ファッションの最先端であるコレクション。
今回は「gapPRESS」を読んでの自分の好きだと思った着こなしをご紹介していきます。
来季していきたい着こなしから、単純に面白いと思った着こなしまで幅広くそろえてみました。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
僕はシーズンの始まりにこの雑誌「gap PRESS」を読んで、来季していきたい着こなしや、トレンド的な装いなどを感じ取っています。
コレクションは難しすぎて、よく分からないって方も中にはいると思うんですが、ぶっちゃけ僕も詳しくは分かりません。(爆)
デザイナーの意図は何チャラで、こういった時代の変換からのディテールなんて言われてもちんぷんかんぷん。
そんなことばっかり考えてても最初はファッションなんて入ってこないですから。
そこで個人的におすすめなのが、自分が好きだと思った物だけ抜き出してみることです。
自分が好きな物だけを見つければいいのですから、簡単ですよね。
実際そういった過程の中でブランドを覚え、その服にどういった深みなどがあるかを後々理解していくわけですから。
ファッションは「好き」や「気分」で選んでいい物なんです。
なんせ、ファッションは一つのツールであって、自分を表現するためだけの物なんですから。
ですから、ほんとに、自分の好きな着こなしだけでもクローズップしてみると面白いですよ!
ってことで、自分の好きだと思った物だけをお伝えしていきますね。
kolor(カラー)
個人的に今季のkolorのコレクションは大好き!
いつも素材使いが面白いブランドとして人気ですが、今回のコレクションはデザイン性がツボです。
こちらのVネックのニットはブランドの頭文字であるKをあしらったデザインとなっており、かっちりとした学生感がありながらも適度な崩し要素となっています。
気に入ったので、立ち上がり時に新宿伊勢丹で確認してきたのですが、素材感も良く欲しくなってしまいましたね。
確か5万円くらいだったので足踏み中ですが、今のところ今季一番欲しいアイテムです!
また、こちらのルックは全体の印象もとても好み。
アンクル丈で靴下を見せて遊ぶところなんかが今季していきたいと思わせる着こなしです。
kolor(カラー)
もうひとつ、こちらも「kolor」から。
セットアップのルックですが、普通すぎるセットアップにならないように胸元にアップリケ?をあしらっています。
何のデザインかはちょっと遠目には分からないですが、セットアップにこういったデザインを付けるアタリがデザイナーズっぽいですよね。
新宿伊勢丹の店員さんが1月中盤にお店に入ってくるだろうと言っていたので、ぜひ実物を見たいアイテムです。
ANDREA CREWS(アンドレアクルーズ)
こちらはアート集団である「アンドレアクルーズ」のコレクションルック。
レディースの着こなしですが、かなりビビッと来るものがありました。
ストリートど真ん中と言えるようなビックシルエットと文字の羅列。
今季欲しいアイテムの中に「文字入りのモックネック」と「面白いVネックニット」があるので、その2つを組み合わせた着こなしだったので、お気に入りのルックになりました。
このワンピースの様なVネックニットはメンズでは難しいかもしれませんが、こういったストリートテイストは来季の着こなしの参考になるかと思います。
GENERAL IDEA(ジェネラルアイデア)
こちらはジェネラルアイデアというブランドのコレクションルック。
ネット上にもほとんど情報がないブランドのため補足情報などをお伝えすることはできませんが、今季のコレクションは雑誌などで見ることができます。
僕も今回雑誌を読んでいて初めて知ったブランドですが、程よい夏のストリート感を感じ取ることができ気になるブランドのひとつとなりました。
上のルックは映画キルビルのヒロインを彷彿とさせそうな色味ですが、個人的に黄色は好きな色なのでシャツの着こなしは真似したいですね。
片方の裾を出して、ギークな着こなしにするのはここ数年のトレンドでもあるので、東京でやる分にはオシャレに見えるかと思います。
これを地方でやっちゃったら、「あいつ裾が出ちゃってカッコ悪・・・。」なんて思われるんでしょうね。
MSGM(エムエスジーエム)
コチラはモードカジュアルなブランドである「MSGM」のルック。
ストリートのバランスがとても面白いブランドです。
