毎日の着こなし、いつも同じような服装になってしまってはいませんか?
実はテーマを持って毎日の服選びをすることでどんどん着こなしが上達していくんです!
その方法ややり方についてご説明していきたいと思います!
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
着こなしがなんだか上手くいかない、いつも納得するコーディネートができない。
そんな悩みはだれしもあるのではないでしょうか?
僕もいつまでたってもコーディネートは失敗してしまいます。
家を出てガラスに映る自分を見て、今日の服装やっぱり違ったなと思うこともしばしば。
ですが、あることを意識してコーディネートし始めてからは、昔よりは納得できる着こなしができ、古着屋店員としてお店に堂々と立てる日が増えたのも本当です。
ということで、今回はそんな着こなしがどんどん上達する方法についてです!
着こなしをどんどん上達させるためにテーマ持ってコーディネートしよう!
着こなしは、色々な服装をすることで上達します。
毎回同じような服装をしていては、どうしてもうまくなっていくことはないんですね。
そして、色々な着こなしをしていく中で特に大切なのがテーマを決めてコーディネートすること。
その日の気分だったり、何をするのかに合わせて着こなしを変え、それに沿ってコーディネートのテーマを決めるんです!
テーマはもちろん自由。
「都会の優等生」「高円寺にたまにいる人」「90年代」「グランジ」「ギャルソンの人」
など、さまざまに決めてください。
自分が好きなこうなりたい。というテーマがあればなおよしです。
テーマを決める理由
テーマを決めるのは分かったけど、なぜ決めなければならないの?
と思った方もいる事でしょう。
テーマを決める理由には大きく3つの理由があります。
それは、「意識してコーディネートを作れる」「TPOに対しての服装をきちんと考えられるようになる」「着こなしの知識が付く」の3つです。
「意識してコーディネートを作れる」
毎回、朝忙しく準備して、決まった服を選ぶ。
そうなってしまうと、着こなしが上達することはありません。
いつも同じような服を買ってしまい、いつまでも同じような着こなしで生きていくことになるでしょう。
しかし、テーマを決めることによって、きちんと意識してコーディネートを作らなくてはならなくなります。
適当にはできないんですね。
その結果毎日の着こなしにメリハリができ、着こなしを作る力になっていくんです。
「TPOに対しての服装をきちんと考えられるようになる」
ファッションとは切っても切れない関係なのが、TPO。
いつどこでどのような場所に行くのかによって、服装はかえてしかるべきです。
このTPO、冠婚葬祭なら考えられる人も多いんですが、日常の延長線上となるとできなくなる人も多いです。
気温や天候、その日の仕事の内容、そして誰に合うのか。
そこまで細かく考えられるようになると、おのずと服装は変わってきます。
テーマを決めることでTPOをより深く考えられるようになるんです。
「着こなしの知識が付く」
また、テーマを決めて着こなしを作るには「着こなしの知識」が必要になります。
「都会の優等生」のコーディネートを作るには都会のコーディネートがどんなものかを見る必要があります。
「高円寺にたまにいる人」のコーディネートを作るには、高円寺がどういった地域なのか、どんな服装をしている人がいるのかを知る必要があります。
「90年代」のコーディネートを作るには、その当時流行った物を知る必要があります。
「グランジ」のコーディネートを作るには、グランジとは何かを知る必要があります。
「ギャルソンの人」のコーディネートを作るには、多くのギャルソンを見る必要があります。
このようにテーマを決めることで、そのテーマの知識を必要とするんですね。
そしてその知識の積み重ねが自分のコーディネートにそのまま反映されるんです。
コーディネートと料理は似ている
コーディネートを作ることと、料理を作ることは似ています。
料理って何を作るのかを決めて、そこから具材を調達し、調理して初めて料理と呼べるものになりますよね。
コーディネートも同じで完成形があって、それになるような服を買って、うまく組み合わせることで初めて完成されたコーディネートになるんです。
服から買って、それをコーディネートする人は多いと思いますが、それは良さそうな食材を買って、そこから料理を考えて作ることと同じ。
料理が得意な人じゃなければ、食材を選んだ後に料理を作るというのは難しいんです。
コーディネートも同じで、コーディネートを組むのが上手な人なら服から選んでも上手く合わせられますが、得意でない人がやるとちぐはぐなコーディネートになってしまいます。
女性の方が着こなしが上手な人が多いのは、このように、どういったコーディネートをしたいか考えた後に服を買う人が多いからなんですね!
または、欲しい服があってもちゃんとコーディネートを見越して買えているというのもひとつの理由。
それに比べて男性の方は服から入りがち。
カッコいい服買っちゃうのはとっても分かるんですけどね。
でも、その服を買うときにどんな服装をしたいかも一緒に考えてみるのが良いかもしれません。
また、僕の場合は服として本当に欲しい物と、コーディネートを作る為の服を分けて考えています。
やっぱり僕もメンズなので、服に惚れちゃうことが多くて、その場合コーディネートよりも物欲を優先させます。
その時に、コーディネートを作る為の服を多く揃えておくことで、コーディネートを作りやすくすることが出来るんです!
まぁ最終的に所有欲だけ満たして着ないこともありますが。笑
テーマの作り方
さてさて、ではその「テーマの作り方」についても紹介しておきましょう!
まずはそのコーディネートで赴くTPOはどういったものでしょう?
「行く場所」「季節や時間帯」「誰と行くのか・誰と会うのか」
をまず考えます。
そして、それに合わせてテーマの方向性を決めましょう。
例えば、
「動きやすさを考えた街着」
「涼しさ重視の着こなし」
「オシャレな人と会うから、それに合わせた着こなし」
などがあるでしょうか。
では、この方向性をもとにテーマにしていきましょう。
「動きやすさを考えた街着」→「スポーツミックス」
「涼しさ重視の着こなし」→「リネンシャツを使ったイタリアンカジュアル」
「オシャレな人と会うから、それに合わせた着こなし」→「メンズファッジの表紙の人」
など、自分がしたいと思えるテーマ決めましょう。
TPOだけを意識しすぎても面白くないので、特に意識しなくて大丈夫な時は、
「90年代の原宿にいた人」
「菅田将暉の真似」
「フリークスストアにいそうな人」
みたいなテーマを作れたらコーディネートを作るのが楽しくなるでしょう!
その時に、90年代の原宿って
「どんなファッションだったんだろう。」
「菅田将暉ってどんな服着てるんだろう。」
「フリークスストアの取り扱いブランドってなんだろう。」
と調べたり、実際にお店に行ったりする必要がでてきますよね!
その知識が直接コーディネート力に繋がっていきます!
終わりに
以上、テーマを持った着こなしについてでした!
いかがだったでしょうか?
もし難しく感じてしまったなら、何でもいいのでテーマだけ決めてそれに沿ってコーディネートを考えるだけで大丈夫です!
テーマを考えるというだけで全く違ったプロセスでコーディネートを作ることができるので、それだけで着こなしは変わっていきますよ!
必ずしもすべての着こなしにテーマが必要ではありませんが、ファッション雑誌などをきちんと読み込むと、ほとんどのコーディネートにテーマがあることが分かります。
それだけコーディネートにとってテーマって大事なんですね!
それでは、以上になりますが、着こなしを考えるうえでの参考になれば幸いです。
ではまた。