日本のファッションシーンで用いられる定番的なアウターを一挙ご紹介。
そのアウターの中でも定番と言えるブランドやおすすめのアウターも合わせてご紹介します。
お気に入りの物をぜひ見つけてみて下さい!
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
この記事では、定番アウターの特徴や歴史をお伝えし、それと一緒にこのアウターと言えばこのブランドと言えるようなアイテムを合わせてご紹介しています。
この種類のアウターが欲しいと思っても、どんなブランドを選べばいいのか分からないという方に参考にしていただければと思います。
また、ドメブラやインポートなどを中心に紹介しており、高い物が並んでいますが、代表的なブランドを取り上げておりますのでご了承ください。
※ブランドのリンク先は古着の場合がありますのでご注意ください。
チェスターコート
特徴や歴史
メンズのロングアウターの中では定番的な物。
特徴的なデザインは背広を長くしたようなアイテムになっていて、襟付きのフォーマルなロングコートと言った感じです。
スーツなどの上に着られることも多く、それがフォーマルなアイテムとしての理由にもなっているのでしょう。
チェスターコートにおける最もベーシックなデザインが襟付きで膝丈、そしてウール素材と言ったところ。
ウールを使っていなくてもチェスターコートと言われますが、ベーシックな物ほどウール素材と覚えておくと良いかと思います。
また、チェスターの意味は諸説ありますが、チェスター伯爵が初めて着たことから、その名前が付いたとされる説が有力です。
定番・オススメブランド
Harris Wharf London(ハリスワーフロンドン)
英国発のファッションブランド。
テーラーリングの技術が高く、その中でもフォーマルなアイテムであるチェスターコートは得意なアイテム。
本当に良い物を探している方にはオススメです。
attachment(アタッチメント)
アタッチメントが定番として出しているチェスターコート。
何年も少しずつアップデートしてきており、ベーシックを極めたチェスターコートと言えるでしょう。
また、ドメスティックブランドなので、日本人にあうミニマムなデザインで、カジュアル使いしたいチェスターコートとしてはぜひ手に取りたいアイテムです。
ato(アトウ)
フォーマル且つ細身なデザインが魅力の「ato」のチェスターコート。
トレンドに左右されにくいベーシックなシルエットなので何年も着ることができるアイテムです。
ステンカラーコート
特徴や歴史
チェスターコートに続き、メンズファッションにおいてロングコートの定番と言えるアイテムです。
大きな特徴は比翼仕立て(隠しボタン)なのでボタンが見えず、フォーマルな雰囲気が出ると言ったところ。
また、カラー(襟)も後ろが高く、前が低いのが大きな特徴で、上の画像の様な襟を想像してもらうと分かりやすいでしょう。
ラグランスリーブと言われる、肩が落ちるデザインも一つの特徴ですが、アイテムによって違いがあるので、分かりやすい違いではありませんね。
やはり襟元を見るのが見分けるポイントでしょう。
素材はステンカラーコートの原型とも言えるマッキントッシュというブランドのマッキントッシュクロスが知られており、防水でシャカシャカとした物が市場には多いです。
ウールなどの素材の物もありますが、ベーシックは「マッキントッシュ」のゴム引きコートのような密度の濃いコットン×ゴム素材でしょう。
定番・オススメブランド
MACKINTOSH(マッキントッシュ)
イギリスを代表する老舗ブランドのひとつ。
防水性に優れたマッキントッシュクロスを用いたコートで、キレイなAラインを描くのが特徴です。
廃れることのない伝統のコートを味わう事ができるでしょう。
Aquascutum(アクアスキュータム)
水を表す「aqua」そして、「盾」を表す「scutum」を合わせた造語として作られたブランドネームのAquascutum(アクアスキュータム)。
こちらもイギリスを代表するコートブランドのひとつですね。
名前の通り、防水性を高めたコートを作ることで有名で、このコートもベーシックを極めつつ機能的なアイテムとなっています。
ビジネスマンの方で着ているイメージが強いですが、本物志向の方にはぜひともおすすめしたいアイテムです。
Barbour(バブアー)
イングランドで、防水防寒衣料メーカーとして設立されたのがバブアー。
全天候に対応するこのコートは使い勝手にも優れており、デザインもモダンで渋めの一着になっています。
ベーシックなステンカラーコートよりもデザインがあり、普段使いしてもビジネスマンと思われにくいアイテムですね。
YAECA(ヤエカ)
ナチュラルだけど雰囲気のあるアイテムづくりでファンの多い日本のブランド「ヤエカ」
このステンカラーコートもきっちりとした雰囲気がありつつ、シルエットでみせるヤエカ独特の柔らかさがうかがえます。
カッチリしすぎてビジネスライクに感じてしまうステンカラーコートですが、普段使いにこそ使いたいという方にオススメです。
