スポーツなどをしていて、太もも回りが太い方ってメンズには結構多いんですよね。そういった方はスキニーパンツを履いてみて、断念してしまう方もよく見かけます。
ということで、今回は足が太い人はスキニーパンツを履かない方が良いのか。
また、スキニーパンツではない選択肢としては何が良いのかについて見ていきたいと思います。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
足が太い人がスキニーデニムが似合わないと思ってしまう理由
さて、足が太い人はなぜスキニーデニムが似合わないと思ってしまうのか。
また、似合わないのかについて、要点を抑えていきたいと思います。
太ももがムチムチになってしまうから
メンズがスキニーデニムを履くときに一番注意しなければいけないのが、太もものムチムチ感。
これが少し「カマっぽい」「気持ち悪い」印象を与えることとなってしまいます。
といってもスキニーデニムが一般層のファッションにまで浸透したことで、許容範囲が大幅に広くなりました。
一昔前だと、スキニー履いてるとおかまみたいに見られていたと記憶しています。
ですので、あまりにピチピチな場合を除いては、許される見た目ではありますね。
これがレディースならもう一つ許容されやすいんですが、メンズだと少しだけ風当たりがきつくなります。
そもそも履けない
スキニーデニムにそもそも履けるものがないという方もいるのではないでしょうか。
どうしても、細身に作ってしまっているのがスキニーパンツです。
足が細い人ほど足が綺麗に見えるようなシルエットの物が多いんですね。
元から、足のシルエットを強調してしまうのがスキニーデニムですから、長所も短所も極端に露出させてしまう服でもあるんです。
そのため、足の太い方にはジャストサイズの物がない場合も多いんですね。
既製服では、どうしようもないという理由にぶちあったってしまうんです。
どうしてもスキニーデニムを履きたいなら
それでもどうしてもスキニーデニムが履きたいんだ!
という方もいるでしょう。
そんな方のためにいくつかの対象法をまとめてみました。
太ももがムチムチにならないくらいのパンツを調達して、膝下から裾にかけて丈詰めしてもらう
足が太い人がスキニーでおかしく見える原因は太ももだと言いましたよね。
ですから、太ももに気を付けたサイズ選びをすればいいワケです。
ってことで、まずは太ももがムチムチにならないくらいのストレートorテーパードorスキニーパンツを選びます。(この時、あまりに高い物を選んでしまうと失敗した時に後悔します。ですので、ユニクロや古着などで選ぶのがおすすめ。)
次にそのパンツを近所のお直し屋さんに持って行って、膝下から裾にかけてを丈詰めしてもらいます。
ふくらはぎが太いという方もいるので、それもパツパツになりすぎないようにお直し屋さんでキレイに丈詰めしてもらう必要があります。
スキニーパンツは足首がギリギリまで細い方がシルエットが綺麗に見えやすい物です。
ですので、「足首はギリギリまで細く、そして他をピチピチにならないようにできるだけ細くしてもらう」というのが必要なわけです。
お直し屋さんによってはこちらの意図を全く読み取ってもらえないこともあるので、こちらからきちんと、
「太もも・ふくらはぎがパツパツにならない程度にスキニーパンツにしたい。」
と言いましょう。
まぁ「スキニーパンツ」という言葉が「肌に吸い付くようなパンツ」という意味なので、それをスキニーと言えるかどうかと言ったら微妙なんですけどね。
このように、自分のジャストサイズを作り上げることで、自分にあった細身のパンツにすることが可能です。
実際、僕も既製服でジャストサイズな物がなかなかないので、頻繁にお直しを利用しています。
思ったよりも形がおかしくなってしまった。
なんて物も中にはあるので、そこは十分に気を付けましょう。
一番の収縮色である黒を使う
これが見た目の面で一番良い方法なのですが、収縮色である「黒」のみを使うという事です。
他の色よりも足が細く見えますし、陰影も見えにくいため、パツパツ感もそこまで見て取れることはありません。
今では、ファッションのマストアイテム的存在の黒スキニーですが、やはり使い勝手は一番いいんですよね。
トップスで太ももを隠してしまう
もし、太ももが気になるパンツがあるけど、どうしても履きたい!
