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2018年の最新のメンズファッショントレンドを予想!【リゾート・英字・首元に注目】

2018年1月5日

2018年のメンズファッションのトレンドを早速考察!

コレクションや東京の雰囲気から考えるこれからの着こなしや、流行必須のアイテムまでご紹介していきたいと思います。

「k」のトレンドの調べ方

どうも!

古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!

まだまだ冬服を着ているこの頃ですが、もうすでにコレクションでは春夏のアイテムがお披露目されています。

僕は「gap press men」という各ブランドのコレクションを見ることができる雑誌を購読し、そこからコレクションの情報を得ています。

コチラの雑誌ですね

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服が特に好きな方以外にはあまりオススメしませんが、最新のファッションを読み取るには読んでおかなければならないでしょう。

また、日本のファッションの最先端である「東京」そこに住み続けていることによってトレンド模様を肌で感じることもできます。

正直ファッションを語る上で東京を見なければ語れないでしょう。

東京がすべてと言う訳では決してないですが、ファッション感を養う上で定期的に見ておかなければならないはずです。

また、個人的な話ですが、自分はセレクトショップもほとんどない田舎から上京した身。

東京のトレンドだけで物事を語らずに、田舎でも着られる着こなしも頭の片隅で考えているつもりです。(じゃないと地元に帰った時に浮くから・・・。)

そんな訳で、「雑誌」と「東京の空気感」で考察していたトレンドなんですが、今年からさらに自分なりの視点を増やすことができました。

それは何と言っても、アパレル業界の中からの視点です。

古着屋店員をしている自分なんですが、やっぱり入る前と後では大きく感じ方が変わったことも多いんですね。

これから、そういったアパレル業界の中にいるからこそ言える視点も交えてトレンドやファッションと言う物を考察していけたらと思います。

それではまず、2018年のトレンドに入る前に2017年のファッションを振り返っておきましょう。

そのほうが2018年のファッションについて違和感なく取り入れることができるはずですよ!

2017年のファッションを振り返る

http://fnmnl.tv/2016/11/06/12799?articleview=more

さて、まずは詳しく見たい方はこちらの記事をご覧ください↓

2017年メンズファッションの最新トレンド予想と流行の着こなし予想!ギーク・レトロ・エクストリーム?

2017年のメンズにおけるトレンドの様相と流行の着こなしについて。 ギークスタイルやレトロ・エクストリームがトレンドのキーワード!

2017年のファッションについて2017年の1月に書いた記事になります。

まず、2017年より前の事になってしまいますが、大きなファッションの変換と言えば、

ノームコア→タッキー→ギーク



という移り変わりでしょう。

2015年ほどに大きくなった、ノーマルを極めた着こなしである「ノームコア」

本当に良い物で、普通の着こなしをしていこうというトレンドでした。

フレンチカジュアル的な要素が強かったですね。

その後トレンドの反動で「タッキー(悪趣味)」「ギーク(ヲタク)」という装飾性の強いトレンドへと移り変わっていきます。

2018年もこの装飾性の強さは増していて、柄×柄という着こなしが今以上にトレンドの中心となっていくでしょう。

また、忘れてはならないのが服のビックシルエット化です。



ビックシルエットはもはやユニクロにまで派生している、現在の大きな柱とも言えるトレンドなんです。

コートなども以前だとサイズ違いとも思えた物が、許容できる範囲となっていますし、大きなトレンドに左右されることが多いセレクトショップの各アイテムもビックシルエットになり続けています。

2017年を象徴するワイドパンツもこのビックシルエット化のひとつと言えるでしょう。

2018年もビックシルエットは継続していますが、個人的に巨大化はひと段落したのかと思っています。

その代わりに、マキシ丈のコート×ワイドパンツと言った着こなしや、シルエットの綺麗さに重点を置いていく年になっていくでしょう。

まぁここはあくまで推測ですけどね。

また、もう一つ2017年のトレンドとして言っておかなけらばならないのが、「レトロ」というフレーズ。



90年代回帰やアンティークの様なファッションが注目されましたが、2018年もその流れが継続していくのは確実でしょう。

というのも「レトロファッション」はレディースで注目されていましたが、2017年で終わるほどメンズファッションにまで浸透してはいませんでした。

ということで、春夏はいったんレトロファッションは収まるかもしれませんが、秋冬でもう一度メンズに降りてくるトレンドだと言っておきましょう。

2018年のファッションをコレクションから読み取る

まず、2018年のファッションを知るうえで最も重要なのがファッションのトレンドの頂点である、コレクションを見ることです。

ネットでも十分に見ることができますが、上で紹介したギャップレスが見やすくて、雰囲気がつかみやすいと思いますよ!

