ファッションブランドって色々ありすぎて好きなブランドを見つけるのに一苦労ですよね。
それに実際に自分がどんなブランドが好きなのかも分からないって方も中にいるのではないでしょうか。
ってことで、今回は自分の持つバックグラウンドからお気に入りのブランドを探していただきたいと思います。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
音楽好き
音楽が好き、バンドをやっていたというそれだけでモテそうなバックグラウンドを持った方には、音楽にインスピレーションを受けたブランドがおすすめ!
音楽とファッションは親密な関係があり、音楽から影響を受けた服というのも多い物です。
自分の好きなブランドを見つけやすいカテゴリーでもあるのでぜひチェックしてみて下さい。
NUMBER (N)INE(ナンバーナイン)
2000年代に大きなムーブとなったブランド。
宮下貴裕氏が設立したブランドで、ロックテイストをふんだんに取り入れたアイテムが人気です。
現在デザイナーである宮下貴裕氏はブランドを離れていますが、デザインチームの体制で物造りをしているようです。
勿論音楽のテイストを取り入れたアイテムは健在。
TAKAHIROMIYASHITATheSoloist.(タカヒロミヤシタザソロイスト)
上記のナンバーナインのデザイナーである宮下貴裕氏がナンバーナインを脱退した後に作ったブランド。
デザイナー自身が本当に作りたい服のために作ったブランドとも言われており、ナンバーナインの顧客がそのままこのブランドに移行してきたと言われています。
ナンバーナインと同じく音楽に密接に関わったファッションアイテムが多いですが、カリスマデザイナーである宮下貴裕自身の細部までの拘りがアイテムひとつひとつからも伝わってきます。
利益を考えないデザイナーが作りたいアイテム。
それを手にすることができるブランドと言えるでしょう。
HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)
1984年からスタートした日本の中では歴史のあるブランド。
細身なシルエットで、ロック・アート・サブカルチャーからインスピレーションを受けた服が目立ちます。
トレンドにほとんど左右されないデザインに一貫性があり、ファンをつかんで離さないブランドです。
また、木村拓哉さんが着用するブランドとしても有名ですね。
ストリート・スケート好き
ストリートファッションとスケートファッションはごっちゃになりがちですが、ストリートのカテゴリーの中にスケートファッションがあると思ってもらうと何となく分かりやすいかと。
ファッション業界が勝手に決めた俗称なので、そこまで明確なくくりなどはないですが、一般的にファッションのトレンドはコレクションなどのデザイナーズから始まります。それが街中から生まれた物がストリートだと思ってください。
といっても現在デザイナーズとストリートの垣根がなくなってきています。
ハイブランドのルイヴィトンとストリートの代表であるシュプリームのコラボが今の時代感の表れだと言えるでしょう。
デザイナーズは何を選べばいいのか分からい、という方やスケーターのような動きやすい格好が好きという方はストリート・スケートファッションを選ぶと良いかと思います。
Supreme(シュプリーム)
1994年にニューヨークで設立されたスケーターブランド。
「Supreme」のボックスロゴは一般層まで認知されている有名なブランドですね。
数々のブランドとコラボしていて、2017年秋冬のルイヴィトンとのコラボは衝撃的でした。
柄や色をちりばめたカジュアルなアイテムが目立ちますが、それもシュプリームの特徴のひとつ。
ハリウッドスターから日本の芸能人にまで愛されているストリートブランドと言えるでしょう。
STUSSY(ステューシー)
南カリフォルニアで生まれたサーフアパレルブランド。
