古着には色々な種類がありますが、大きくはアメリカ古着とヨーロッパ古着に分けられます。
今回はそのヨーロッパ古着の見極め方についてお伝えしたいと思います。
この記事はこんな方におすすめ
- アメリカ古着とヨーロッパ古着の違いが知りたい方
- ヨーロッパ古着を見分けられるようになりたい方
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
古着と言うとアメリカ古着を思い浮かべる方が多くいますが、今はヨーロッパの古着も注目を集めています。
海外買付けの古着屋さんでもヨーロッパから買い付けたという古着屋さんも少なくありません。
それだけ古着の中でも注目度が高まっているのがヨーロッパ古着なんです!
ですが、意外とどれがヨーロッパ古着なのかを見分けるのは難しいもの。
店員さんに説明してもらうか、タグに書いてある情報でやっと判別できるといったところでしょう。
でも、リユースショップでもヨーロッパ古着を見つけたい!
ヤフオクやメルカリでヨーロッパ古着を見分けられるようになりたい!
という方も少なくないと思いますので、ここではヨーロッパ古着の見分け方について解説していきたいと思います。
ヨーロッパ古着の大まかな特徴
アメリカ古着
・無骨
・幅広いテイスト
・ミリタリーは機能性重視
ヨーロッパ古着
・洗練されている
・シンプルな物が多い
・ミリタリーもオシャレな物が多い
まず、ディテールなどの前にヨーロッパ古着には大まかな特徴があるのですが、アメリカ古着に比べて無骨ではなく、シンプルで洗練された洋服が多いです。
アメリカのワークの定番であったリーバイスのデニムジャケットと、ヨーロッパのワークの定番であるモールスキンジャケット。
この2つを見比べても無駄のないモールスキンジャケットはどこか洗練された印象があります。
歴史的な違いもあるかと思いますが、ミリタリーなどを見てもどこかオシャレな物が多く感じるのがヨーロッパです。
アメリカが洗練されていないし、ダサい。という事では全くないのですが、労働着とされるワークアイテムでさえ視覚的な良さを重視している。
そういった洋服がヨーロッパには多いという事です。
では、ここからディテールなどを絞った見分け方について見ていこうと思います。
ブランドで見分ける
まず、ブランドが分かるならそこから簡単にヨーロッパ古着かどうかが分かります。
コアなブランドになると判別不可能ですが、ヨーロッパ古着には今も続く歴史あるブランドも多いので、そこから判別すると良いでしょう。
古着ブランドはコチラを参考にしてみて下さい↓
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参考【古着ブランド総まとめ!】105ブランドカテゴリ別一覧!
人気の古着ブランドからマイナーな古着ブランドまでをカテゴリごとにまとめて一覧にして紹介しています!
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生産国で見分ける
作られた国はヨーロッパ古着を判別するのに非常に簡単な指標です。
ヨーロッパ圏で作られた物なら、ほとんどヨーロッパ古着と言って良いでしょう。
アメリカ古着よりも中国製などのアジア生産は少ない印象があります。
ミリタリーにはミルスペックが付いていない
アメリカのミリタリーには基本的にミルスペックと呼ばれるタグが付いているので、これが付いていない物はヨーロッパミリタリーの可能性が高いでしょう。
アメリカのミリタリーでも古い物に関してはミルスペックのタグが付いていない物もあるので注意してください。
また、ユーロミリタリーは種類も多く、判別が難しいですが国毎のステンシルやサイズ表記などで判断することができます。
ユーロミリタリーに関してはコチラを参考にしてみて下さい↓
ヨーロッパ古着定番の形を知る
ヨーロッパ古着には定番の形のアイテムがあります。
特にワークアイテムは日本に流れている物も多いので、形で覚えておくとユーロアイテムが分かりやすいでしょう。
代表的なユーロアイテム
・コットンツイルワークジャケット
・モールスキンジャケット
・コットンピケハンティングジャケット
・グランパシャツ
・アトリエコート
・スモック
・マキニョン
また、こちらでユーロワークについてまとめています↓
サイズ表記の違い(ミリタリーも同様)
日本 | アメリカ | イギリス | ドイツ | イタリア | フランス |
S | 34 | 34 | 44 | 44 | 38 |
M | 36 | 36 | 46 | 46 | 40 |
L | 38 | 38 | 48 | 48 | 42 |
LL | 40 | 40 | 50 | 50 | 44 |
3L | 42 | 42 | 52 | 52 | 46 |
アメリカとヨーロッパではサイズ表記の違いがあるので、サイズがヨーロッパサイズだと思われるのであれば、ヨーロッパ古着と言っていいでしょう。
また、サイズの近くにヨーロッパで「サイズ」の意味を持つ文字が書かれていることも多いので、そこもポイントです。
「TG」や「Gr」などがあります。
小さなサイズタグ
ヨーロッパ古着に見られるサイズタグ。
白地に赤糸の小さなサイズ表記タグが付いている事があります。
間違いのない判別というわけではないですが、ヨーロッパ圏の古着であることを予想できるディテールです。
フランス物に付くことが多い気がしています。
生地
ヨーロッパ古着はアメリカ古着に比べて生地にこだわって作られた物が多いです。
アメリカよりもファッション的に見た目をより重視してきたヨーロッパならではですね。。
細かな刺繍であったり、柄であったり。
デザインが多い物はヨーロッパ古着の確率が高いでしょう。
終わりに
以上、ヨーロッパ古着の見分け方についてでした!
ヨーロッパ古着は日本人に向いている洋服も多いので、ぜひ色々な古着屋さんでヨーロッパ古着を探しいただければと思います。
それでは以上になりますが、ヨーロッパ古着を見分けるときの参考になれば幸いです。
ではまた。