派手なロゴが重なり合っているにも関わらず、モノトーンで調整することによってそこまでやりすぎていない着こなしに感じます。
僕も着こなしの要素の中にストリートを入れることが多いので、MSGMのルックはとても参考になるんですよね。
特にこのストールはパンチのあるコーデが作れそうなのでぜひ試着してみたいところです。
STUDIO NICHOLSON(スタジオニコルソン)
以前、コレクションを見てから好きになったブランド「スタジオニコルソン」
都内でも取り扱いが少なく、探すのに苦労しましたが、着てみることでより気に入ったブランドです。
というのもこのブランド、着用した時にシルエットが本当に素敵で、自分の体型に関係なく、美しいシルエットを描いてくれます。
全くスタイルの良くない自分からしてはこういった、勝手にスタイルを良く見せてくれるブランドや服ってありがたいんですよね。
さて、では今回のコレクションルックですが、またしてもシルエットがとてもきれいなんじゃないかと思わせる着こなしです。
シルエットが綺麗に出るように固めの生地を使っていることが多いのですが、このシャツも裾が外に広がった感じがとても綺麗ですよね。
このルックのシャツがかなり気になるので、今度青山の1LDKに確認しに行きたいと思います!!
DIOR HOMME(ディオールオム)
こちらはディオールオムのコレクションルック。
古着でも結構なお値段がするので、ほとんど買う事もないブランドなんですが、やっぱり憧れのブランド的存在です。
さて、このルックですが半袖シャツとレイヤードしたジレが特徴的ですよね。
実は今季はどうも半袖のシャツ+ジレがちょっとしたトレンドになるんじゃないかと思われます。
このディオール以外にもこういった着こなしを多少見かけたので。
少し難しい合わせ方なので、リアルクローズとして活用する方は本当に少ないと思いますが、このディオールの様な着こなしをそのまま真似しても街着としてハマるのではないかと思っています。
こういったジレを今持っていないので、この着こなしをマネするためにもいくつか探してみようと思っています。
DIOR HOMME(ディオールオム)
また、こちらのアウターとボトムスの柄を合わせたディオールのルックもかなり印象的です。
こちらもそのまま街着として活躍できそうですが、日本では春の初めの方でしか着れそうにないコーディネートですね。
また、もう一つ2018ssのトレンドとして、首元にモックネックやスカーフなどを持ってくる着こなしが多く見られます。
コチラのルックでもそれを踏襲しており、本当に今季よく目にしたディテールなので、間違いないトレンドのひとつとなる予感です。
Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)
では最後にコチラは日本代表ブランドである「ヨウジヤマモト」のルック。
セットアップのアイテムに特徴的な文字を縦に配列した面白いデザインとなっています。
英語だけでなく、日本語も使用しているのが面白いですね。
このよく分からない日本語の使い方は、以前面白い日本語使いで注目された「Superdry極度乾燥(しなさい)」というブランドに見られるデザイン性でもあり、特に日本以外の世界で支持されているようです。
日本人からしたら逆に難しいアイテムになってしまっているかもしれませんが、ヨウジヤマモトらしいメッセージ性のあるアイテムなのではないでしょうか。
今の自分の気分まとめ
以上、9つの自分の好きなルックを紹介させていただきました。
これを自分で見直してみて思ったのは、「文字列」「癖のあるセットアップ」「綺麗なシルエット」が来季していきたい着こなしなんじゃないかという事です。
ストリート要素やセットアップはトレンドとして間違いのない物だと思いますが、このルックのほとんどに文字使いがあったことに自分でも驚きです。
どれだけ文字使いたいんだよって感じでした。(笑)
ですが、こうやってまとめてみることで、自分の今好きな物を改めて感じると事ができるたので、やっぱりこういった作業は有意義なことだと改めて実感することができました。
来季はこの「ストリート要素」「変化球のあるセットアップ」「着た時に綺麗なシルエット」を意識しながらアイテム選びをしていきたいと思います。
以上、気になったルックを紹介しましたが、読んでくれた方の参考になれば幸いです。
それではまた。