始めは仲間たちのためのTシャツをデザインしたところから始まったそうです。
西のステューシー、東のシュプリームといった認識があるようです。
ブランド立ち上げ当時はレゲエミュージシャンやスケーター・ヒップホップミュージシャンが好んで着用していて、そこからストリートファッションに爆発的に広がりを見せます。
オリジナルのフォントやモノクロのフォトが代表的なデザインですね。
VANS(バンズ)
スケートアイテム中心のスニーカーブランド。
シンプルで飽きがこないデザインとその歩行性の良さ、履き心地の良さで広い世代から人気があります。
スケーターのためのスニーカーといった面が強いのですが、それゆえの機能性が好まれる理由ですね。
最近はどこのセレクトショップを訪れても必ずと言っていいほど目にするスニーカーです。
スポーツ好き
スポーツと言えばブランドというより、メーカーと言えるような大企業を思い浮かべるかと思います。
実際にそういったメーカーを選ぶ方が良い物を選びやすいのですが、デザイナーズがスポーツメーカーとコラボしたブランドを選ぶことで、「スポーツをしている人」にならない、アスレンジャーファッションを確立することができるでしょう。
ということで、メーカー×デザイナーズの2つをご紹介。
GYAKUSOU(ギャクソウ)
NIKEとUNDERCOVERのデザイナーである高橋盾のコラボレーションで立ち上がったブランド「GYAKUSOU」
NIKEの機能的なデザインとUNDERCOVERのストリートファッションで高く評価されたデザインが良い塩梅でミックスされ、街に溶け込む本格的なスポーツアイテムと言っていいでしょう。
アスレンジャーが流行した今、知っておきたいブランドです。
Y-3(ワイスリー)
adidas(アディダス)とYohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)のコラボレーションで生まれたブランド。
こちらもスポーツメーカーであるアディダスの機能性と日本屈指のデザイナーズブランドであるヨウジヤマモトのデザイン性がミックスされた物になっています。
Y-3のYはヨウジヤマモトの頭文字とアディダスの象徴である3本線を表しているようです。
モードとスポーツを合わせたようなデザインで、全体的に黒を基調としたコレクションになっています。(デザインはまさにヨウジって感じですね。)
得にスニーカーが人気で、様々なモデルが登場しています。
「スポーツが好きだけど、オシャレにスポーツしたい!」
という方にこそおすすめしたいです。
アメリカ好き
アメリカの文化が好き!
なんて方はアメリカントラッドなブランドやアメリカをリスペクトしてやまない日本のブランドなどはいかがでしょうか?
アメリカブランドは本場感がありますが、日本人には合わせにくい物もしばしばあります。
逆に日本ブランドは本場感は薄れますが、日本人にあった物造りを考えてくれています。
そのあたり、自分の体形や似合う物、または好みで決めてみてはいかがでしょうか?
Ralph Lauren(ラルフローレン)
アメリカントラッドの代表的なブランド。
歴史がある分、多くのラインがあり、コレクションラインと言える「ラルフローレン」
スタンダードなラインと言える「ポロラルフローレン」
古着を再現している「RRL」
など様々です。
昔ながらの愛好者も多く、幅広い世代、そして地域で人気があるブランドと言えるでしょう。
HOLLYWOOD RANCH MARKET(ハリウッドランチマーケット)
アメリカのスターンダードウェアを日本人が日常的に着られるようにしたブランド。
アメリカらしいカジュアルなテイストのアイテムが多く、デニムなどが代表的なアイテムです。
30年以上の歴史がある日本では老舗のブランドなので、愛好者も多く、デザインには定評があります。
普段着として着やすいファッションとアメカジを存分に楽しめるブランドでしょう。
アウトドア好き
インドアよりもアウトドアが好きだ!