ノーカラーコート
特徴や歴史
ノーカラーコートとは、名前の通り、カラー(襟)のないコートのこと。
メンズと言うよりもレディースに多く見られるデザインで、首元をすっきりと見せてくれます。
その代わり首元が寂しくなってしまいがちなので、インナーはハイネックなどの首元に印象のあるものと合わせることが多くなるアイテムです。
レイヤード(重ね着)を楽しむには持ってこいのアイテムでしょう。
定番・オススメブランド
KATHARINE HAMNETT(キャサリンハムネット)
クラシック且つスマートなデザインが得意のキャサリンハムネット。
カッチリしすぎるスタンダードなコートより、レイヤードで遊べるコートが欲しいなら、このコートがおすすめです。
襟によりかっちり感が消えるので、こちらの方が様になるという方も多いかもしれません。
ETHOSENS(エトセンス)
ミニマムさがうかがえるエトセンスのノーカラーコート。
ノーカラー自体がスタンダードと言うよりも少しひねりのあるデザインのため、あまり定番的に出すブランドはないのですが、エトセンスは数年前からちょくちょく出しているようです。
冬用のコートいうより、スプリングコートに近い使い方が良さそうですね。
ダッフルコート
特徴や歴史
オーバーコートの定番のひとつとして知られているのが「ダッフルコート」
最大の特徴は留め具がトグルと呼ばれる爪や牙が付いている事です。
トグルは多く分けて、水牛角と木製のものがあり、水牛角を使った物だとより高級感が増します。
ダッフルコートにトグルが使われる事になった理由としては、第二次世界大戦のイギリス海軍に重宝されていて、寒い船上で手袋を履いたまま脱ぎ着できるという理由からでした。
それが現在でもデザインとして残っている感じですね。
他のロングコートに比べて留め具にデザインがあるため、カジュアルになりますし、より普段使いしやすいコートであると言えるでしょう。
その分トグルのデザイン次第で大きく雰囲気が変わってしまうため、アイテム選びも慎重に考える必要がありますね。
定番・オススメブランド
GLOVERALL(グローバーオール)
ダッフルコートと言えば「グローバーオール」と言われるような定番であり、伝統的なブランド。
保温性の高いメルトン生地が使われており、裏地がチェック柄になっているのが大きな特徴です。
また、トグルを留めるロープが革製になっているのも高級感漂うポイントでしょう。
海外モデルである「512」が主流ですが、日本人仕様にリモデルされた920を選んでみてもいいでしょう。
OLD ENGLAND(オールドイングランド)
オールドイングランドもダッフルコートの定番的ブランド。
上質なメリノウールを100%使用し、時間をかけて柔らかくふっくらとした素材感になるように作られます。
日本ではメンズよりもレディースに好かれているイメージがありますが、勿論男性にもおすすめです。
ORCIVAL(オーシバル)
バスクシャツのイメージが強いオーシバル。
実はダッフルコートも人気が高いアイテムのひとつなんです。
カラーバリエーションが豊富で、自分のお好みの色を選ぶことができるので、そこが人気の理由の一つになっているのでしょう。
メルトン素材とヘリンボーン素材のアイテムがありますが、好みで選んでみると良いでしょう。
トレンチコート
特徴や歴史
トレンチコートはレインコートの一種で、第一次世界大戦のイギリス軍が防水用のコートとして開発したのが始まりです。
そういった理由からミリタリーに原型があり、エポレットや雨除けのストームフラップなどがデザインの特徴でしょう。
また、前の打ち合わせがダブルでベルトでも閉められるというデザインがもうひとつの特徴でもあります。
レディースの間でも特に人気のアイテムとなっていますが、メンズでも簡単に様になる着こなしができるとあって重宝されていますね。
定番・オススメブランド
BURBERRY(バーバリー)
トレンチコートと言えば誰もが口を揃えて挙げるブランドが「バーバリー」でしょう。
コットンギャバジンと呼ばれる撥水性・通気性・耐久性に優れた素材を生み出したことでも有名です。
ひとつのブランドというよりも、イギリスのスタイルを作った大きな存在でしょう。
そのトレンチコートはすべてのトレンチの原型であり、今も尚進化し続けるアイテムです。
それなりにお値段のするアイテムですが、古着屋で数多く出回っているので、自分のお気に入りの一着を見つけてみるのも一つの手段でしょう。
Aquascutum(アクアスキュータム)
バーバーリーと共にトレンチコートの元祖とも言われているのがアクアスキュータム。
裏地のチェック柄に特徴があり、ガンクラブチェックという英国の伝統的な柄を使っています。
色の深みと生地の軽さがバーバーリーと比べる点となっていますね。
どちらのトレンチコートか迷った時はこの生地の色味と素材感で比べてみてもいいでしょう。
THE RERACS(ザ・リラクス)
2010年にスタートした日本のブランドの「ザリラクス」ですが、定番的なアウターに一味加えるのがうまいブランドですね。
