古着の転売は誰もが入門しやすく、始めやすい副業でもあると思います。
しかしながら実は時間もかかるし、販売利益も少なく、最悪不良在庫になってしまうかもしれないというリスクもあります。
今回は買取も行っている古着屋店員の目線から普通の人が古着転売で稼げない理由について、そして稼ぐことができる方法についてお伝えしたいと思います。
この記事はこんな方におすすめ
- 古着転売は稼げるのか気になっている方
- 古着転売で稼げない方
- 古着転売で稼ぐ方法を知りたい方
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
古着の転売は楽して稼ぐことができる!
そう思っていると思いがけないリスクを背負ってしまう事になるかもしれません。
しかし、やり方によっては楽に稼ぐことのできる副業だとも断言します!
肝心なのはやり方です。
初心者や普通の考えでやってしまうとみんなと同じような古着を扱ってしまうでしょうね。
ラルフローレンやチャンピオン、カーハート。
これらのブランドをもし扱っているのなら、要注意です。
ラルフローレンなどは検索されやすく稼ぎやすいブランドとして名前が挙がることもありますが、名前が簡単に上がるという事はライバルも多いという事です。
ライバルが多いと売るのも仕入れるのも難しくなってしまいますし、長い間やっている人にはもちろん勝てません。
ですので、人とは違う方法やブランドを選ぶ必要があるんですね!
僕自身、古着を買取販売してきた知識があるので、どういった物が売れやすいのか、そしてどういった物が利益になりやすいのかをデータとして知っています。
個人では難しい量の販売データを見て知っているので、どういったブランドやアイテムを選ぶと良いのかがおのずと分かってくるんですね。
でも、一般の人はそういうわけにはいかないでしょう。
もちろん、お店の情報をここに記載するわけにもいかないので、どういった物を狙うべきなのか。
そういった話をしていこうと思います。
また、古着転売は名前だけ聞くと悪いことに聞こえるかもしれませんが、そうではないと思っています。
欲しい人の元に適正な価格で商品を届ける。
それが古着転売の本質だと思います。
適当な言葉でいいように言っていると思われるかもしれませんが、全ての転売が悪いというわけではないと思いますから。
古着転売が悪だとすると、日本にあるほとんどの古着屋が悪い転売屋さんという事になってしまうので、それも違うと思いますし。
あからさまに買い付けルートが分かってしまうと、転売感が強くなってしまうので、可視化できないルートを作ることも大切ですね!
そして、古着を転売して売ったお金で自分が欲しい服を買ってもいいですし、他の目的で使うのも良いでしょう。
もちろん、売る前に自分で着て気に入れば持っていればいいので、古着好きにとってもこれ以上ない副業ですよね。
では、ここからどうすれば古着転売が上手くいくようになるのか、それを解説していこうと思います。
なぜ普通の古着転売では稼げないのか?
普通の古着転売で稼げない理由
・ライバルが多い
・経験がないと何が売れるのか分からない
・トレンドの移り変わりが早い
・仕入れが難しくなっている
ライバルが多い
古着転売は参入障壁もないので、ライバルがとても多いです。
そのため、仕入れ・販売、共にその競争に勝ち抜かなければなりません。
フリマアプリの台頭で販売の敷居は大きく下がったのも影響しているでしょう。
そんな多くのライバルに勝ち抜く販売方法や仕入れをする必要が今はかなり重要だという事です。
経験がないと何が売れるのか分からない
まず、古着転売を始めたての人は何が売れる物なのか分かっていないことも多いです。
それはたくさん洋服を販売することで理解が深まっていくのですが、まずそのためには洋服を仕入れて売らなければ理解できません。
ですので、初めは利益が大きく出ないことが多いでしょう。
慣れてくると自分が好きなブランドや得意なブランドができてくるので、そこから広げていくのが良いですね!
まずは経験を積むことが大切です。
トレンドの移り変わりが早い
アパレルはトレンドによって売れる物が大きく変わってきます。
特にレディースはそれが顕著です。
去年売れなかったものが今年は売れやすくて、相場も何倍になったなんてことがざらにありますから。
逆に言うと、今年売れた物が次の年に全く売れないなんてことも・・・。
そうなると、去年の在庫が大変なことになります。
ですので、そのトレンドについていく為の情報収集や敏感さが必要になります。
要は普通に服や古着が好きじゃないと、覚えることが多くて難しいってことです。
仕入れが難しくなっている
最近は仕入れの難しさも上がってきています。
仕入れの多くはセカンドストリートなどのリユース販売店だという方も少なくないと思いますが、そこの査定レベルも上がってきています。
昔はゴロゴロあったお買い得品も最近はあまり見つからない状況に。
転売をしている人が増えたという理由もありますが、単純に格安品が減ってきたという方が正しいでしょう。
稼げる人のやり方とは?
