服は安ければ安いほどいい!なんていうつもりはありませんが、安くていい物はみんな欲しいはず!
今回は、浅草・西葛西というあまりファッションと馴染みのないスポットでお宝を探す古着巡りをしたので、そのお店紹介と買った物をいくつかご紹介したいと思います。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
今回の記事は、先日のこちらの記事の同日に古着屋を散策した物です
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浅草橋を巡る!面白ショップや自作アイテムを作れるショップが魅力!
ファッション系のショップがないようで、実は面白いショップがあるのが「浅草橋」 今日は知り合いの方と一緒に、浅草橋のエッジの効いたショップ巡りをしてきたのでご紹介したいと思います!
浅草・西葛西で古着を探すワケ
先日の浅草橋の面白ショップ巡りに引き続き、浅草・西葛西で激安古着屋を巡りました。
知人の方と一緒に巡ったのですが、その方は古着に関して右に出る者がいないくらいの知識を持った方。
この辺りの古着屋を熟知されているので、良品が眠っている場所を知っているんですね。
その方曰く、渋谷・原宿・下北沢で古着を探すのではなく、浅草・西葛西のあまりファッションが取り上げられないスポットでお店巡りをすることに意味があるそうなんです。
その理由と言うのは、東京の中心の古着屋よりも良品が残っている可能性が高いからだそうです。
なんの分野でもそうですが、ライバルがいない地域の方が、色々と簡単に事を運べたりします。
現在ファッションでもネット通販が普及していますが、それでも都内で在庫が全くないのに、地方にはある。なんてことも珍しくないんですね。
それが通販で販売していない古着なら、尚更良品が残っていることが多いということなんです。
いい物は転売屋さんなどが持って行ってしまう事もありますから、そういった意味でも地方の古着屋さんは穴場なわけですね。
巡ったショップ
まず、巡ったショップは「たんぽぽハウス浅草店」というお店。
ファッション系のお店とは思えないネーミングですが、古着屋というより、リユースショップと言った感じで、セレクトが一切されていないのが特徴ですね。
下は100円からの激安品が販売されており、ユニクロなどのファストファッション系もブランドと分け隔てなく並べられています。
広めのお店だったので、1時間ほど物色し、シャツを一着購入。
それなりのブランド品が激安価格でした。(購入した物は後で紹介します!)
続いて雷門通りの名前が不明な路面店でもシャツと靴下を購入。
店の名前が分かりませんでしたが、普段なら絶対に入らないような下町の路面店と言った感じの場所でした。(炊飯器とかも売ってるし、どこか怪しげ・・・。)
いつもなら見向きもしないお店ですが、こういった所に実は良品が眠っていることが多いらしいんです。
続いて向かったのが西葛西にある「たんぽぽハウス本店 ヴァンベール」
広い店内には激安古着がずらり!
ここでも激安古着をゲットしました。
続いて寄ったお店は「mellow(メロー)西葛西店」というアメカジを中心とした古着屋のお店。
セール価格で50%offの物が多く、シルク製のプラダのスカーフが1700円程といった価格でした。
このショップは今回周った中ではきちんとコンセプトがあるヴィンテージのショップでした。
価格も激安と言うほどではありませんが、セレクトされている雰囲気もありながらセールのため低価格だったので、セール期間中は特におすすめですね。
アメカジが好きな方にはたまらないお店だと思いますよ!
そして、最後に行ったのは「トレジャーファクトリー西葛西店」
ここが一緒に古着屋を回った方曰く、かなり穴場スポットらしいのです。
確かに店内には、今季に十分使えそうなブランド古着が数多くありました。
こちらのショップは激安古着というワケではありませんが、ブランド品が比較的安い雰囲気はありましたね!
このショップでもシャツを一着だけ購入しました!
購入した激安アイテム
さて、では購入した物をご紹介しましょう。
僕は服はあればあるほど着こなしの幅が増えるので良いと思って購入するのですが、安い物でもそれなりにこだわりを持って買っているつもりです。
でないと服の置き場所に困ることになってしまいそうなので。
激安古着なので、購入基準はある程度低くはなりますが、きちんと意味のあるものを購入しています。
ってことで、まず始めに寄った「たんぽぽハウス」で購入したのがこちらのシャツ。
「ムッシュニコル」というブランドのワイドカラーシャツですね。
「ムッシュニコル」は1974年に創業された日本のブランド。
マルイに店舗があるいわゆるマルイ系ブランドです。
購入価格は1200円といった格安な値段ですが、ブランド物だけに各部拘った作りになっています。
元値は2万円程ではないかと思いますね。
サイズは50という表記で、公式サイトを見るとLLのサイズ感のようです。
ジャストサイズで着るのがドレスシャツという物ですが、こちらは生地厚がありアウターライクに着ることができるシャツになっているので、シャツジャケットといった使い方ができるのが購入した決めてです。
夏から秋・春から夏の中途半端な時期にはこういった羽織るシャツが大活躍してくれます。
ボタンにはニコルの文字が入り、作りこまれた物に。
古着でしたが、ボタンのほつれ等もなく状態がいい物にもなっていました。
このシャツの生地はよくよく見ると、細かい刺繍のようなペイズリー柄のデザインがなされています。
濃紺で遠目からは黒に見えるので、派手なデザインというワケではありません。
きちんとブランドロゴも健在。
えりの形はワイドカラーの中でもよりカジュアル寄りなホリゾンタイルカラーと言う物です。
襟羽は開けば開くほどカジュアルとされているので、ドレスシャツでもビジネスカジュアルに使うような物と思っていいでしょう。
ということで、一見シンプルでも、少しエッジの効いた今欲しいデザインと言えるアイテムでした!