このトレンチコートもオーセンティックな作りでありながら、現代の着こなしに合うようにアップデートされたアイテムになっています。
日本人に合うような少しコンパクトな作りで、海外のトレンチコートよりもしっくりくるという方も多いかもしれません。
女性に人気があるアイテムですが、日本の男性の方には是非ともオススメです。
タイロッケンコート
特徴や歴史
タイロッケンコートとはトレンチコートの原型とも言われているコートの種類です。
サラッとした生地でカーキやネイビーが主な色味ですね。
ボタンがなく、前と後ろについたバックルにベルトを通し、それを閉めることでボタンを閉める代わりとしています。
冬用のコートと言うよりも、スプリングコートとして使用されることが多いのも一つの特徴ですね。
定番・オススメブランド
COMOLI(コモリ)
トレンチコートのプロトタイプであるタイロッケンコートを展開しているブランドは多くはないですが、その中でも「コモリ」のこのコートはブランドとしても定番的なアイテム。
コモリらしく柔らかみのあるシルエットと雰囲気のあるデザインが魅力的な一着です。
なかなかのお値段がするにもかかわらず、かなりの人気があり服好きの間では知られるアイテムですね。
モッズコート(M-51)
特徴や歴史
まず、モッズコートとよく言われているコートは1950年代に米軍の陸軍に採用されていた野戦用パーカーの事です。
主な特徴は縫い付けられたフード(カジュアルで使われるものは取り外しできるものも多数あります。)とフラップポケット(蓋つきポケットの事)。
そして魚のしっぽの様な事から名付けられたフィッシュテールの裾でしょう。
モッズコートとして呼ばれるようになった理由は、イギリス・ロンドンの若者がモッズカルチャーとして取り入れたことからでした。
綺麗なスーツを汚さないように軍の卸物であるこのM-51フィールドパーカを使用していたのですね。
日本でも普段使いのアイテムとして深く根付いたものでもあるので、防寒性のあるアウターとして、重宝すること間違いなしです。
ぱっと羽織っただけで様になるのも、このモッズコートの良さですね。
定番・オススメブランド
AVIREX(アヴィレックス)
ミリタリーアウターと言えばアヴィレックス。
そんなブランドが出すモッズコートは定番のアイテムでしょう。
戦闘のために無駄なディテールを取り除いたデザインはミリタリーのそれですね。
ALPHA(アルファ)
「アルファ」もミリタリーを代表するブランドのひとつ。
このアイテムもM-51のディールを踏襲しており、現代版にアップデートされたアイテムとなっています。
こういったきちんとした歴史のあるブランドのアイテムは変なデザインを入れないので嘘くささが生まれないのが良さですね。
LITHIUM HOMME(リチウムオム)
シルエットが美しいアイテムを作り出すブランドでもある「リチウムオム」
そのブランドが作り出すモッズコートはシルエットもさることながら、素材にもこだわった作りとなっています。
軍物のモッズコートと比べシャープに着られる、まさに現代にアジャストされたアイテムでしょう。
Pコート
特徴や歴史
Pコートとは厚手のウール素材で作られたショート丈のコートです。
元はイギリス海軍や漁師達に使用されていたため、外しやすい大きなボタンと、防風性を高めるため左右どちらでも留められるダブル仕様になっています。
ボタンがイカリマークなのも、イギリス海軍で使われていたことによる名残ですね。
動きやすさと温かさを考え抜いたコートと言えるでしょう。
定番・オススメブランド
FIDELITY(フィデリティ)
1941年にアメリカのボストンで創業された老舗ブランド。
メルトン生地を使用したPコートは定評があり、長い間定番として多くの方に愛用されてきました。
また、日本人向けに作られた物も多く、シルエットが整えられたファッション性にも優れたブランドと言えるでしょう。
「どのブランドを選べばいいか分からない。」
という方は、多くのブランドがコラボをしているこのフィデリティのアイテムを選ぶと良いでしょう。
NIGEL CABOURN(ナイジェルケーボン)
ヴィンテージアイテムからインスピレーションを受けてデザインされるナイジェルケーボンのアイテム。
このPコートもヴィンテージアイテムを基に作られたデザインで嘘くささが全くありません。
古き良きPコートを忠実に再現していることからもその良さがうかがえます。
本物志向の方にはぜひおすすめです。
attachment(アタッチメント)
attachmentのPコートは長い年月をかけてアップデートされ続けてきた定番品。
日本人に合うようなシルエットにするために、着丈が短く、ミニマムに作られています。
実は思ったよりも合わせずらいのがPコートと言うアイテム。
簡単に様になるPコートを着たいならattachmentがおすすめです。
ダウンコート
特徴や歴史
ダウンコートは羽毛素材を使用した防寒用のコート。
ほとんどの物はキルティングといった加工をしていて、その中に羽毛を敷き詰めると言った構造になっています。
