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【良い古着を見極めるポイント】スラックスはタックが入ったワイドを狙え!

2018年10月6日

いい古着を見極めるポイントの第3弾!

今回は今のファッショントレンドに欠かせない「スラックス」についてご紹介していきたいと思います。

どうも!

古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!

今回の記事も引き続き「良い古着を見極めるポイント」についてご紹介していきます。

前回・前々回の記事はこちらから

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では早速見ていきましょう!

ワイドなパンツ

http://www.lumiere-vive.jp/item/0177/

まず、古着のスラックスを見るうえで絶対に選んで欲しいのが「ワイド」な大き目のパンツです。

細身な物でも悪くはないのですが、古着で細身のスラックスを選ぶ意味はそれほどないと感じています。

その理由としては、

  • トレンドがビックシルエットで、それに伴ってパンツもワイドがトレンドだから。
  • お店もトレンドを踏まえてワイドパンツをピックしているから。
  • 市場にあるセレクトオリジナルよりも生地感もシルエットも良くて、尚且つ安価な物が多いから。

この3つが大きな理由ですね。

特にトレンドのアイテムは古着でもピックされやすく手に入りやすいというのが間違いなくあるので、きちんとセレクトされているような古着屋ではほとんどがワイドスラックスだったりします。

逆に、今ストレートのスラックスを古着で探す方が難しいでしょう。

「安価でデザイナーズブランドの様な綺麗なシルエットのパンツを入手できるから」というのも古着を選択するべきポイント。

セレクトオリジナルのアイテムと比べると、シルエット・素材・価格の安さの全てで優ってしまうこともあるでしょう。

そして、そして古着なので他の人と被ることもそうそうない。

そんな服ってどこを探してもなくないですか?

安くて人と被らない服は古着だけなんです!!

足先がテーパードしている形

https://item.mercari.com/jp/m41424568269/

まずはワイドパンツを選ぶべきなのは伝わったでしょう。

続いては、どんなワイドパンツがより良いのか。

それは膝下から適度にテーパードした形の物です。

テーパードとは徐々に細くなったシルエットの事で、上の画像のように膝下から足先に向けて細くなっている物の事を言います。

ドカンと真っすぐに太いワイドパンツも悪くはないのですが、こういったテーパードした物の方が履いた時にすんなりと馴染んでくれるんです。

ワイドなのにスッキリまとまるのがテーパードの良さですね!

また、今トレンドど真ん中の形でもあるので、色々なブランドがこういったシルエットのパンツを提案しています。

古着の中にはテーパードしていない形のワイドパンツが多くあるので、是非この部分に注目して選んでみて下さい。

タックの入っている物

http://belluria.ocnk.net/product/7746

ワイドパンツはゆったりしたルーズなデザインが特徴。

そんなゆったり感を加速させてくれるのが「タック」です。

「タック」とは前身の布をひだのように折りたたんだデザインの事。

これをデザインに加えることで腰から太ももにかけてゆったりとしたバランスになり、ワイド感が急激に高まります。

今デザイナーズが出しているパンツには決まってタックがあるようにも感じますね。

「YOHJI YAMAMOTO」のワイドパンツなどが良い例でしょう。

提案しているワイドパンツの多くにタックが入っています。

タックのディテールはテーパードと合わさることで、太もも部分はゆったり、そして足先はすっきりとしたよりメリハリのあるデザインになるポイントですね!

この部分も全体の印象を変えるデザインなので注目して見てみて下さい!!