「リゾート」「旅行」が春夏のキーワード

https://www.fashion-press.net/news/31587

(LOUIS VUITTON)

今季重要なキーワードの中に「リゾート」があります。



旅先でのゆったりとしたファッションに身を包むのが今年の春夏流。

ボタニカル柄をあしらったオープンカラーシャツなどがコレクションでも目立ちました。

上のルイヴィトンが特に分かりやすい「リゾート」を感じるルックでしょう。

その中にスポーツテイストを取り入れたゆったりとした動きやすいディテールも特徴的ですね。

また、去年の春夏からよく見かけた「オープンカラーシャツ」ですが、今年もトレンドのど真ん中となりそうな予感です。

ほんと去年は都内のショップ店員がみなオープンカラーシャツを着てるんじゃないかと思ったくらい、みんな着てましたからね。(ショップ店員は5月頃から着てたイメージあります。そのあと夏に街中の人が着てた感じですかね。)

そんなオープンカラーシャツですが今年は少しだけエッジを利かせた物が多くなりそうなんです。

これは「リゾート」からの影響が強いと思われますが、リゾートと聞いて思い浮かぶのが「ハワイ」そして、ハワイの服装として真っ先に挙げられるのが「アロハシャツ」でしょう。

アロハシャツの特徴はトロピカルな柄で、オープンカラーの物。

と言うわけで、今年は去年のオープンカラーのトレンドにトロピカルな柄が追加された物になるでしょう。

去年は、どちらかと言うと、シンプルでキレイ目なオープンカラーが主流でしたからね。

今年はアロハシャツをジャケットの中に着こむような着こなしが、ショップ店員の中で流行るのは間違いないでしょう。

花柄が一躍トレンド柄に

https://www.fashion-press.net/news/31634

(ami alexandre mattiussi)

また、上のボタニカル柄とも繋がっていますが、メンズでも花柄を目にする機会が多くなるかも!

メンズにとって花柄は一般層には受け入れづらい柄ですから、そこまでトレンドとして浸透することはないかもしれません。

なので、こちらも芸能人やショップ店員などのイノベーター(トレンドを伝える側)がオープンカラーの柄として取り入れられることになると思います。

自分もジャケットの中から見せる着こなしくらいなら挑戦しようかなと思いますが、1枚ではなかなか難易度高めですね。

首元に印象を付けるのがポイント!

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/31524/542805

(VALENTINO)

特に今季多く見られたのが、首元に印象を付けた装飾です。

ハイネックなども見られましたが、ヴァレンティノのストールが特徴的でした。



レディースが使うチョーカーの様なデザインですが、それに似た細めのストールがメンズの間でも取り入れられていくのでしょう。

首元の細目ストールはオシャレさん感が増してしまうので、苦手な方も多いと思いますが、それが取り入れやすいトレンドの空気感になってくれればうれしいですね。

また、夏なのにハイネックが多く見られたのが今季の特徴でもあるのですが、折り返すようなネックの物でなく、モックネックの様な絶妙な高さの物が暑苦しくないかと。

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/35070/601316

(LANVIN)

ランバンのコレクションに多く見られた白のモックネックは、リアルクローズとしてかなり使いやす印象でした。

秋冬ではよく見られるアイテムですが、コレを春夏に持ってくるのが今年っぽい着こなしになるのではないでしょうか。

英字プリントがチラホラ

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/31639/543191

(Yohji yamamoto)

また、ストリートからの流れも相まって、英字プリントなども健在ですね。

個人的にはヨウジヤマモトの縦方向のプリントが好きでした。

英字だけでなく日本語も織り交ぜていますが、日本語を使うのは以前から海外ではトレンドとなっています。



「Superdry極度乾燥(しなさい)」なんていう、日本人からしたらなんのこっちゃと思う言葉がブランド名になっている物もあったりしますしね。

だから日本では少し難しいかも・・・。

https://rssc-dsk.net/archives/8002
https://www.fashion-press.net/collections/gallery/31679/544217

(sacai)

英字プリントなどが取り入れづらいという方は、このような靴下などの見えにくい部分に取り入れてみてはいかがでしょうか?

