20代と30代では自分の服装はもちろん、欲しい服や手に入れたいものって絶対変わってきますよね。
今回、30代を目前にして今本当に欲しい物、絶対に手に入れたい物をご紹介していきます!
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
個人的なんですが、もうすぐ20代を卒業します。
僕の中で30代はきちんとした大人の入り口。
自分に本当に似合っている服が分かり、背伸びをして買っていた服を本当にかっこよく着こなさなきゃならない年齢なんじゃないかと思っています。
と言っても、その本当に似合っている服を見つけたり、かっこよく着こなすのはいつまでたっても難しいと感じるんですけどね。
以前書いたこちらの記事
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僕が20代のうちに絶対手に入れたい本当にいい物
若いうちに手に入れておきたい本当にいい物ってたくさんあるんですよね。 手に余る代物だと分かっていても、本物を知ることで少しだけ大人になれる気がするんです。 ということで、今回僕が近いうちに欲しいと思っ ...
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3年ほど前に書いた物んですが、20代のうちに絶対に手に入れたい物として紹介しました。
今回はその3年前と比較して今の自分がどんな物を欲しているのか、また本当に欲しかったものを手に入れることが出来ているのか
それを紹介していきたいと思います!
20代のうちに手に入れられた物
「僕が20代のうちに絶対手に入れたい本当にいい物」の記事で欲しかった物の一覧がこちら。
オールデンの990
パラブーツのミカエル
カルティエのタンク
COMOLIのタイロッケンコート
COMOLIのコモリシャツ
マルジェラの八の字ライダース
サンローランのライダース
テアトラのデバイスコート
インディビジュアライズドシャツのクラシックフィット
インコテックスのSKIN FIT
オリバーピープルズ(OLIVER PEOPLES)のOP-5
クロムハーツの指輪
12アイテム中、アンダーラインを引いた7つは手に入れることが出来ました。(手放してしまったものもあります。)
当時はなかなか買えないなぁと考えていたのですが、気づけば買っちゃっている物なんですね。
この記事を書いてからほとんど見直してなかったのですが、やっぱりほしい物は欲しかったみたいです。(笑)
ちなみに、
パラブーツはミカエルではなく、シャンボードを
テアトラはデバイスコートではなくハンティングコートを
オリバーピープルは OP-5 ではなく DARVILLE 362P を購入しました。
この中で手に入れられなかったのは5つ。
オールデンの990
カルティエのタンク
サンローランのライダース
インコテックスのSKIN FIT
クロムハーツの指輪
でした。
今見ても欲しい物はありますが、欲しいと思わなくなったものもいくつかあります。
少しですが、自分の感覚が変わったということでしょう。
では、ここから30代を目前にして今本当に欲しい物を見ていきたいと思います!
30代を前にして今本当に欲しい物
ポールハーデン ロングマック
気付けば憧れのブランドとなっていたポールハーデン。
その中のマックコートをロング丈にしたロングマックが本当に欲しい一着です。
ベンタイルコットンやウールなど素材違いでモデルがありますが、ウールのフワッとしたそれでいて重みのある雰囲気に惚れてしまいました。
ヴィンテージの雰囲気を醸しながら、現代にリサイズされたような一着。
また、高額な物ってヘビロテするのをなんだか控えてしまいそうになりますが、ポールハーデンの素材感は着れば着るほど雰囲気が出てくると言います。
40歳、50歳になるまでずっと育てていきたい。
そんな気持ちにさせてくれます。
カルティエ マストタンク
カルティエの定番マストタンク。
戦車の形からインスピレーションを受けたスクエア状のデザインは堅固さと煌びやかさを同時に放っています。
アンティークウォッチがずっと欲しいと思っているのですが、3年前から踏み切れない所があり、まだ入手できていませんでした。
3年間ずっと欲しいと思い続けているという事は本当に欲しい物なんだろうなぁと改めて実感しています。
僕自身の中でもそこまで執着する物って多くはないので、巡り合わせがあれば真っ先に購入したいですね。
オーバーホールなどの問題もあるので、ヤフオクやメルカリよりもアンティークショップで購入するべきなのですが、価格面で迷ってます。
ずっと使い続けるならアンティークショップで買った方が確実なんですけどね。
ストリートテイスト以外なら、どんな服装にもマッチするでしょうし、これから30代になっていく中である程度いい時計と言うのは持っていても全く損はしないはず。
ステータスと言うほどではないかもしれませんが、ものおじせず見せられる時計をひとつ持っておくのは30代の身だしなみに必要なのかもしれません。
hermes マルジェラ期スラックス
初めて着用した時に、「いい素材ってこんなにも違うんだ」と衝撃を受けたのがエルメス マルジェラ期のスラックス。
流れるようなドレープと落ち感、そしてこれぞエルメスだと言わしめるような贅沢な素材の艶。
20年以上の前の物だというのに、ヴィンテージの古めかしたと全く違った、昔から続く本物の違いを感じさせられました。
特にシルク混のウールスラックスは本当に上質。
ウールだけの物やポリエステルだけの物もあるのですが、もう一段上の印象です。
アイテムによっては女性的過ぎるシルエットになるものもありますが、ワイドパンツが流行中のいま、メンズが着てもおかしい物ではありません。
中古で出回っている数も少なく、希少性が高いというのも物欲をくすぐります。
もし試着できる機会があれば一度は試してみて下さい。
絶対にエルメスの虜になるはずです。
hermes シェーヌダンクルリング
こちらも喉から手が出るほどに欲しいエルメスのリング。
シェーヌダンクル調のデザインが特徴で、ヴィンテージのモデルです。
このモデルに限らずなのですが、ゴールドとシルバーのコンビネーションって素敵ですよね。
アンティークって感じがします!