続いて、謎の路面店で購入したのがこのピンクのシャツ。
こちらは「ヴェルサーチ」のドレスシャツ。
誰もが聞いたことがあるであろうハイブランドの物ですね。
このシャツはかなり大きめで、オーバーサイズ気味に着ることが可能だったので購入しました。
シャツのオーバーサイズの着こなしはストリートファッションの定番ですからね!
また、ストリートファッションって意外にもピンクのシャツを持ってくることは多いんです。
ですので、羽織ってみると違和感なくストリートな着こなしをすることが可能なんですね。
ブランドタグは切られていたんですが、ボタンを確認することでヴェルサーチだと判明。
品質タグにイタリア製との記載があったので、気になっていたのですが、こちらはブランド名を確認し、納得しての購入ですね。
価格は800円程!
袖回りに多少の汚れがあったのですが、洗濯して使用することにしました。
出所が不明すぎるお店なので、少し踏みとどまりそうになりましたが、安いので許容範囲内ですね。
もう一つ同じお店で購入したのが「イヴサンローラン」の靴下。
ビジネスソックスですが、縦に線の入ったデザインのある靴下になっています。
価格は400円でしたがネットで見るとほとんど適正価格のようですね。
フリマサイトで500円くらいなので、ちょいお得と言った感じでしょうか。
箱付き新品だったので、購入です!
続いて「たんぽぽハウス本店 ヴァンベール」で購入したのがこちら。
正直別に要らないかなと思ったのですが、ジャケットなのに100円という価格だったので購入してしまいました。
ワンコインでジャケットが買えるとは驚きです(笑)
デザイン的にはそこまで突っ込みどころのない、使いやすいアイテムで、特に安っぽさがあるといった事もありません。
ボタンも良くはないけど悪くもない雰囲気。
100円なのでOKです!
また、素材はポリエステルですが、生地感は面白い物に。
近くで見るとこのような生地ですが、遠くから見ると横畝の表情あるものとなっています。
少し驚きなのは裏地には袖通りの良いキュプラを使用している事。
少し手を抜いたセレオリ品なら、間違いなくポリエステルを使用してくるので、そう考えるとそれなりの物なのかと思いたくなります。
ブランド名を調べましたが、ネットですら出回っていない物でした。
東京のブランドとの事ですが、詳細が気になるところです。
最後にトレジャーファクトリーで購入したのがこちら。
「カリフォルニアランチウェア」というブランドの物です。
いわゆるヴィンテージのウエスタンシャツですね。
日本の物ではなくインポートのブランドでしょう。
購入価格は4000円程でした。
ネットで価格を調べると刺繍シャツだと8000円程で売られているので、それらと比べるとかなり安い価格となっています。
袖に少し汚れがあったのでそれが原因かと思われます。
洗剤で手洗いすることで汚れは取れたのですが、店舗で汚れ落としなどはしないのかと思うくらいの簡単な汚れでした。
派手目な刺繍が胸元に入っているのですが、シャツ全体を見ても使われている色は黒・白・赤の3つ。
黒と白は無彩色で使いすぎても、あまり派手な物にはなりません。
その無彩色に少しだけ赤を足したデザインは以外と使いやすい配色になっています。
白と黒を基調として赤で締めるギャルソンの様なアプローチにも見えますね!
ウエスタンシャツはカウボーイが着ていた物ですから、原型がアメリカにあります。
メイドインU.S.Aは本物の印だと言えるかもしれませんね!
終わりに
以上、激安古着屋とそこで購入した物を紹介しました!
やっぱり安くてもいい服は見ていても楽しいですね。
流石に大量にある激安古着の中からお宝を見つけるのは骨が折れますが、それだけの価値がある物だと思います。
正直転売でお金にしようと思えばできなくもないことだと思いますから。
まぁ僕は自分が着るためだけに買っていますけど!(笑)
今回の古着の記事はあまり興味がないという方もいるかと思いますが、実はユニクロや無印良品で買うよりもコスパに優れているとも言えますし、品質的にセレクトショップに勝るものも中にはあります。
もちろんメリットばかりではなく、トレンド遅れなものが多かったり、一点ものであるが故のデメリットはありますが、それでもユニクロなどのファストファッションに飽きたという方にオススメできるものだと思っています。
どうしても、古着でしか買わないとトレンド感は損なわれてしまいますが、トレンド服と合わせたり、トレンドを考えて使える物を選ぶことで古着とは思われない着こなしも可能なはずですよ!
今回僕が購入した物も、少し大き目のサイズ感でトレンドのシルエットなので、古臭い着こなしには見えないと考えています。
古着を購入するときは、そんな風に、シルエットは今風にしてみたり、素材を今風な物にしてみたりするのが古臭く見えないコツですね。
それでは、以上になりますが、古着を選ぶ時の参考になれば幸です!
ではまた。