ちらっと見えた時にはかなりオシャレに見えるかと思います。

特にこの「sacai」の靴下が個人的にはかなりお気に入り!

http://store-midwest.com/category/00176/114010241.html

靴下にしてはかなり高いと感じてしまうかと思いますが、4000円程度でコレクションブランドの一端を感じることができるアイテムなのではないでしょうか。

装飾のあるジャケットをメインアイテムにしてみては?

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/31694/545044

(kolor)

2017年の秋冬頃からセットアップがトレンドとして浮上してきています。

ストリートトレンドから一転、フォーマルな要素を持った着こなしがしたい空気感がストリートでも広がっているのでしょう。



ゆったり目なシルエットのセットアップが今季は多いのですが、その中でもkolorのジャケットは適度に装飾性があって使いやすくて今年っぽいデザインとなっています。

例のごとく首元に装飾がありますし、このルックの様な着こなしがショップ店員などファッション感度の高い人たちの中で人気となりそうです。

2018年のファッションを東京から読み取る

日本のファッションの最先端と言えるのは間違いなく東京でしょう!

そんな東京のファッションを見ているだけで、今後の日本のトレンドが分かってくるというものです。

てなわけで、自分が定点観測をしていて、どういったファッションが多かったのか、そしてオシャレな人はどういった着こなしを好んでいたのかを紹介したいと思います。

マキシ丈×ワイドパンツ

http://topics.smt.docomo.ne.jp/article/cubki/trend/cubki-cubki.70072257

まず、こちらのマキシ丈のコートとワイドパンツを合わせた着こなし。

ナチュラルな着こなしのオシャレ女子に多い感じですが、メンズでも真似できる着こなしです。

ビックサイズが最高潮に達したトレンドとも言えるかもしれません。



ビックサイズのトップスとワイドパンツを合わせるのは難しく感じるかもしれませんが、形の綺麗なアウターを合わせることで、体形も綺麗に見せることができます。

上品なオシャレと言った感じですね!

シルエットが綺麗に出るアイテム

https://www.fashion-press.net/collections/gallery/32252/553164

こちらも上のシルエットの良いアウターとワイドパンツと似ているのですが、とにかくビックシルエットでもシルエットが綺麗な物が好まれているように思います。

こちらは「STUDIO NICHOLSON(スタジオニコルソン)」というブランドのルック。

オーバーサイズながらも硬めの生地で綺麗に広がるトップスと、テーパードが綺麗なワイドパンツの組み合わせは上品その物。

ビックシルエットトレンドは自分の体形に関係なくスタイルを良く見せることができるので、本当にありがたいトレンドですよね。

フライトキャップ(トラッパーハット)

https://yakkun-fashion.jp/flightcap/

2016年の終盤からトレンドアイテムとして浮上していた「パイロットキャップ」

帽子としてはあまりにも大きく、どうしてもずんぐりむっくりな着こなしになってしまいがちなアイテムです。

そのため2016年から2017年は東京でもあまり見かけないアイテムでした。

ですが、2017年秋冬から急激に着用率が増えたように思います。

可愛らしさがあるアイテムだけに、人を選ぶ帽子でもありますが、トレンドの今だからこそ試せるものだとも思いますよ!

ベロア・ベルベットの継続

https://cdn-stylehaus-jp.akamaized.net/article_parts/163396/163396_normal.jpg?1477115204

光沢があり、ひときわ存在感を放つベロア・ベルベット素材。

レディースでは特に多く見かけましたが、2018年の春夏にかけてメンズでもそのトレンドは継続するようです。

春夏で使っているブランドもコレクションで見受けられましたし、2016年の秋冬からメンズの間でも流行の素材として知られていました。

今年はそのベロア・ベルベット素材を春夏に活用するのがよりトレンド感のある着こなしになるのかもしれません。

2018年のトレンドカラーから読み取る

毎年雑誌やファッションサイトなどで「今年のトレンドカラーは○○」なんて記事が出回りますが、正直言って雑誌やサイトのトレンドカラーはまちまち。

どれを信じりゃいいんだと思う事でしょう。(実際僕もそうでしたし。)

