今、セレクトショップの中で、飛ぶ鳥を落とす勢いのある「STUDIOUS(ステュディオス)」について優良顧客(カモ)である自分がどんなお店なのかについて見ていきたいと思います。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
ステュディオスとは
今現在、10代~20代の若者に絶大な人気を誇るセレクトショップ。
それが「ステュディオス」です。
自社オリジナル品とドメスティックブランド(国内ブランド)の2軸で展開していて、自社製品よりもセレクトしたアイテムを前面に押し出した販売が他にないお店です。
また、すべてにおいて「日本」というキーワードの元服をセレクトし、自社製品も日本製だけというこだわりがあります。
ビームスやユナイテッドアローズなどと比べ比較的若いブランドで社長自身もアパレル界では若い方だそうです。
社長の目標意識も高く、世界に打って出る日本ブランドを掲げ、自社だけで世界に打って出るのではなく、セレクトしたブランドと一緒に進出するという姿勢はセレクトされているブランド側も心強いことでしょう。
またセレクトショップのオリジナルとしては珍しく、デザインチームで服を作っているのではなく、デザイナーがきちんと考えて服を作っているらしいのです。(店員談)
これ、ネットなどに情報がないので、店員さんから教えてもらうまで知りませんでした。
これがトレンド性が良いバランスでマッチした、デザイン性の高いオリジナル品につながっているんですね!
ちなみに同じ系列の「UNITED TOKYO(ユナイテッドトウキョウ)」は何人かデザイナーのいるデザインチームに近い環境で制作しているそうです。
ステュディオスが人気の理由
さて、そんな若者から人気のステュディオスですが、どんなところが人気の理由なのか。
それは、まずドメスティックブランドの一貫性のある品ぞろえです。
各ブランド毎に様々な特色を持つのがドメスティックブランド。
シルエットが秀逸なものだったり、柄が他にない物だったり、デザインに驚きがあったりと個性があります。
ステュディオスはそんな個性の塊であるドメブラを、コーディネートに取り入れやすい物だけを抽出してセレクトしているように思います。
時に色が「ブラック」のみを集めてみたりと、セレクトのうまさを感じるんです。
そしてそのドメスティックブランドにつけくわえて、質を落とさず、値段だけを落としたようなブランドに近い物をオリジナル品として作り出しています。
このオリジナル品の作りが秀逸で、ブランド物に似た完成度の高いパク・・・インスピレーションを受けた商品になっているんですね。
また、もう一つ特出しているのが、店員さんの服に対する知識量です。
きちんと自分達が取り扱うブランドの事を理解し、お客さんに惜しみなく情報を教えてくれます。
正直他のセレクトショップで話を聞いても、
「日本製だよ」
「ビックシルエットだよ」
「人気ですよ」
みたいなだから何だよ!見たらわかるよ!
的な事しか言わない店員さんが多い中。
「こんな方が作っていて、こういったコンセプトを持ったブランド」
「暑く見えそうだけど、こういった素材を使っているので実は涼しい」
「他のセレクトショップのオリジナル品より原価率を高くしているので、この品質でこの値段」
など、分かりやすく、それが良い理由の分かる接客をしてくれるんです。
そして、そんな知識のある店員さんなので、お店の方全員がオシャレ。
こういったファッションがしたいと言ったら、手取り足取り教えてもらう事ができるでしょう。
ステュディオスの欠点
いい所ばっかりのステュディオス。
欠点はないのかと言われれば、「ハイ」とは言えません。
それはいい所でもある「接客」なんですが、他セレクトショップにないくらいぐいぐい接客してきます。
一度行ったことがある方は
「分かる、分かる!」
と思ってもらえると思います。
あの接客が苦手な方は多いですよね。
お店に入って商品を手に取ったらすぐに説明が始まります。
僕は服の説明をしてほしいので、聞くこともあるのですが、
のんびり買い物がしたい。
服を知らないのでそんなこと言われても分からない。
って方にとっては結構評判が悪いです。
ネットなどでもちょこちょこ店員の評判が悪いなどと出回っていますが、意味のある接客をしてくれる半面、ちょっと強すぎるんですよね。
まぁ僕はそのあたり否定的ではないのですが、一度腹の立つ接客をされたことはあります。
店舗名は伏せますが、その内容というのがひどい物で、在庫残り一点で今買わないと絶対に買えない。という内容の接客でした。
まぁこのくらいの売り文句は何度も聞いたことがあるので慣れっこなのですが問題はその後。
僕「他に見たいので、その後決めたいと思います!」
と、とりあえずお断りしたところ。
店員「あーじゃあもう無理っす!絶対買えません!無理無理!」
とかなり威圧的に言われました。
これには正直驚きました。
買わないからってそんな適当なやつ初めて見たわ。
って感じで早々とお店を後にしました。
そして、その商品は確かに一時期売り切れになったのですが、再生産されて販売されていたのは言うまでもありません。
また、その1ヵ月後くらいに時間をおいてお店を通りかかったときに、店員さん(ほぼ全員)が「いらっしゃいませーーーー」とぶったまげるくらいでかい声で叫んで接客していました。
あの光景は完全にふざけているだけの接客でした。
そんな理由からその店舗にはいっていないのですが・・・書いていてまた腹が立ってきました!!!