という方は、アウトドアに特化したブランドを選ぶと良いでしょう。
実はそういったアウトドアを考えたブランドは多いので選り取り見取り。
アウトドア寄りのデザイナーズブランドにも注目です。
patagonia(パタゴニア)
登山用品・サーフィン用品・アウトドア用品などを展開するアメリカの衣料品メーカー。
環境に配慮した物造りはアウトドアブランドの鏡と言えるでしょう。
防寒アイテムであるフリースが有名で、メンズでもどこか可愛らしい着こなしにできるのが良いですよね。
また、リュックなどのアウトドアアイテムも勿論人気。
アウトドアのスポーツを始めるときに、真っ先に見ておくべきメーカーです。
THE NORTH FACE(ノースフェイス)
アメリカのアウトドアブランド。
本格的なアウトドア用品から、日常でも着られるようなカジュアルなアイテムまで幅広く取り扱っています。
機能面でもこだわりを持つ一方、タウンユースでもオシャレに着られるライン「パープルレーベル」は人気がありますね。
ちなみにザノースフェイスパープルレーベルは「ナナミカ」というショップとのコラボラインです。
White Mountaineering(ホワイトマウンテニアリング)
世界的にも人気のある日本のデザイナーズブランド。
アウトドアと都会的なデザインを融合させたアイテムが特徴的です。
機能性により縛られたデザインを再構築し、ファッション性の高いアイテムへ昇華させたデザインは日常でこそ輝くアイテムに。
モンクレーやアディダスなどともコラボし、その注目度は増す一方です。
UKが好き
日本のファッションの源流はアメリカであると言えます。
そしてアメリカのファッションの源流はイギリスであるとも言えます。
よってオーセンティックと言うのはイギリスブランドにおいてのことだと言い換えることができるでしょう。
Vivienne Westwood(ヴィヴィアンウエストウッド)
イギリス出身の「ヴィヴィアンウエストウッド」が立ち上げた世界有数のファッションブランド。
今でこそエレガントなファッションが目につくブランドですが、以前はパンクを前面に押し出したブラドでした。
伝統を重んじながら新しいインパクトのあるアイテムを打ち出す、デザイナーのカリスマ性がビンビンに感じられるブランドですね。
メンズライン「Vivienne Westwood MAN」は注目です。
Paul Smith(ポールスミス)
イギリスのファッションブランド「ポールスミス」
伝統的なブリティッシュスタイルの中にひねりの効いた個性的なデザインが目立ちます。
財布などの小物も人気があり、ストライプ柄はあまりにも有名です。
ストライプ柄をスーツの裏地に使ったりと、隠れたところにオシャレさを表現するあたり、デザイナー自身のオシャレに対する考え方を感じずにはいられません。
日本ブランド好き
海外のファッションはもちろんいいけど、日本人なら日本のファッションブランドに陶酔してみるのも楽しい物です。
であるならば、日本で最高のデザイナーズブランドに触れてみるべきでしょう。
ということで、日本であまりに有名なファッションブランドについても少しだけ触れておきます。
COMME des GARÇONS(コムデギャルソン)
1969年に川久保玲氏によって誕生した日本でトップと言えるブランド。
モードをイメージさせる「黒」はコムデギャルソンによって作られたと言って間違いないでしょう。
世界で最も影響を与えるデザイナーとして、ランキング5の常連である川久保玲氏。
マルタンマルジェラ、ジョンガリアーノなど数多くの有名デザイナーに影響を与えているそうです。
また、年代を問わず根強いファンが多いのも特徴で、そのスタイルは独特の雰囲気があります。
「一度ハマったら他のブランドに行けなくなる。」
と皆が口にする稀有なブランドでしょう。
Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)
Y'sを設立したデザイナーの山本耀司が1981年にスタートさせたライン。
ヨウジの愛称で呼ばれ、根強いファンが世界各地に存在しています。
コムデギャルソンと同じく、黒を全面的に押し出したファッションで世界に衝撃を与えました。
コムデギャルソンよりかはメンズライクライクなデザインに見え、そこが両者の大きな違いになっているのではないかと思います。
コムデギャルソンとヨウジヤマモトが日本のトップブランドと間違いなく言えるでしょう。
終わりに
以上になります。
自分の好きな物から考えるブランド選び、参考になったでしょうか?
最初は好きなブランドを見つけるのも難しいものですが、好きな物が決まっていけばおのずとそこから好きなブランドは広がっていきますよ!
好きなブランドが置いてあるセレクトショップに通えば、また新しいテイストの似たブランドを見つけることができますし、そこからまた新しいセレクトショップを見つけていくこともできるでしょう。
自分のルーツから好きな物を見つけることで、本当に自分に合ったファッションも見つけることができると思いますよ!
それでは以上になりますが、ブランド選びの参考になれば幸です!
それではまた。