稼いでいる人のやり方
・コアなアイテムやブランドを狙う
・良い仕入れ場所を知っている
・高く売る販売力がある
コアなアイテムやブランドを狙う
稼いでいる人は、多くの人が知らないコアなアイテムやブランドを狙っています。
コアな分仕入れも難しいですが、欲しい人はかなりの金額を出しますし、ヤフオクを入札式にすると欲しい人が多いので伸びる可能性も高くなります。
また、コアな物ほど査定が難しいので、リユースショップなどでかなり低価格で販売しているなんてことも!
一点で数万円単位の利益を出せるカテゴリなので、労力に対してかなりの恩恵を受ける事にもつながりますよ!
良い仕入れ場所を知っている
稼ぐにはどれだけいい物を仕入れることができるのかにかかっていると言っても過言ではありません。
稼いでいる人ほど、利益率の高い物や、お宝が眠っているいい仕入れ場所を知っていると言えるでしょう。
そうそう見つけられる物でもありませんが、都内よりも意外と田舎の方に多い傾向があります。
色々な場所を巡って見るのがオススメですよ!
高く売る販売力がある
自分自身に高く売る販売力があれば、他の人が利益が少ないからとあきらめた物でも利益を出すことができるようになります。
とは言っても、販売力を挙げるのは難しく、信用を得たり、SNSでの情報発信に力を入れたりと、仕入れ以上の努力が必要になります。
難しい分、他の人との差が出し易いところではありますが、より利益を出したいなら上していきたい力でしょう。
コアなアイテムやブランドを見つける方法
稼げる人のやり方で一番真似しやすく、すぐにできるのは、コアなアイテムやブランドを見つける事です。
仕入れ・販売共にライバルが少なくなり、利益率も高くなる傾向があります。
では、そういったコアなアイテムやブランドはどうやって見つけるのか?
それは、
とっておきの情報
ヤフーオークションやメルカリにブランド名やアイテム名を入力して高い順で見る事。
ということです!
そうすることで、レアなアイテムやブランドを知ることができます。
もちろん、なぜ高いのかなどを突き詰める必要はありますが、どんなものが高いのかを価格的にも知ることができる方法です。
また、ヤフオクやメルカリは誰もが見ることができる情報ですが、
さらに!
オークファンと呼ばれる検索サイトを利用することで、誰もが見ることはできない貴重なデータを閲覧することができます。
>>国内のショッピングサイトをワンクリックでまとめて検索【オークファン】
オークファンは国内外のオークションサイトの10年分のデータを閲覧することができます。
無料でも月3回、ライトプランで月10回、プレミアム会員だと月1000回閲覧することができるので、自分の使用頻度に応じてプランを選択すると良いでしょう。
ライトプランは月324円、プレミアム会員は月980年といった料金です。
オークファンは古着店でも導入している所も多く、査定にも持って来いアイテム。
そして本来の使い方である相場検索がとても優れており、商品の相場を見るうえでもかなり使えるので、古着販売を知るうえではぜひとも登録しておきたいサイトです。
ヤフオクは3か月以内の販売履歴しか見ることができないですし、メルカリも過去のデータが削除されています。
ですので、去年より前のデータが見れるという点においてかなり優秀なサイトです。
相場を見つける事ができなかった物も、オークファンを使用することで販売履歴を確認することができ、より確実で正確な中古相場を把握することができるようになります。
さらに、コアなアイテムやブランドを見つけると言った点においても、データがさらに多くなるので、他の人あまり知らない、またかなりレアなものまで見つけて知ることができ、仕入れに大きく役立てることができるようになるはずですよ!
他の人と差を付けたいならオークファンを活用してみよう!
以上、古着転売で稼げない理由と稼げるようになる方法についてでした
意外と手を伸ばすことが多い古着の転売ですが、きちんとしたやり方ができていないと労力以上に稼ぐことは難しいです。
副業くらいでやっていくのがちょうど良いとも言えますが、せっかくやるなら月にある程度の収入にはしたいですもんね!
ライバルの多い今、他の人と簡単に差が開くツールを使うというのもポイントです!
オークファンは買取をしている古着屋さんではマストなツールとして使われており、もちろん僕も使っています。
ネットにあまり出回らない、希少な古着の値段を一括で相場検索できるので、お試しだけでも使ってみて下さい!
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それでは以上になりますが、古着転売の参考になれば幸いです。
ではまた!