かなり温かく、本格的な寒さもしのげるアイテムとあって、一着持って置くと重宝するアイテムですね。
軽量で保温性に優れており、アウトドアシーンのために生み出された機能的なアイテムです。
定番・オススメブランド
MONCLER(モンクレール)
フランス発のファッションブランドで、ダウンと言えば皆がこのブランドを想像することでしょう。
高品質なダウンとシャープなシルエットが人気の理由です。
また、シャイニーナイロンと言う光沢感があり、高級感も漂う素材を使っていることも特徴のひとつでしょう。
日本で使うにはオーバースペックかもしれませんが、一着持って置くとどんな寒さもしのげること間違いなしです。
TATRAS(タトラス)
イタリア発のブランドで、特にダウンアイテムに定評があります。
コートはどちらかと言うとレディースに人気のアイテムですが、スタイリッシュなシルエットと上質な素材感は逸品です。
ダウンジャケット
特徴や歴史
ダウンジャケットはダウンコートと同様、羽毛素材を用いた防寒用のアイテムです。
コートと違いジャンパースタイルのアイテムのため、着丈が長すぎない物をダウンジャケットと呼びます。
ダウンの種類によって値段が大きく変わり、プレミアムダウンウェアと呼ばれる、「モンクレール」「カナダグース」「デュベティカ」などが人気ですね。
定番・オススメブランド
CANADA GOOSE(カナダグース)
プレミアムなダウンウェアブランドのひとつ「カナダグース」
左肩についているロゴをよく見かけるのではないでしょうか?
このダウンジャケットはデザインもさることながら、痒いところに手が届く機能性も注目されるポイントです。
ポケットの裏地にフリースが取り付けられていたり、撥水性と耐久性を持った機能的な素材を使っていたり、氷結しづらいコヨーテファーを使っていたりと、文句のない仕様になっています。
こちらも日本では間違いなくオーバースペックですが、一度着たらやみつきになることでしょう。
DUVETICA(デュベティカ)
2002年にイタリアで誕生したブランド。
比較的若いブランドですが、世界的にも有名で日本でも高い知名度を誇っています。
ダウンジャケットのブランドを考えた時に、モンクレールと肩を並べるほどに人気のブランドですが、その理由のひとつに、創設者がモンクレールで社長を経験していたことがあげられるでしょう。
このブランドの特徴は何と言っても、ひとつひとつがものすごいクオリティーで作られているということ。
ヨーロッパでもトップクラスの工場で作られているようです。
ダウンもフランス産のみの高級ダウンを使っている事もあり、最高品質のダウンアイテムを手に入れることができるという事です。
DESCENTE ALLTERRAIN(デサントオルテライン)
水沢ダウンを使用した日本のブランド。
縫い目がないため、水に強いダウンジャケットと言うのが特徴で、シルエットもすっきりとしたモデルが多いです。
個人的にはブランド名もカッコ良くて好きですが、着ぶくれしにくいダウンとしてもおすすめです。
キルティングジャケット
特徴や歴史
保温性が高く、その割に生地厚が薄いのが特徴のキルティングジャケット。
その名の通り、キルティングと言われる技法で、表と裏の生地の間に中綿を入れ、それを縫い合わせて模様のようにすることです。
そうすることで、中綿がずれることなく均等に配置され、薄くても保温性を高めることができるんですね。
かさばりやすい冬用のアウターですが、スタイリッシュに着こなすことができるでしょう。
定番・オススメブランド
LAVENHAM(ラベンハム)
キルティングジャケットのパイオニア的存在なのがラベンハムと言うブランドのアイテム。
オンオフ使えるデザインで尚且つ軽いアウターとして使い勝手がかなり良いものとなっています。
シルエットが細身なので中に着こむことはできないですが、冬場でも温かく過ごすことができるでしょう。
Ralph Lauren(ラルフローレン)
シンプルかつ、クラシカルなラルフローレンのキルティングジャケット。
襟のコーデュロイ素材がより上品さを格上げしてくれます。
デザイン源ではないですが、ラルフローレンらしくイギリスのいいとこどりを集めたアイテムでしょう。
Barbour(バブアー)
ハンティングジャケットを得意とするブランドのバブアー。
随所にハンティングに適したディテールを取り入れたバブアーらしいキルティングジャケットは、少しカジュアル目に着たい方にオススメのブランドです。
ムートンコート
特徴や歴史
天然の繊維の中で最高峰の保温性があるのがムートン。
ムートンとは羊の毛の面と革の面が一致になった素材の事で、それを一枚のコートにしたのがムートンコートなんですね。
もちろん、かなりの保温性がありますが、その分重量感もあり、重ね着すると着ぶくれしてしまうのも特徴ですね。
また、表革が起毛した物となっていることで、フカフカで可愛らしさのあるコートとなっています。
インナーにあまり着こまず、それ一枚で勝負する着こなしに持ってこいのアイテムですね!
