを日本語に直すと「左右非対称」と言う意味です。
シャツを片一方だけ出しているのがお判りでしょうか?
そういった着こなしです!
また、このルックではアウターの柄も左右非対称でアシントメトリーさがかなり際立っているかと。
このトレンドは別に新しい服を新調することなく実現可能なのが嬉しい所!
「シャツを片一方だけ出す」
「マフラーを片一方だけ垂らす」
といったように今ある物でできる着こなしです。
注意点としては、子供の頃から来てるようなボロボロな服でこのスタイルをしようとすると、ただ単に間抜けな印象になってしまいます。
やるならキレイ目なアイテムで構成するか、上のルックのように突き抜けた着こなしが必要ですね。
終わりに
以上になります。
今回の春トレンドについてですが、取り入れやすい物が多かったんじゃないかと個人的に思っています。
と言うのも小物の割合が結構多く、そこまで難易度が高くないですし、アシントメトリーに関しては、すでに持っている服で再現可能です。
ぜひ自分のファッションの幅を広げるという意味でも春からのトレンドライクな着こなしに挑戦してみて下さい!
着こなしの参考になれば幸いです!
それでは!