ブランドについてまわる偽物問題。
細部まで真似て作る「スーパーコピー」などがブランド側からすると大きな問題にもなっています。
そんな偽物が多いブランドや偽物を回避する方法についてもご紹介していきたいと思います。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「fukusuke(@fukusukeblog)」です!
このブログを見て下さる方の中にはブランド好きという方も少なくないのではないかと思います。
ですが、実はそんな方は注意が必要かもしれません。
人気ブランドの中には偽物が混合してしまう物が数多くあるからです。
今回は、その中でも偽物が特に多いブランドをご紹介して、偽物を買わないための方法なども合わせて紹介したいと思います。
目次
Supreme(シュプリーム)

https://fuk-roo.com/originals/349
ストリートブランドの中でも突出した人気を誇る「Supreme」
ブランドネームも合わさって偽物が横行しているブランドでもあります。
ボックスロゴなどのシンプルなデザインの為、偽物を作りやすいという理由もありますが、バッグなどの手の込んだアイテムも偽物があるから危険です。
気を付けるアイテムとしては、ボックスロゴのスウェットやTシャツ、ニット帽です。
偽物を回避するためには安全なルートから購入するようにしましょう。
しかしながら、安全なルートと言っても、確実な正規品を買う方法はSupremeの正規店で買うしかありません。
正規のネット通販もありますが、正規店から購入と言う意味では一緒でしょう。
そのため、一番良いのは正規の店舗で購入する方法ですが、人気のアイテムなどでは並びが発生するなど、簡単に購入することはできません。
どうしても欲しいアイテムはネットで高値で購入しなければならないという、転売の対象にもなっているブランドでもあります。
そんな2次流通で購入することが多いSupreme。
尚更、偽物を買ってしまいやすいブランドなんですね。
では、2次流通でどうすれば偽物を避けることができるのか?
それは、きちんと本物・偽物を見分けることができるお店で購入するというものです。
お店の名前を出せば、「RINKAN」や「カインド」はかなり高い精度で本物と偽物を判別しています。
他の「セカンドストリート」や「トレジャーファクトリー」なども信頼できる精度ではありますが、上の2つのお店には劣るでしょう。(現在トレファクはカインドを買収しているので、ほぼ同じ精度かもしれません。)
特に「RINKAN」の精度は高く、他のお店が本物かどうかを確認するために、「RINKAN」にアイテムを持ち込むこともあるほど。
値段は他のショップよりもかなり高い金額で販売されていますが、正規店の次に安心できるショップです。
また、限定品の品揃えも豊富なので、どうしても欲しい方はまず行ってみる事をオススメします。
普段ではあまり使いたくないネットショップも「RINKAN」が出している物なら、安心感は全く違いますよ!
A BATHING APE(アベイシングエイプ)

http://zozo.jp/men-shop/bapeland/
Supremeに続いて、人気のあるストリートブランドである「APE」
特に海外から人気のあるイメージですね。
Supremeほど偽物が横行しているわけではありませんが、それでも偽物が多く作られています。
コチラも偽物に多いのが、Tシャツやパーカーなどの簡単に作れるアイテム。
逆に人気柄の「シャーク」や「猿迷彩」にはそこまで偽物が多くないイメージです。
APEの本物・偽物の見分け方は、ネット上ではあまり見かけませんが、かなり信憑性の高い情報が古着業界では出回っています。
そのため、きちんとしたリユースショップでは本物を購入することができるでしょう。
個人的にオススメなのが、「カインド」
APEの品揃えも豊富で、まず偽物はほとんどないと言っていいかと思います。
ANTI SOCIAL SOCIAL CLUB(アンチソーシャルソーシャルクラブ)

https://www.transit-i.com/shopdetail/000000001298/
こちらも、またストリートブランド。
実店舗を持たず、すべて通販で販売している「アンチソーシャルソーシャルクラブ」というブランドです。
覚えやすい4列のに並んだ文字が目印。
シンプルなアイテムも多く、それが偽物を作りやすい理由にもなっています。
メルカリやヤフオクでは偽物もいくつか出回っていると思われますが、Supremeなどよりも偽物の数は少なめです。
と言うのも、Supremeほど高額になりにくい為、偽物を作っても業者の利益がそこまで大きくならないからなんです。
気を付けるに越したことはありませんが、2次流通で購入するときは未開封の物を選ぶと偽物を買ってしまう危険性が減るかと思います。
OFF-WHITE(オフホワイト)

https://www.deradera.co.jp/blog/archives/6012.html
言わずと知れたハイストリートブランドである「OFF-WHITE」
白と黒の斜線がブランドイメージとなっています。
東京や大阪などの主要都市で着ている方が多いイメージで、日本では「EXILE」のメンバーが着ていて、そこから大きく火が付いたと思われます。
Tシャツ一枚の定価が2万円~とかなり高額なので、偽物もそれなりに多く存在します。
ですが、個人的に今まで見てきたい偽物はかなり雑な物が多く、素人目にも分かる物でした。
値段が値段なので、かなり精度の高いコピーも出回っているでしょう。
そのため、ヤフオクやメルカリなどのネット通販を使う時は注意が必要です。
また、「OFF-WHITE」を購入するのは品揃えが多い「リンカン」がオススメ。
本物・偽物の見極めもかなり精度が高いと聞いています。
adidas YEEZY BOOST(イージーブースト)