定番・オススメブランド
EMMETI(エンメティ)
毛皮を使ったファーコートやファージャケットの工房としてスタートしたエメンティ。
ラグジュアリー感のある起毛感ある素材と、タイトすぎず、それでいてシルエットの綺麗なアイテムが得意なブランドです。
フェイクのムートンコートもいいのですが、本物の良さを感じることができるでしょう。
Cinquanta(チンクアンタ)
イタリアの職人が作るファクトリーブランドであるチンクアンタ。
こちらも高級感のある一生モノのムートンコートと言ったアイテムです。
PRやショーを行わない職人気質なブランドなので、コスパを考えると最高のブランドかもしれません。
MA-1
特徴や歴史
アメリカ空軍のフライトジャケットとして誕生したMA-1。
ミリタリーに原型があるアイテムらしく、全てのディテールに意味があります。
軍用機内で着用することから、無駄なディテールがそがれたシンプルでミニマムなデザインに。
また、ジェット機を操縦中に服の水分が氷結して固まってしまわないようにするためのナイロン素材などが大きな特徴でしょう。
裏地がオレンジ色なのはレスキューカラーと呼ばれ、事故で脱出した際に裏返しに着ると見つかりやすいという意味があります。
1980年代から日本のファッションシーンにも溶け込んでいき、今ではアウターを代表するアイテムとなりました。
定番・オススメブランド
ALPHA(アルファ)
1954年に創立されたアメリカのアパレルメーカー。
1960年当時はアメリカの陸海空軍のMA-1のを生産しており、軍用のミリタリーアイテムの開発にも携わっていました。
今でもファッションアイテムとしてMA-1を生産しており、ファッション性に富んだ腕が太すぎないデザインの物が多く出回っています。
本格的なミリタリー好きからは、低評価とされる現在のMA-1ですが、普段着に落とし込むには今のデザインの方が格段に使いやすいでしょう。
AVIREX(アヴィレックス)
アルファと対をなす、ミリタリーブランドのアヴィレックス。
ミリタリーらしく、機能的なデザインが特徴で、数々の映画シーンで使われたことでファッションアイテムとしての知名度を上げていきました。
アルファに対して、アヴィレックスの方が丈が短い物が多いようですね。
本格的なMA-1として、何方か迷われる方も多いですが、デザインの好きな方を選ぶのが確実かと思います。
BUZZ RICKSON'S(バズリクソンズ)
日本の老舗衣料メーカーの東洋エンタープライスが手掛けるブランドが「バズリクソンズ」。
特にこのMA-1はブランドのメインアイテムで、品質の高さには定評があります。
バズリクソンズは本物に近いレプリカを追求して作っており、現在のファッション性を追い求めたミリタリーアイテムではなく、本物に近いミリタリーウェアが魅力です。
本格ミリタリーとタウンワークのはざまで映える最高のMA-1を味わう事ができるでしょう。
M-65
特徴や歴史
1965年に米軍が寒冷地用のアウターとして採用し、現代のファッションとして浸透したM-65。
ミリタリーアイテムらしい機能性のあるデザインが特徴です。
デザインとして特徴的なのが立ち襟。
襟が立って見え、またその中にフードを内蔵した構造になっています。
フロント部分の大きなフラップポケットや袖の防寒性を高める袖口の絞りとフラップ。
腰や袖に内蔵されたドローコードは機能美とデザイン美を兼ね備えています。
現代のファッションシーンに溶け込むべくして溶け込んだ機能的なデザインと言えるでしょう。
定番・オススメブランド
AVIREX(アヴィレックス)
ミリタリーのディテールはそのままに、素材などをタウンユース向けに選びなおしたり、日本人に合うシルエットに落とし込んでいる現在のアヴィレックス。
男臭いけど、キレイ目なアイテムと合わせることで、やりすぎな大人っぽさを演出できること間違いなしです。
BUZZ RICKSON'S(バズリクソンズ)
ミリタリーのディテールを本格的に再現したバズリクソンズのM-65。
本格的なので、シルエット的には少し野暮ったく感じてしまうかもしれませんが、嘘のないデザインはそれだけで存在感が作りになっています。
本物のミリタリーを追い求める方には是非ともオススメです。
N-3B
特徴や歴史
アメリカ軍の地上部隊のために作られたミリタリーアイテム。
MA-1よりもさらに寒い場所での活動に適するために、着丈を長めにし、防寒性を高めたディテールとなっています。
ナイロン素材で、ロング丈、そしてニットリブが見えない仕様なのが特徴でしょう。
ミリタリーらしく男臭いアイテムなので、画像のようにシャツなどと合わせてクリーンに着こなしたいですね!
