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シルエットで見せる世界観STUDIO NICHOLSON(スタジオニコルソン)【気になるブランド紹介】

2017年9月16日

2017年秋冬に始まった「STUDIO NICHOLSON(スタジオニコルソン)」のメンズコレクション。

コレクションのルックを見て自分の中でお気に入りになったブランドです。

店舗で色々と試着してきたので、アイテムの紹介も含めてスタジオニコルソンの良さをお伝えしたいと思います。

どうも!

古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!

テーラードとビックシルエットのミックス感

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/28777/495731

2017年秋冬からメンズラインをスタートした「スタジオニコルソン」

レディースラインは2010年からの展開でしたが、満を持してのメンズラインの発表でした。

「スタジオニコルソン」の特徴はそのシルエットとテーラードとのバランス。

 

レディースラインではボーイッシュな雰囲気をテーラードで表現しながらもシルエットで崩したバランス感が秀逸でした。

 

僕がこのブランドを好きになったのは、実はレディースのコレクションを雑誌で見てから。

 

ものすごいオーバーサイズなシルエットながらも、ドレッシーな雰囲気で整える着こなしは、現在のエクストリームシルエットの行き着くべき所なのではないかと思うほどでした。

 

https://www.fashion-press.net/collections/7478

こちらは2017AWのレディースのルック。

全てのアイテムをドレッシーなアイテムにしているものの、オーバーサイズのシルエットにしていることで良い塩梅でカジュアルダウンさせてあります。

僕はこのくらいのフォーマル具合が大好き。

ストリートな着こなしをよくする自分ですが、ここまでドレスライクにまとめるのもあこがれますね。

足元にフォーマルなプレーントゥの革靴を持ってきている辺りもかなり好みです。

 

https://www.fashion-press.net/collections/7478

また、スタジオニコルソンはボトムスのシルエットが特にキレイ。

ドカンと太いパンツながらも足先にテーパードを効かせている物が多く、思ったよりも野暮ったい印象になりません。

このパンツも膝まわりが一番太く見え、全体のバランスで言うとAラインの綺麗なシルエットが出ています。

ほんとに、メンズの着こなしをレディースで合わせたような、ボーイッシュと言える着こなしかもしれません。

ぼくは、レディースがこのようなフォーマルよりのメンズライクな着こなしをするのがとてもカッコよく見えるんですよね。

 

こだわりのデザインソース

https://www.studionicholson.com/blogs/features/menswear-launch-event-winter-playlist

スタジオニコルソンのデザイナー「Nick Wakeman(ニック・ウェイクマン)」は色々な分野からデザインに影響を受けているそう。

建築やアートだけでなく、人の着こなしからもインスピレーションをうけてデザインを完成させているらしいのです。

上の画像のコートもアメリカのロックバンド、トーキング・ヘッズで活動していた「デヴィッド・バーン」の着こなしからインスピレーションを受けた物。

イギリスのウールメーカーである、名門ミル「Abraham Moon」の素材を使ったチェスターコートで、かなりフォーマルなアイテム。

 

ですが、着てみるとかなりのオーバーサイズで、それが逆に着こなし易いデザインになっているのかと。

 

このように色々な物から影響を受けているニック氏ですが、下のURLからそのデザインソースを知ることができますよ!

 

https://www.studionicholson.com/blogs/features

 

このアイテムがお気に入り!

ここからは、試着してきたお気に入りの物を紹介したいと思います。

もう少しお金に余裕があったら購入したかったのですが、今シーズンは見送ることにしたので、お金に余裕がある方は是非僕の代わりに購入してください。(笑)

 

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/28777/495739

試着した中でもこのパンツが一番のお気に入り!

コットン100%ですが、うっすらと白く見えるように起毛感を持たせたものになっています。

ピーチ生地と言われるものらしく、ももの表面の様な白っぽい起毛感を加工で表現していて、温かみのある表情が特徴です。

サイジングも面白く、ツータックでお尻周りもかなり緩め。

Sサイズでもウエストが大きすぎる仕様でしたが、ベルトを締めて着てもシルエットはいい感じに出てくれます。

ポケットも特徴的で、後ろポケットと言うより横ポケットの様なデザインになっています。

ワークを基調としたアイテムなので、ハンマーループと言われる仕事道具を装着するためのデザインなどもあり、ただワイドなパンツとは一線を画すデザインとなっているんですね。

 

ワイドパンツのトレンドが最高潮となりそうな今年ですが、来年以降も気にせず履けるアイテムなのではないでしょうか。

 

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/28777/495729

こちらのワイドパンツもデザインは上のパンツと同様なんですが、素材は太畝のコーデュロイを使っています。

今年は太畝のコーデュロイが間違いなくトレンドど真ん中の年。

そこで、このシルエットとデザインでコーデュロイアイテムを持ってくるのは反則級ですね!

太畝コーデュロイ素材のアイテムを最近よく見るのですが、起毛感がありすぎて埃というか、チリが舞う物が多いんですよね。

それが白いシャツなんかにつくと、嫌だなぁって思ってたんですが、これは全く埃が舞わず、間違いなく高級感を感じ取れるものでした。

色がブラウンがなかったので残念ですが、それでも欲しい物のひとつです。

 

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/28777/495724

最後にコートをひとつ。

ベンタイルと言う超極細の繊維を高密度に編み上げた物で、イギリス空軍パイロット用の素材としても用いられたものなっています。

ベンタイルは水をはじく防水性を持った素材となっているので、雨の日でも気にせず出かけることができるでしょう。

また、デザインはひとひねりあるノーカラータイプ。

デザインベースはモッズコートなんですが、襟やフードがないだけで全く違った雰囲気を持っていますよね。

ボタンダウンなどのシャツと合わせて着るなど、シャツのバリエーションを変えるだけで大きく着こなしの雰囲気も変えることができるでしょう。

この外人の様な着こなしになりませんが、ラグラン袖なので誰でも着られるオーバーサイズのコートとなっています。

身長168cmだと膝下の着丈になってしまいますが、それもまたいい意味でこのブランドの雰囲気で着こなせることができていると思います。

 

終わりに

以上、「スタジオニコルソン」について軽く紹介させていただきました。

メンズ・レディースどちらとも好きだと思えるブランドって自分の中では少ないので、良いブランドを見つけることができたと思っています。

好きなブランドや雰囲気は人それぞれだと思うので、これは僕の好みと言うだけなのですが、今年っぽい雰囲気ともマッチしていると思うので、気になる方は是非とも店舗で試着していただきたいと思います。

ネットで買ってしまうと、オーバーサイズが過ぎるので、想像と違う事も多くなるはずなので、取扱店舗は少ないですが、ぜひ近くのお店を探してみて下さい!

それでは、好きなブランド探しの参考になれば幸いです!

ではまた!

 

https://www.fashion-press.net/collections/brand/2996

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ブログ歴7年。 古着屋勤務歴5年。 デザイナーズからビンテージまで幅広く色々な服が好きなので、このブログでも幅広いテーマで発信中です!

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