今回本革とフェイクレザーを比べてみたので、その違いや見え方など写真を中心に見ていきたいと思います!
ちなみにこの2つどっちが本革か分かります?
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
2つのレザー
この2つのレザージャケット、1つはPUレザーと言われる本革を真似て人工で作られた素材の物。
もう一つは上質な牛革で作られたものなんです。
シングルとダブルというデザインの違いはありますが、写真でぱっと見ただけでどちらが本革でどちらがフェイクか分かるでしょうか?
細かく見てみると、ちょっと品質と作りに差がありすぎるので、どっちが本物かはすぐに分かるかもしれません。
しかしながらこれくらいの差なら、どちらがフェイクか断定できる人は多くはないんじゃないでしょうか。
どちらが本革?
皆さんもうお分かりかもしれませんが、本革を使用しているのは右です。
左はPUレザーを使用したシングルライダース、ちなみにZOZOTOWN内で人気アイテムランキング1位になっていた物です。
PUレザーシングルライダース
で、右の物なんですが、去年サンプル・ファミリーセールで入手したディスカバードのレザージャケット。(調べたのですが、現在商品はありませんでした)
セール価格は6万円程だったんですが、元値は13万円くらいとかなりの価格。
レザーもいい物を使っているんだなと分かるのですが、裏地もキルティングで中綿が入っていたりと細かい所に手間がかかっていそうな物になっています。
本当に正直な自分の感想なんですが、写真を取ってみて、値段ほどの差はないなと感じました。
価格の差で言うとセール価格で10倍ほど、元値だと20倍です。
正直本革に関しては、男心をくすぐられるアイテムであり、それに対して見た目的には値段ほどの価値はないのかもしれません。
僕は革製品に対して、本革志向が強かったのですが、改めて見るとフェイクでもいいんじゃねって思ったのが正直な感想でした。
フェイクと本革の違い
この2つには値段など色々な違いがありますが、今回は1つだけ大きな違いを言わせてもらいます。
それは時を経ることでの差です。
フェイクレザーは劣化し、本革は変化していくという事です。
フェイクレザーは出来上がった状態を頂点として、あとは劣化していくのみです。
しかし、本革はきちんとしたケアをしてあげれば、革製品として哀愁漂う「アジ」が出てくるんですね!
時がたつにつれ、革が柔らかく、自分の体にフィットするようになってきます。
そういう意味でもレザージャケットは初め少しきついくらいが良いんですね。
後々体に馴染んできて、自分の体に合った自分専用のレザージャケットに育ってきますから!
アップで見極めてみる
フェイクレザー
本革
画像が少しボケてしまっていますが、本革の方が重厚感があるのが分かるかと。
まだ新しいというのもありますが、光沢感も本革の方がどこか艶のある光り方をしていますよね!
もっとアップで
フェイクレザー
本革
よーーーく見るとフェイクレザーの方は線がまばらですね。
本革の方が均等感のある細かい生地感に見えます。
並べてみると確かに違いが分かるこの2つですが、通りすがりにどっちか分かるかと言うと自分にはそこまでの自身がありません・・・。
まとめ
さて、いかがだったでしょうか。
価格的に10倍以上の差がある2つの製品ですが、見た目に10倍の差はあると思いますか?
アイテム的価値ではもちろんその差はあるのですが、僕は見た目が良ければフェイクでもいいと考えています。
もちろん本革は好きです。
でもファッションは見た目が一番です。
相反する考えかもしれませんが、一番は自分がどんな使い方をしたいかだと思います。
長く愛着が出るまで使いたいというなら本革をオススメしますが、短い期間だけでいいならフェイクレザーでも大丈夫です。
トレンドなデザインのアイテムならフェイクの方が、後々使わなくなった時に後悔がすくないはず。
本革製品だとトレンドじゃなくなった時に着づらくなり、もったいないことになってしまいかねません。
もしフェイクレザーを選ぶなら違いが分かりずらい黒を選ぶといいでしょう。
他の色はフェイクレザーだとチープな雰囲気が伝わりやすいです、安い物ほど黒を選ぶといいです。
以上今回はフェイクレザーと本革の違いを見ていきました。
値段も考えるとかなり悩むこの2つですが、自分が何を優先したいのかで選ぶといいと思いますよ!
革製品を選ぶときの参考にしてもらえれば幸いです!
それでは!