定番・オススメブランド
ALPHA(アルファ)
ミリタリーアイテムとして軍に卸していた歴史もある本格ミリタリーブランドです。
以前は本格的なミリタリーアイテムを作っていましたが、現在見かける物はファッションシーンに溶け込むように作った物がほとんどです。
普段着として使うなら今のアルファのN-3Bで十分に満足できるでしょう。
AVIREX(アヴィレックス)
現在ではタウンユースと本格的なディテールの中間をとったようなデザインで作っているのがアヴィレックス。
素材やデザインを少しだけ現代に寄せることで嘘くささのない本格的なアイテムに仕上がっています。
ライダースジャケット(ダブル)
特徴や歴史
ライダースジャケットはその名の通り、バイカーがバイクに乗るために作られたアイテム。
風を切っても寒くないように集めのレザーで作られているのが大きな特徴です。
また、シングルとダブルの違いの他にもUSA(アメリカ)とUK(イギリス)でも大きな違いがあります。
始めにシングルとダブルの大きな違いを言うと、前立てが二重か、一重かと言ったところでしょう。
言うまでもなく二重がダブルですね。
アメリカとイギリスの大きな違いは、どんなバイクに乗っているのかを想像すると覚えやすいです。
アメリカのバイカーは広大な土地を移動するため大型で、起き上がって操縦するバイクに乗ります。
そのためゆったりとしたシルエットで丈が短めです。
それと比べてイギリスのバイカーは前傾姿勢で乗るバイクのため、タンク部分を傷つけないようにフロントベルトがなく、装飾も少なめでスタイリッシュですね。
何方が良いという事はないですが、どんなスタイリングがしたいかで選ぶと良いでしょう。
ブランド選びもどちらの国出身かに注目して見るとより選びやすくなるかと思います。
定番・オススメブランド
VANSON(バンソン)
アメリカのモーターサイクルレザーメーカーの最高峰であるバンソン。
自社工場での熟練した職人によるハンドメイドで生産されるため、ハイクオリティーな作りを維持し続けています。
アメリカを代表するライダースジャケットのブランドらしく、広い身幅のシルエットでどっしりとした質感のレザーが特徴。
まさに本格ライダースとはこのブランドの事でしょう。
男らしく着たいならバンソンを選択すると間違いないでしょう。
Schott(ショット)
アメリカ、ニューヨークで誕生したライダースジャケットの代名詞的存在のブランド。
星形スタッズのエポーレット(肩に付いたバンド状の付属品)が有名です。
モデルによってタイトで現代よりなアイテムもありますが、アメリカの本格派を味わえる数少ないライダースブランドでしょう。
Lewis Leathers(ルイスレザー)
1892年に誕生したヨーロッパを代表するブランド。
UKのデザインらしくスタイリッシュなデザインで、ファッショニスタを虜にするデザイン性が魅力です。
コムデギャルソンの川久保玲氏も自身のブランドとコラボしたりと、質実堅固でファッション性のあるブランドとなっています。
元々はイギリス軍のパイロットジャケットも手掛けていたことから、その作りにも評判があります。
現在のファッションシーンでもそのままカッコよく決まるので、今欲しいレザーアイテムと言えるでしょう。
ライダースジャケット(シングル)
特徴や歴史
ライダースジャケットの中でも前立てが二重ではない物がシングルライダースというアイテム。
ダブルよりも装飾がシンプルなため、スタイリッシュかつ、綺麗目に着こなすことが可能です。
また、スタンドカラータイプの物やステンカラー・ノーカラータイプなどの種類があります。
ここら辺は好みで選んでみてもいいでしょう。
定番・オススメブランド
THE REAL McCOY'S(ザ・リアルマッコイズ)
日本のファッションブランドで、ミリタリー・ワーク・バイカーウェアを得意としています。
現代のサイズ感に落とし込んだ本格的なアイテムを作っていて、男臭いけど、どこかスタイリッシュなアイテムを作り出すことに富んでいますね。
このシングルライダースも本格的でありながら日本人でもきちんと似合うデザインとなっており、日本人が選ぶべき本格ライダースアイテムと言えるブランドでしょう。
LITHIUM HOMME(リチウムオム)
日本のデザイナーズブランドであるリチウムオム。
その中でもレザーライダースはブランドのメインアイテムとなっています。
タイトでシャープなアイテムを作っており、本格派といよりはデザイン派と言った感じで、若者からの人気があります。
アレキサンドロスのボーカルである川上洋平氏が着用していたことから、人気に火が付いたアイテムでもありますね。
細身でカッコイイシルエットのレザージャケットが欲しいという方にオススメです。
STUDIOUS(ステュディオス)
日本のセレクトショップステュディオスのオリジナル品。
この記事ではあまりセレオリを紹介するつもりはなかったのですが、コスパの高さが最高峰のアイテムという事で紹介しておきます。
ステュディオスが何年も継続して作り続けており、素材や作りの面においてこの安さでこの出来栄えの物は本当に少ないです。
