傷ついてしまった腕時計のガラスケース(風防)を綺麗に直す方法をご紹介!
今回ご紹介する方法を試せばケースはピカピカになりますよ!
また、歯磨き粉で傷が消えるという情報がネットに出回っていたので、実際はどうなのかを試してみました!

どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
今回、風防が傷ついてしまった腕時計がこちら!

ダニエルウェリントンという最近では知らない人が少なくなってきた腕時計です。
男女共に人気があり、合コンに参加すれば誰か一人は着用しているのではないかと思われるほどの腕時計ブランドに成長しました。
さて、この腕時計を仕事中に着用していたのですが、気付いたときにはいつの間にかひっかき傷の様なものができていました。

赤で囲った部分を見て下さい。
カメラで撮っても分かるくらい結構深めの傷です。
スマホやアイフォンでも傷つけずに使いたい派の自分にとってこれはかなりショック。
この傷があるだけで使用するのが嫌になってきます。
そんなワケで使用を避けてきたのですが、せっかく数万円を出して購入したこの腕時計。
傷をどうにか治せないものかと、色々とネット上で調べてみました。
すると、歯磨き粉で傷が消えるという情報が出回っていたんですね。
そこで、
「これは試してみなければ!」
と思い、やってみることにしました。

まずは溝に歯磨き粉が入らないようにマスキングテープなどで防ぎます。(僕はセロテープをマスキングテープ代わりに使用しました。)

そして使用した歯磨き粉がこちら。
いつもは歯を磨いている物ですね。ハイ。(そりゃそうです。)

これを適量布に着けて約15分ほどこすり続けてみました。
円を描くようにひたすらです。
布はデニムを裾上げした余り布を使用しています。

するとどうでしょう!
まーーーーーーーたく変化がありません。
あと何分磨いても傷が無くなりそうになかったので、完全に効果がないとあきらめてしまいました。
もしかすると何時間も磨くことで効果が表れるのかもしれませんが、僕にそんな根気がなかったのでここで断念です。
やっぱり、自宅での傷けしは不可能なのかもしれない。
そう思いましたが、実はとっておきのアイテムを用意しておいたんです。
それが「酸化セリウム」という物質。
研磨材として使われるもので、Amazonなどでも購入できるため入手しやすい化学物質です。
ダニエルウェリントンの風防はミネラルガラスと呼ばれる傷がつきやすく加工がしやすいガラスになっています。
そのため、酸化セリウムを使えば簡単に傷が落ちるという事でした。
そして、今回僕が購入したのがこちらですね。


届いた時どこかに隠したい気持ちになりましたが、ヤバイ薬ではありませんよ!
ボトルなしの物を買ったので、こんな袋に入れられていました。
お値段は1,000円程だったのですが、ボトルナシは保管が面倒ですね。
あとで入れ物を百均で買う必要がありそうです。

そしてこれを容器にちょろっと入れます。
あまり入れ過ぎる必要はないので、ほんと気持ち程度で良いと思いますよ。

そのあと、水を注いで少し混ぜます。
どうせ沈殿するので、あまり混ぜなくてもいいですが、きちんと酸化セリウムを布に着ける必要はあります。
あとは、歯磨き粉でやった方法と同じように、マスキングテープで溝に入らないようにし、酸化セリウムを付けた余り布でぐるぐると円を描くように磨き続けます。
そしてテレビを見ながら磨くこと1時間!

1時間後のダニエルウェリントンの御姿がこちらです!!
どうでしょう。
ピカピカではないですか!?
実際、傷つく前より綺麗になり、風防だけは新品同様な輝きになりました!
始め10分ほど磨いただけで傷がみるみるなくなっていくのが分かるんですよ。
綺麗になるのが嬉しすぎて1時間も磨いてしまいました。
違う物とすり替えているのではないですよ。ほんとに。(疑われちゃいそうなくらいピカピカです。)
これほんと自分でもびっくりしたのですが、予想以上の効果があります。
もちろんダニエルウェリントンの風防が柔らかいミネラルガラスであったからという理由もあるかもしれません。
ですが、大体のファッション腕時計は比較的安価なミネラルガラスを使用していると思うので、もし傷が気になって使っていない腕時計があるなら試してみることをおすすめします!
ほんとびっくりすることまちがいなしですから!
それでは、今回もビフォーアフターを見ながらのお別れといたしましょう。
以上、腕時計の傷を治すときの参考になれば幸いです!