http://sneakergps.jp/adidas-yeezy-boost-350-v2-beluga-2-0
続いて、ブランドではありませんが、「adidas」と有名アーティストである「カニエ・ウエスト」がコラボしたライン「YEEZY BOOST」
ストリートスニーカーとして、今でもかなりの人気を誇っています。
実はこれも偽物が多いアイテムとして有名です。
スーパーコピーと呼ばれるかなり出来の良い偽物が多く、素人目にはほとんど本物にしか見えない物も。
最近では、流通量も多くなってきているという噂で、中古相場も下がっていますが、ヤフオクやメルカリなどでは偽物に注意しなければならないでしょう。
こちらもおすすめは「RINKAN」と「カインド」ですね!
doublet(ダブレット)

http://www.oneness-article.com/user_data/doublet18ss-look.php
日本のブランドで今人気急上昇の「doublet」
今では服好きで知らない人は少ないであろうドメスティックブランドです。
「LVMHプライズ」という、世界的なファッションコンテストで今年2018年にグランプリを取るという快挙も成し遂げています。
なんと、あのヴェトモンのデムナ・ヴァザリア氏もオフホワイトのヴァージル・アヴロー氏もファイナリストではあるものの、グランプリは取れていませんでした。
それを考えると日本のデザイナーがその賞を受賞するというのはとっても凄いことだと感じますよね。
さて、そんな「doublet」ですが、そういった人気の陰で偽物も出てきているようです。
まだ実物を見たことはないので分かりませんが、デザイン的に作りの拘ったアイテムでは偽物はそうそうできないと考えています。
ですので、コレクション物を買う時は大丈夫ですが、シンプルなアイテムはきちんとしたお店から買うべきでしょう。
DANIELWELLINGTON(ダニエルウェリントン)

http://www.10keiya.com/fs/pp10keiya/c/3000
続いて、数年前から勢いのある腕時計ブランド「Daniel Wellington」
実はこのブランドもコピー品が多いんです!!
そして、Amazonで格安で販売されている物がありますが、これらは偽物の確率が高く本物と思って購入すると危険です。
見分けるのもとても難しく、本物とかなり近いコピー品が出回っています。
確実に本物を手に入れるには正規のルートで輸入しているショップで購入するのが良いでしょう。
THOM BROWNE.(トムブラウン)

https://reminence.co.jp/
トラディショナルなセットアップなどが代表的な大人なブランド「TOM BROWNE.」
トリコロールがイメージにある方も多いでしょうか。
都内ではドーバーストリートマーケットなどの高感度セレクトショップでセレクトされています。
そんな「TOM BROWNE.」、服で偽物は多くはないのですが、メガネの偽物は横行しているんです。
ヤフオクを見てもらえば分かるのですが、落札額が5,000円を切っているものもあります。
これは偽物の場合があり、本物の保証がない物です。
きちんとしたショップが出している物なら偽物の確率は大きく減りますが、個人が出しているヤフオクは回避するべきでしょう。
楽天で出品しているショップは偽物を出品してしまうと楽天から契約を切られてしまうこともあるらしく、そういった面では安心です。
本物が確実に欲しいという方は「楽天」のショップを利用しましょう。
ハイブランド(ヴィトン・コーチ・グッチ)

https://plaza.rakuten.co.jp/gamezway1/diary/201407100000/
最後は誰もが知っているであろうヴィトンやグッチ・コーチなどのハイブランドです。
スーパーコピーと呼ばれる偽物が中古市場では数多く出回っています。
その為、これらの商品を扱うお店にはきちんと本物と偽物を見極めるマニュアルがあるんですね。
偽物を売ってしまったらお店としても信用を失ってしまうので、大きな問題になりますし。
ハイブランドの偽物は流通量も多いので、中古品を買う場合もきちんとしたショップで購入することをオススメします。
ハイブランドを購入するときは「大黒屋」と言うショップが取り扱いも多く、間違いないといっていいほど本物です。
偽物を買わないために
では、最後に偽物を買わないための方法をまとめてお伝えします。
まず、偽物が多いブランドは上で挙げた物がほとんどですが、他にももちろん存在します。
ですので、きちんとしたショップを利用するのが間違いない方法でしょう。
(ネット上で出回っている本物と偽物の判別は間違いも多いので、信用しすぎるのはやめた方がいいです。)
まず、Supremeなどのストリートブランドを購入するときは、「RINKAN」「カインド」などの本物と偽物の判別がきちんとできるお店を利用すること。
そして、どうしてもヤフオクやメルカリで購入したいという場合は、
・商品画像がアップで表示されている物・画像の枚数が多い物を買う。
・あまりに金額が安い物は避ける。
・出品者の評価をきちんと見る。
ということを心がけましょう。
終わりに
以上、コピー品が出回っているブランドについてでした!
本物でも偽物でもどっちでも良いって方も中にはいるかもしれませんが、せっかく買うなら本物を買いたいはずですよね!
金額は高くなるかもしれませんが、ブランド物はきちんとしたお店で買いたいものです。
僕も今のお店で、たくさんのコピー品を見てきて、ハイブランドからストリートブランドまでの本物と偽物の区別はある程度付くようになりました。
その中には見るからに偽物な、できの悪いコピー品もありましたが、全く見分けがつかないようなコピー品もあり、誤って買い取ってしまったことも。(もちろん店頭には出していません。)
ですので、本当に難しいのがコピー問題です。
本物と偽物を見分けるプロがいるお店をきちんと選んで、良い買い物をしましょう!
それでは、以上になりますが、本物のブランドを買いたい時の参考になれば幸いです。
ではまた。