だからネットに接客が悪いって書かれるんだよ!
って思います。
せっかく、勉強になる接客をしてくれる方もいるのに、そんな店員がいるのは勿体ないなと思うばかりです。
まぁステュディオスの店員には「スーパースターセールス制度」と言われる制度があり売れれば売れるほど自身の給料として加算される取り組みがあります。
細かくは言いませんが、これが人によっては売りたいだけの接客になってしまう原因でしょう。
店員が育つ制度のつもりが、お客につらく当たってしまう制度にはなってほしくない物ですね。
もちろん僕が通う店舗は皆さんいい方ばかりですよ!
ステュディオスで買うべき人
こんなメリットとデメリットのあるセレクトショップですが、どういった方に向いているのか。
それが気になるところかと思います。
一言でいうなら、一歩進んだオシャレがしたいメンズには持っていこいのブランドです。
オシャレしたいけど何か足りない。
今いちあか抜けない。
などの悩みがある方には自分の思い浮かぶファッションができるセレクトショップでしょう。
具体的に言うなら「レイジブルー」や「ハレ」に飽きたなんて人にはピッタリかと思います。
一度ドメスティックブランドの魅力にはまると抜け出せなくなりますが、周りから「オシャレ」と褒められるファッションになることは間違いなく可能ですよ。
こんな人はステュディオスは向かない
やっぱりこのお店に向かない方もいます。
- 店員さんと話したくない。
- 服の事が一切分からない。
- 普通なファッションがしたい。
なんて方には残念ですが向いていません。
お店の服を見ていると、ほぼ間違いなく店員さんに話しかけられますし、服の専門知識などもちょくちょく出してきます。
素直に「分からないんです!」
と言える方なら気は楽かもしれませんが、一方的に分からないことを言われるのも嫌ですよね。
また、ステュディオスの服は嗜好品であることを前提にして生産・セレクトしてあります。
普通のファッションがしたいのなら、別に選ぶブランドは多々ありますよ!
まとめ
ではまとめます。
ステュディオスは、
- 日本製を売りにしたセレクトショップ。
- 一貫性のあるセレクト。
- 店員さんの知識量は秀逸。
- うざいと思う店員さんもいる。
- 一歩進んだオシャレができる。
- 店員さんと話したくない人には向かない。
- 20代のオシャレがしたい人にぴったり。
と言った点がステュディオスというセレクトショップでしょう。
人気の理由もわかるし、批判が多いのも分かりますね。
もちろん僕が行った店舗がたまたまそんな感じだっただけで、それ以外に3店舗ほどいった事があるのですが、まともな接客のお店でしたよ。
これを読んでくれた方には、お店に行きたい気持ちになってもらいたいのでそこは断言しておきます。
僕もちょこちょこステュディオスで服を買うのですが、嗜好品という事もあってやっぱり一点一点の値段が結構します。
「スーパースターセールス制度」も知っているので、服を買うたびにホストに貢ぐような感覚に陥ります。(笑)
もちろんありがとう!
って気持ちで買ってますけどね。
あと、店舗で見てZOZOTOWNで買うって方もいるかもしれませんが、店舗でもポイントが商品の3%付きます。(ランクで還元率に変動があります)
クレジットカードで払えばクレジットカードのポイントと掛け合わせることもできるので、店舗で買うのも十分お得ですよ!
以上ステュディオスについて今回は紹介させてもらいました。
今一番急成長中のセレクトショップだけに今後も注目度は高めですよ!!
それでは、服選びの参考になれば幸いです!
ではまた!