股上が深い物

股上の深さはあまり気にしないポイントかもしれませんが、意外と重要です。

浅すぎるとワイド感が薄れてしまいまうんですね。

というのも、股上が浅いと太ももあたりをワイドなシルエットにすることが難しくなってしまい、太ももが太く、足先にテーパードがかかっている、今綺麗に見えるシルエットを作れなくなってしまうからなんです。

ですので、ワイドパンツを見るときは股上の深さを十分に見ておきましょう。

といっても、今古着市場に出回っているワイドパンツとしてのスラックスは、外人さんが着ていた物が多く、全体的に大きめなので、股上もかなり深めです。

間違ったお店選びをしなければ、股上が浅いワイドパンツはそうそう見つからないかもしれません。

良品は落ち感がある

https://www.pinterest.com/pin/687221224363958573/

続いては素材について見ていきましょう。

春夏のアイテムなのか、秋冬のアイテムなのかによって多少異なる部分ではあるのですが、どちらも「落ち感」を意識してみて下さい。

「落ち感って何!?」

って思う方も多いと思いますが、上の画像のようにストンと落ちるような見た目の生地の事です。

ハリのあるカッチリした素材の物も悪くはないのですが、こういった柔らかさのある物が最近のワイドパンツらしさなんですね。

上でテーパードしている物を選んだ方が良いと言いましたが、ストレートな物は上のように引きずってしまうくらいルーズに履いてもいいかと思います。

そうすると「これぞ落ち感!!」

と言うような雰囲気で着こなせるかと。

落ち感については少々言葉でお伝えするのが難しいのですが、柔らかい生地感の物だと捉えてもらってもそこまでの誤解はないでしょう。

黒やグレーに良品が多い

https://item.rakuten.co.jp/kiji-hikari/hct393/

古着のワイドスラックスの色を選ぶ時に、間違いないのは「黒」と「グレー」です。

パンツには多い色で、履きやすいというのもありますがそれ以外にもこの色をオススメする理由があります。

それは、今市場に出回っている古着のスラックスが、元々は外国の方がスーツ用として履いていたような物がほとんどだからです。

80年代頃のアメリカ人のスーツスタイルはかなり大き目なイメージもあるのではないでしょうか。

それが現代の日本のファッションスタイルと面白いようにマッチしてしまうんですね。

そういった理由から、スーツに多い黒やグレーのパンツは良品が多いのです。

勿論、例外もありますが、球数は黒やグレーと比べて間違いなく少ないと言えますね。

サイズ感

https://fashion-boy.com/wide-pants/

外国の方がスーツとして着用していた物が日本に入ってきているのが今のワイドパンツです。

ですから、サイズはかなり大きい物ばかり。

日本人のゴールデンサイズはそれほど多くはないんですね。

古着屋によってはウエストサイズや丈を日本人に合わせてお直ししているところも少なくありません。

しかしながらそれは売値の価格に跳ね返ってきてしまいます。

そうすると、古着の良さである「安さ」が半減してしまう場合もあるでしょう。

ですので、ウエストが大きい物はベルトで無理矢理留めてあげてもよいですし、丈の長い物はロールアップしてもいいです。

ジャストサイズの物を見つけるのは難しいかもしれませんが、ぜひセレクトやお直しされているような古着屋で探すのではなく、安く色々な物を置いている古着屋で探してみて下さい。

そうすれば、お手頃に良品をゲットできるはずです!

終わりに

以上、「良いスラックスの見極め方」についてお伝えさせていただきました。

安い価格でいい物が手に入るのが古着の良いところですが、見極める目を持つことが必要不可欠。

たくさんの服を見ることで見極める目を養う事もできるので、是非いろいろな古着屋さんを見ていただければと思います。

また、良い古着がどんなものかを知りたい方は、最初からセレクトされた古着屋に行ってみることもオススメです。

下北沢の良質な古着屋さんを紹介した記事がありますので良ければこちらも合わせてご覧ください

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今回で、古着見極めの連載はいったん終了しますが、また時間を置いて違うアイテムも紹介していこうかと思います。

それでは以上になりますが、古着を選ぶ上での参考になれば幸いです。

ではまた。

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ブログ歴7年。 古着屋勤務歴5年。 デザイナーズからビンテージまで幅広く色々な服が好きなので、このブログでも幅広いテーマで発信中です!

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