レザージャケットは値段が高いことから手が出にくいアイテムですから、「服にそこまでのお金は払えない。」という方にオススメしたいですね。
デニムジャケット
特徴や歴史
デニムジャケットは今でこそ、ファッションアイテムの代表的なアイテムのひとつとなっていますが、元はワークが発祥の物。
その名の通り、耐久性の高いデニム素材を使用したジャケットですね。
「リーバイス」の1stから4rd、そして「リー」の101-Jなどが原型とされていますが、現在のファッションシーンでも最もベーシックなのがリーバイスの3rdタイプでしょう。トラッカージャケットとも呼ばれていますね。
3rdタイプの大きな特徴として両胸のポケットとそのポケットから延びるV時のシームでしょう。
着丈が短めでアームホールが太めなのも特徴です。
定番・オススメブランド
Levi's(リーバイス)
デニムの王様的ブランドであるリーバイスはデニムジャケットをおすすめする上で切り離せないブランドでしょう。
今では多くのラインがあり、価格も作りもピンキリですが、やはり原型を作ったブランドなので比較的安い物でも作りの良さを感じます。
ほんとに、ラインによって大きな違いがありますが、自分の求める物でラインを選んでみると良いでしょう。
Ron Herman(ロンハーマン)
アメリカ西海岸発の大人気セレクトショップ「ロンハーマン」。
オシャレだけどオシャレ感を出しすぎないサーファーのライフスタイルを提案しています。
また、オリジナルのデニムアイテムは評判が高く、そのセレクトで培われたセンスでが随所に見られます。
オシャレな好きな人が通るブランドでもあるので、そんな方におすすめです。
REMI RELIEF(レミレリーフ)
デニム好きがこぞって収集するブランドが「レミレリーフ」。
古着よりも古着らしいデザインでありながら、随所にちりばめられたディテールがファンの心をくすぐります。
質実堅固でありながらも、デザイン性もあるドメスティックブランドの中でもおすすめしたいブランドのひとつです。
ボアデニムジャケット
特徴や歴史
デニムジャケットの裏地がボア素材になったアイテム。
デニムジャケットよりも生地厚があり、かなり温かい物になっています。
そのため、着ぶくれがしやすいのがデメリットもありますが、襟から覗くボア素材は可愛らしい一面もあるデザインですね。
定番・オススメブランド
Levi's(リーバイス)
やはりボアデニムジャケットもリーバイスをオススメせざるを得ません。
サードタイプのデニムジャケットの裏地をボアにしたデザインは可愛く、そして温かい冬にオススメのデザインです。
トップスが多くなる分、ボトムスをシュッと細目に着たいですね。
Wrangler(ラングラー)
デニムブランドの代表的な存在でもあるラングラー。
その中のボアデニムジャケットはとてもおすすめです。
着ぶくれしやすく、ボリューミーなボアデニムジャケットですが、ラングラーのジャケットはスタイリッシュに着られる一着となっています。
ボアデニムジャケットが苦手という方にオススメしたいですね。
フリースジャケット
特徴や歴史
1977年にパイルジャケットが原型となり生まれたのがフリースジャケット。
化学繊維で作られた保温性のあるパイル生地で作られており、羊毛などと違って速乾性があるので登山などに使われる服として使われていました。
現在でも多くのフリースが誕生しており、ユニクロのフリースはユニクロ史上でも最大のヒットアイテムとなりました。
カジュアルなアイテムですが、可愛くも保温性のあるデザインが魅力ですね。
定番・オススメブランド
patagonia(パタゴニア)
フリースジャケットを生み出したのがパタゴニア。
アウトドアはもちろん、タウンユースとしての市民権も得たブランドと言えるでしょう。
また、パタゴニアのフリースはリサイクルフリースを使用しており、使い古した製品を再利用して作られています。
いくつかのモデルがありますが、その中でもレトロXは人気のあるモデルとしても有名で坂口健太郎が着ていたことで、より一層日本での人気に火が付きました。
アウトドアファッションの入りのアイテムとしてもぜひおすすめしたいと思います。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
アウトドアブランドの中でも随一の人気を誇る「ノースフェイス」
アウトドアに適したアイテムを生産する中で、ファッション性に富んだラインなど、タウンユースでも支持を得ているブランドです。
ノースフェイスのフリースジャケットも機能性がありながら、普段着としても使いやすいミニマムなデザインが特徴です。
胸元のブランドロゴもシンプルすぎないデザインを演出するポイントでしょう。
マウンテンパーカー
歴史や特徴
マウンテンパーカーとは名前の通り登山用に作り出された服で、防寒性はもちろん、撥水性、そして透湿性を持った高機能なアイテムとなっています。
現在ではオシャレな街着としての市民権を得ており、都内で着るにはオーバースペックでありながらもよく見かけるアウターのひとつです。
