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そのレイヤード間違ってない?Tシャツの上から着て良いアウターとは

2017年9月26日

ファッションをより楽しくしてくれるのがレイヤード(重ね着)ですよね。

インナーとアウターのバランスを考えたり、色を揃えたりしてうまく調節していくのが面白いんですよね。

ですが、レイヤードが難しくて分からない。そう思う方も少なくないでしょう。

ということで、今回街中で見かけた間違ったレイヤードについてお伝えしたいと思います。

どうも!

古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!

レイヤードとは

レイヤードとは主に重ね着の事を言います。

シャツにシャツを重ねたり、半袖TシャツのインナーにロングTシャツを重ねたりする着こなしもありますが、今回見ていく着こなしは、インナーにライトアウターを重ねたりする一般的なレイヤードについてです。

分かりやすいのが、アウターの前を開けたスタイルですね。

また、襟や裾を少し見せるだけでもそれはレイヤードのある着こなしになります。

見える部分や見えない部分を考えるのも大切なんですね。(見えない部分はある程度手を抜いたって良いってことです!)

冬になるほど確実に使う事になるのがレイヤードですから、夏よりも確実に着こなしが難しくなるとも言えます。

その分、ファッションが好きになると楽しくなるのも冬のファッション。

正しいレイヤードのコツをつかんで、より良いレイヤードファッションを身に着けましょう!

 

失敗しているレイヤード

たまに街中で失敗しているな・・・。と思えるレイヤードを見かけます。

その人を目の前にして「ダサいな!」なんて言うつもりはありませんが、「直した方が良いのにな」とはやっぱり思ってしまいます。(昔ダサいと言われてきた事があったので、人に対してダサいって言葉はあまり使いたくないんですよね。)

 

そして、その失敗している典型的な例が「Tシャツに厚手のコートを羽織っている着こなし」です。

上の画像の様な合わせ方ですね。

どうしても夏用のアイテムと言えるTシャツに、完全冬用のアウターではちぐはぐな印象になってしまいます。

インナーとアウターの相性を考える必要性があるんですね。

 

レイヤードのコツ

さて、ではちぐはぐな印象にならないように、レイヤードのコツを紹介しておこうと思います。

まず、レイヤードをする上での答えとも言えるのが、

「インナーからアウターにかけて徐々に厚手・冬用素材にする」

という事です。

 

この画像ではTシャツの上からいきなり冬用のモッズコートを着ているからちぐはぐな印象が強まってしまうワケです。(この商品画像はモッズコートを引き立たせるためにあえてやってるんだと思いますが)

ですから、そうではなくこの場合は間に何かを挟んであげるのが正解なんです。

 

このようにTシャツとの間にニットを挟んであげることで、季節感に違和感のないレイヤードを完成させることができるはずです。

また、上手い見せ方としては、首元や裾からTシャツをチラリと見せてあげるサイズ感で着こなせるとよりオシャレさが増すことでしょう。

ニットを買う時は、どのインナーを使うかをあらかじめ決めておくといいですよ。

試着しにインナーにしようと思っている物を着て行くのもありですね。

 

Tシャツの上に着て良い物とダメな物

アウターにはライトアウターとそれ以外に分かれます。

ライトアウターと言われるものは、上からもう一つコートなどを使ってもいい物の事ですね。

ですので、それはTシャツの上からレイヤードしてもいいアイテムということになります。

では、Tシャツの上から着て良いアウターとダメなアウターを分けて紹介しておきましょう。

 

Tシャツの上から着て良いアウター

  • カーディガン
  • パーカー
  • テーラードジャケット
  • デニムジャケット
  • MA-1

 

Tシャツの上に着ない方が良いアウター

  • ダッフルコート
  • チェスターコート
  • Pコート
  • トレンチコート

 

分かりにくい中途半端な物

また、これ以外にもアウターは数えきれないくらいにあるのですが、Tシャツの上に着て良いのか悩むものもあるかと思います。

そんな時見るべきなのは、まずは生地の厚さ。

生地が厚い物は冬用のアイテムであることを物語っています。

そういった物はTシャツの上から着るべきではありませんね。

商品名にコートと付くものは大抵ライトアウターの上から羽織るものです。

 

また、もう一つ見るべき点として、素材が挙げられます。

コートの形をしていてもポリエステルやナイロンなどの薄手の素材ならTシャツの上に着ても構いません。

それは形はコートでもライトアウターに位置されるからです。

ポリエステルやナイロンで作られた厚手のコートもあるのでそこは注意が必要ですが、薄手のポリエステルやナイロンのコートならTシャツに着てもいいでしょう。

 

画像から見るダメな例といい例

さて、では僕の持っている服からダメな例といい例を紹介したいと思います。

まずはダメな例から。

 

こちらは厚手のチェスターコートとTシャツを合わせてみました。

やはりどこかちぐはぐで、合っていません。

このくらい厚手のコートを着る時はTシャツは避けたいところです。

 

続いてこちらのコートはナイロン100%で作られており、尚且つかなり薄手。

形はステンカラーコートと呼ばれるものですが、ライトアウターに位置するアイテムだと思うので、Tシャツに重ね着しても全然いい雰囲気で着ることができます。

もちろん中にニット等を挟んでも編に見える事はないでしょう。

春や秋の気温が中途半端な時期に活躍してくれるコート類と言った感じです。

 

終わりに

以上、レイヤードのダメな例や良い例についてでした。

僕もファッションが得意でなかった時、このレイヤードの失敗は記憶に鮮明に残っています。

Tシャツの上にアウターを着て、なんだか違うなぁと思いながら出かけていたことがありました。

その時は何がいけなかったのか分からなかったのですが、今にして思うと、インナーとアウターで完全に喧嘩してますもんね。

季節感を全く考えていなかったというのもありますが、レイヤードについて何も知らなかったんですよ。

今では楽しいと思えるレイヤードもその時は苦痛でしたし(笑)

 

ファッションだけでなく、なんの分野でもそうですが、分かってくると本当に楽しさが増します。

知れば知るほど、できるようになってきますからね。

ファッションはその知識の恩恵が出やすい分野だとおも思っています。

ですから、ファッションが苦手だという方にこそ、少しで良いので勉強してみてもらいたいです。

気付けば勉強のつもりが、趣味になっているかもしれませんけどね。(笑)

では、以上になりますが、レイヤードの参考になれば幸です!

それではまた。

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ブログ歴7年。 古着屋勤務歴5年。 デザイナーズからビンテージまで幅広く色々な服が好きなので、このブログでも幅広いテーマで発信中です!

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