そこで僕が毎回見ているサイトを紹介しておきます。

それがコチラ

http://www.jafca.org/

JAFCA(一般社団法人 日本流行色協会)のサイトです。

色のトレンドって実は勝手に出来上がるものではなくて、世界の情勢や雰囲気などで実シーズンの2年ほど前から決まっているんですね。

まず、パリに本部がある「インターカラー」という国際流行色委員会が2年先のトレンドカラーを発表します。

そして、この「JAFCA」はそのインターカラーを基に日本市場に向けて1年半先のトレンドカラーを発表しているんですね。

ってなわけで、日本で一番信用できるトレンドカラーを発表している場所だと思っていいでしょう。

さて、そんな「JAFCA」が発表している2018年春夏のトレンドカラーがいくつかあるのですが(気になる方はサイトを覗いてみて下さい。)、まずメインとなるのが「ナチュラルな雰囲気のあるアースカラー」



少し伝え方が難しいですが、明度の高い土色とでも言いましょうか。

暗いイメージではなく明るいイメージのアースカラーって感じですかね。

http://f.hatena.ne.jp/jamg/20070803155621

この辺りの色合いが参考になりそうです。

続いてその中に「エスニック系(民族系)」の発色が強い色やリゾート色と言える「マリンカラー」が合わさってくる感じになるのでしょう。

正直メンズファッションにおいて、そこまでトレンドカラーを考える必要はありませんが、雰囲気としてつかんでおくと、古着などを買ってもトレンドを追った着こなしができるはずですよ!

2018年のメンズファッションをレディースから読み取る

wear.jp

メンズファッションのトレンドを考えるうえで、参考にできるのがレディースのファッションです。

レディースのトレンドはメンズのトレンドの一足先を行っているというのは、アパレル関係者なら周知の事。

ですから、今のレディースファッションを見ればメンズファッションのトレンドが見えてくるというわけですね。

また、ただレディースのファッションを真似するのではなく、レディースがしているファッションの中で、メンズでも様になる部分だけを抽出していけばいいわけです!



さて、そんなわけでレディースのトレンドを知ることからはじめましょう。

実は去年からレディースの中で大きなトレンドのキーワードとなっている物がありました。



それは「レトロ」です。

「2017年のトレンドを振り返る」でも出たキーワードですね。

ただ古いのではなく、古き良きものといった言葉を挿します。

まぁアンティーク的な感じです。

レディースファッションではそんなアンティーク的なファッションを柄や素材で取り入れていたように思います。



上の画像の着こなしもどこか90年代を思い浮かべるレトロな雰囲気。

メンズがスカートをそのまま真似してもちょっとおかしくなりますが、トップスに着ているシャツはメンズでもレトロを表現できるようなアイテムなのではないでしょうか。



個人的に2018年の秋冬はこのようなレトロな着こなしが東京を中心に流行するのではないかと思っています。

2018年のトレンドまとめ

まずキーワードは

「リゾート」「旅行」「レトロ」が2018年を代表するメインキーワードとなってくるでしょう。

そして、代表的なディテールが「ハイネック」「スカーフ」などの首元のデザイン。

シルエットはビックサイズ×ビックサイズながらもスタイルが良く見える「美しいシルエットのアイテム」

素材は「ベロア」「ベルベット」、色は「上品なアースカラー」に加えて「エスニック系」「マリンカラー」、柄はボタニカルをはじめとする花柄など。

そしてトレンドアイテムが「装飾性のあるセットアップ」「フライトキャップ」

これだけでも覚えておくと2018年のトレンドはばっちりですよ!!

終わりに

以上、2018年のメンズファッションのトレンドについて語らせてもらいました。

トレンドって難しい物で、トレンドの着こなしをしたからと言ってオシャレになるわけではありません。

普通の着こなしを理解したうえでトレンドを取り入れるくらいがちょうどいいわけです。

特に影響すると思われるのが住んでいる地域。

東京では普通でも地方ではやりすぎに感じるファッションもあるでしょう。

自分が住んでいる環境に合わせて、ちょうどいいトレンドを選んで着こなしていくのが、本当にオシャレな人だと僕は思いますよ!

それでは以上になりますが、トレンドを考える上での参考になれば幸いです!

ではまた。

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ブログ歴7年。 古着屋勤務歴5年。 デザイナーズからビンテージまで幅広く色々な服が好きなので、このブログでも幅広いテーマで発信中です!

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