そんなときは、太ももをトップスで隠してあげると良いでしょう。
ビックシルエットが流行中ですから、太ももが隠れるようなトップスは数多く存在します。
ですので、ロングシャツでもいいですし、ロングアウターでも構いません。
足首部分だけ細さを強調させることができれば成功です!
スキニーデニム以外の細身パンツの選択肢
もし、スキニーデニムorパンツ以外の選択が可能なら以下のパンツを選びましょう。
テーパードスラックス
テーパードと言われる、膝下から足先にかけてだんだんと細くなるスラックスがかなりおすすめです。
先ほども言ったとおり、足首が綺麗に細ければ、細身のパンツに見えます。
テーパードがキレイにかかったパンツはそれだけで見栄えがいいですし、太ももの太さなんか微塵も感じさせません。
まず試すべきパンツがテーパードパンツと言えるでしょう。
また、腰回りの生地に余裕を持たせるめのディテールである「タック」と言われるもの。
これがあると、太もも回りまで影響があるので、腰から太もも辺りまではゆったり履くことができます。
太ももがかなり気になる。という方はタック入りの物に焦点を当てて見てみるのもいいでしょう。
セミワイドパンツ(スラックス)
スキニーと相反するアイテムで、トレンドのワイドパンツ。
その中でもセミワイドの物なら、初めてでも使いやすいシルエットでしょう。
スキニーがダメならワイドパンツ!
という風に極端に考えてしまう方がいるのですが、ワイドパンツはスキニーパンツよりも着こなしの難易度がグッと上がります。
スキニーは正直何と合わせてもすんなりハマりますが、ワイドパンツはそうもいきません。
ですから、足が太いから僕はワイドパンツだ!
と言うのは、正解なようで難しい考え方なんですよね。
ですから、いきなりすっ飛ばしてワイドパンツに行かず、程よくワイドなセイミワイドから攻めてみましょう。
といっても、ワイドパンツやセミワイドパンツに定義があるワケではないので、一つの目安としては、「ワイドだけどテーパードがかかっているかいないか」を見てあげるといいでしょう。
まぁそれけが定義ではないですが、分かりやすい例として挙げていおきます。
上のテーパードパンツと同様ですが、それよりもゆったり大き目で、膝下から足先にかけて適度に細くなっている物の事です。
そういったシルエットの物を選ぶことで、ワイドパンツの着こなしの難易度がグッと簡単になるでしょう。
また、普通のパンツを履いていた人が突如、大き目のワイドパンツを履くのも周りから見ても違和感を覚えられるかもしれません。
また、東京ではワイドパンツと言えば定番ですが、田舎ではまだまだ履いている方が多くはないようです。
そういった理由からも「セミワイド」と言えるパンツがちょうどよいのでないでしょうか。
ファストファッションのアイテムだとユニクロとアンダーソンのコラボパンツなどがそれに近いシルエットでしょう。
もし気になる方はこちらを店舗で見てみることをオススメします。
終わりに
以上、足が太い人にオススメするスキニーパンツとその他のパンツについてでした。
スキニーパンツなんてもう、ほとんどのメンズに行き渡ったと思っている方もいるかもしれませんが、まだまだ需要があります。
古着屋でもちょくちょく「スキニーデニム」はありますか?
と聞かれることがありますから。
僕もスキニーデニムは大好きです。
数えただけでも8本のスキニーパンツがあるので、どれだけ僕がスキニーを好きかを感じ取っていただけるでしょう。(ワイドも数えたら6本くらいありました・・・。)
しかし、それだけスキニーデニムを持っていても、本当にお気に入りのスキニーと言うのは2本だけです。
その2本をヘビロテして、他を気分によって変えるという着方をしています。
ですので、いきなりお気に入りの一本に出会うのは難しい。
そう思っていただければと思います。
スキニーは名前の通り、肌に吸い付くような、ジャストサイズで履くもの。
自分のジャストサイズを見つけるのが難しいのですが、できればその過程までも楽しんでいただけたらと思います。
そうすることで、そのパンツに対してものすごい愛情が沸いてきますから!
それでは、以上になりますが、スキニーデニムを履くときの参考になれば幸です!
それではまた!