マウンテンパーカーの特徴としては雨を通さないナイロン生地や止水チャック、勿論雨除けのフードがあり、登山用品をたくさん入れられるように多数のポケットが内蔵されています。
定番・オススメブランド
SIERRA DESIGNS(シエラデザイン)
マウンテンパーカーの生みの親と言えるブランドが「シエラデザイン」です。
60/40クロス(ろくよんくろす)と呼ばれるコットン60%・ナイロン40%を混合させた素材が有名で、防寒性がありながらも耐久性があり、まさに登山用の素材と言える素晴らしい物になっています。
その60/40クロスを開発したブランドとして、今でも愛され続けているアウトドアブランドですね。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)
アウトドアブランドでありながらもファッション性に富んでいるのがノースフェイス。
このブランドのマウンテンパーカーはメンズだけでなくレディースからも愛される一着です。
色やデザイン展開が豊富で、尚且つスタイリッシュなデザインが多く、タウンユースとしての使い勝手の良いアイテムと進化をつづけてます。
それでありながら、もちろん登山用にも使えるとあって、アウトドア好きからの支持されるブランドとなっています。
Columbia(コロンビア)
アメリカのアウトドア・スポーツメーカーのコロンビア。
機能性もありながら、ファッションアイテムとしてのマウンテンパーカーを生み出しています。
素材やカラーの展開が多く、こちらもレディースから好かれているアウトドアブランドとなっていますね。
他アウトドアブランドに比べて安価に購入できるという事もあって、人気となっています。
カバーオール
特徴や歴史
カバーオールと言えばワークジャケットの様な羽織物を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は海外でのカバーオールは「つなぎ」を意味しています。
つまり日本で使われるカバーオールは本来の意味とは違う、和製英語の言葉だという事ですね。
ということで、この記事で紹介しているカバーオールは和製英語での意味のワークジャケットを指していると思ってください。
ワークジャケットはその名の通り、仕事がしやすい作業着として生まれた物で、厚手のコットン素材に物を入れるための大き目のポケットなどが付いた物となっています。
ファッションアイテムとして明確なデザインが決まった物ではないですが、ステンカラーと丈夫な素材・大きなポケットがあればカバーオールと見ていいでしょう。
定番・オススメブランド
CARHARTT(カーハート)
アメリカの定番的ワークブランド。
味わいのある本格的なワークアイテムを作り出しており、経年変化を感じることができるでしょう。
このカバーオールも完全にワークジャケットのデザインでありながら、キレイ目なスタイルに合わせることで、男臭さが良い具合に相殺された着こなしができそうです。
カッコ付けないカッコよさを抜群に感じることができると思いますよ!
POINTER(ポインター)
メイドインUSAにこだわったワークウェアブランド。
機能性と耐久性はぴか一で、その古着っぽいデザインは現在のファッションシーンでも大いに活躍してくれることでしょう。
着るほどに味わいが出る生デニムは最大の魅力ですね!
WAREHOUSE(ウェアハウス)
日本のヴィンテージカジュアルブランドであるウェアハウス。
本格的な物造りが得意で、味わいのあるアイテムを作り出すブランドですね。
カバーオールも昔、仕事着として使われた物を再現しており、嘘くささがなく、それでいて古着の様に着られる一着となっています。
日本のヴィンテージブランドは確かな技術と審美眼をもっており、本物以上に本物を味わえるのでぜひおすすめです。
終わりに
以上、22種類のアウターと50以上のブランドをご紹介させていただきました。
服と言うのは、そのほとんどが原型であるデザインがあったアイテムであり、原型のデザインこそ嘘くさくない本物のデザインでもあります。
本物のデザインしか認めないと言っているのではなく、迷ったら本物に近い物を味わってほしいという事です。
その中で自分に合わないと思ったら、現代のシルエットやトレンドに合わせたデザインの物を見ていけばいいと思うんです。
多くなりすぎたファッションアイテムの種類とブランドですが、まずはこの辺りから覚えてみると服への理解が進むかと思いますよ!
僕もここに書いたすべての知識があるワケではなく、多くのブランドやアイテムの情報を調べました。
そして改めて、これらのみんなから愛される定番ブランドの良さを感じることができたんですね。
「どんなアウターが欲しいか分からない。」
「欲しいアウターはあってもブランドが多すぎて分からない。」
という方は今回ご紹介した中からピックアップしてみてはいかがでしょうか?
それでは、かなり長い記事となってしまいましたが、アウターを選ぶ時の参考になれば幸です。
ではまた。