当ページのリンクには広告が含まれます。 ファッション考察

初心者が考えすぎてしまうファッションの系統 街着はミックスでいい?

2017年1月6日

雑誌などでよく見かけるきれい目や西海岸スタイルといったファッションの系統。

自分に似合う系統を探すのは大事かもしれませんが、それにとらわれていてはファッションの本質を見失ってしまいます。

そんな系統について、どう気にしていけばいいのかのお話を共有していきたいと思います!

どうも!

古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!

系統とは

ファッションにおける系統とはキレイ目・キレカジ・コンサバ・サーフ・ストリート・モードなどのファッションスタイルを表す言葉で、見分けがつきやすいように雑誌などで使われる言葉でした。

ですがこれほど分かりずらい表現はありません。

実際どれがキレイ目でどれがキレカジか分かるい人は少ないでしょうし、何なら明確な判断基準や住み分けなどは存在していません。

「じゃぁどうやって分けているの?」

と言ったら分けている人の主観です。

もちろんサーフ系のブランドというものはありますし、ストリート系のブランドもあります。

しかしながらサーフ系のブランドがキレイ目なシャツを出していたり、ストリート系のブランドがモードと掛け合わされた時もありました。

系統とはあってないような物なんです。

 

街着とは基本はミックススタイル



街着の基本は色々なジャンルの服装をミックスしたスタイルです。

例に出すと、ジーンズなんかは元は労働者の服です。

昔アメリカではジーンズを一般人が履くことなんてまずありえないというような服でした。

MA-1やモッズコートも元は軍人が着ていた服です。

学生さんがよく身に着けているPコートも海軍が使っていたのが起源です。

 

これだけよく見かける服が、起源は普段着で使うものとしては作られていないんです。

 

ですが、近代のファッションではこれらすべてをミックスして使う事で街着として成立させているんです。

もちろん、トレンド的にはスポーツだ。モッズだ。など色々あるでしょうが、合わせ方は本当に自由なんです。

 

初心者ほど系統にこだわる

初心者ほど系統にこだわって良く調べたり、自分はこの系統だ!と決めつけたりしていますが、それは必要ないことです。

雑誌で先導して系統のことを書いてあることが多いので、これは雑誌側の責任とも思えるのですが、本当にこだわる必要はありません。

 

その代わりいくつかの注意する点があります。

 

一つは同じ属性のアイテムだけで、コーディネートしないという事です。

というのもミリタリーアイテムだけのファッションだと軍人になってしまいますし。

スポーツ系のアイテムだけだと運動する人になってしまいます。

同じ系統のアイテムだけだとそれは街着でなく、コスプレに近い印象になってしまうんですね。

色々な系統のアイテムをミックスすることでコスプレに近い印象は無くなります。

 

もう一つとしてはフォーマルとカジュアルのバランスを整えることです。

 

この2つのバランスを2軸と考えてアイテムを組み合わせることでオシャレな街着として成立させることができるんです。

スーツスタイルがフォーマルの象徴と覚え、そこからカジュアルなアメカジやミリタリー・スポーツなどを足したり引いたりすることでオシャレな街着になります。

このフォーマルな中にカジュアルなアイテムを入れることを雑誌などで「抜け感」などとも呼びますし、ハイブランド・コレクションブランドなどはこの着崩すという点においてはかなり意識してコレクションを発表しています。

それほど意味のあるこの2つの掛け合わせ。

これを意識するだけでいいので、コーディネートするときは考えて合わせてみて下さい。

 

したい服装は大事だが系統にこだわる必要はない

ここまで見てもらってファッションに系統なんて必要ないと分かってもらえたかと思います。

しかしながら、この系統の服装がしたいんだ!と必要に考える方もいるかもしれません。

そんな方は系統とプラスアルファで「フォーマルとカジュアル」のバランスを考えて、そのうえで系統を合わせて下さい。

それだけでもオシャレなコーディネートをすることができるはずです!

 

終わりに

以上になります!

系統って結構目にしたりしますが、実際はあってないような物なんですね。

「必要悪」だと思ってます。(笑)

カテゴリ分けは分かりやすく見えるけど、余計ファッションが分かりづらくなるみたいな!

もちろんアイテムごとのカテゴリ分けは商品名を付けるときなどに必要になることもあると思いますが、コーディネートに細かいカテゴリ分けは必要ないと思います。

自分のしたい服装が一番なので、それを考えてコーディネートしてみて下さい!

参考になれば幸いです!

それでは!

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

k

ブログ歴7年。 古着屋勤務歴5年。 デザイナーズからビンテージまで幅広く色々な服が好きなので、このブログでも幅広いテーマで発信中です!

-ファッション考察
-, , , ,