エルメスのリングはいくつも種類があるのですが、こちらはその中でも随一に雰囲気のあるモデルです!
中古価格はほぼ言い値。
まぁ10万円くらいですぐに売れちゃいます。
ほとんど中古市場に出ないので、出たら買いたいくらいの気持です。
margiela スプーンリング
マルジェラの中でも2000年頃にリリースされていたスプーンリング。
銀食器をリングに再構築したデザインで、マルタンマルジェラ在籍時ならではの土臭く、それでいて洗練された雰囲気を感じられるひとつです。
現在は中古市場にほとんど出てこなくなってしまったので、入手するのもかなり難しい一品。
希少性も含めて物欲を刺激されます。
アンティークリングが欲しい今日この頃なのですが、その中でも軍を抜いてほしいリングです。
yohji yamamoto pour homme ケンタ刺繍
yohji yamamoto pour homme の1990ss の 刺繍ジャケット。
刺繍が入ったアイテムって凄く惹かれるんですが、その中でも yohji yamamoto の刺繍物は特に魅力を感じます。
最近でも4型ほど復刻されており、そのオリジナルが再注目されました。
山本耀司本人の愛犬の名前、ケンタからアイテム名が付けられています。
個人的にヨウジはアーカイブ物が好み。
今の激しさを全面に出したヨウジもカッコいいのですが、昔のヨウジってどこか渋さというか、大人の魅力が詰まっているように感じます。
30代ってそんな渋い服が欲しくなってくる年齢なのかもしれません。
ユーロワーク インディゴリネンマキニョンコート
馬や家畜などの仲介人「マキニョン」と呼ばれる方達が着ていたとされるワークコート。
胸元にハサミを入れる大きなポケットが特徴的な一着です。
僕がこのコートを始めて見たのはヴィンテージの古着屋さん。
広い店内で数多くのヴィンテージが陳列されているお店だったのですが、ひときわ存在感を放っていたのがこのマキニョンコートでした。
フワッとしながらも重さのあるインディゴリネンの素材感に感動したのを覚えています。
ヴィンテージ物の中でもかなり高額で手が出せなかったコートなのですが、どんどん価格も上昇しているので、早めに買いたい一着です。
しかしながら、あの古着屋さんで出会った個体以上にときめいたものにまだ出会っていないので、古着はやっぱりその時の出会いが一番大切だなって痛感させられている洋服でもあります。
ユーロワーク ブラックモールスキンジャケット
こちらもユーロワークの一着。
モールスキンと呼ばれるモグラの皮の様な起毛だったコットン素材で作られたジャケットです。
とてもシンプルなのですが、その分本当にずっと使うんだろうなぁと想像してしまいます。
デザインが大きく入ったアウターって、本当にカッコいいんですけど、気付いた時に羽織っているジャケットってこういったシンプルな物なんですよね。
長く付き合えそうなアウターなので、ゆっくり探して、本当にいい物に出会いたいと思っているアイテムです。
オールデン 990
革靴の中でも不朽の名作であるオールデンの990。
外羽プレーントゥの革靴はオールデン以外にも数えればきりがないほどあるでしょう。
それでも、なぜこのオールデンの990が欲しいのかと言えば、一度その最高の物を履いて見たい。
そう思っているからにほかなりません。
他に細かい理由もありますが、これに尽きます。
Le Yucca's(レユッカス) ギリーシューズ
ギリーシューズと呼ばれるシュータンがなく、特徴的なはと目の形状となっている革靴のデザインに惚れ込んだのは、この Le Yucca's のアイテムを見たからにほかなりません。
吾亦紅やLOFTMAN・L'ECHOPPEなどの高感度セレクトショップでのみ取り扱われているシューズブランド。
存在感のあるレザーシューズではあるものの、女性デザイナーらしい煌びやかで優雅な革靴が魅力的です。
このギリーシューズはレザーならではのずっしりとした堅固な雰囲気はありながらも、どこかリラックスして履けるというか、大人の色気と言うか、レザーシューズで感じることができない良さを初めて見た時から感じていました。
このシュータンがないディテールはただ単にデザインとしてそうなった物ではなく、スコットランドやアイルランド地方の狩猟用や舞踏用に使用されていたといった起源があるそうです。
そこから考えてもヴィンテージのユーロワークなどとも相性はいい革靴なのではないかと感じています。
価格は10万円を超えるので、おいそれと手を出せないのですが、新品で手に入れたい一足です。
Jutta Neumann(ユッタニューマン) アリス
レザーのサンダルって大人っぽさはありますけど、どこか使いづらかったり、歩きづらかったりとマイナス要素を強く感じてしまいます。
そのマイナス要素を振り払って履くのがレザーサンダルなのかもしれません。
しかし、このユッタニューマンはサンダル界のロールスロイスと称されるブランド。
見かけによらない歩きやすさが特徴の一足なんです。
カッチリと決まったセットアップなどにサンダルってどこか抜け感があって、大人の余裕を感じます。
そんな大人の余裕を、コレを履けば醸し出せるんじゃないかと勝手に思ってるんですね。
終わりに
以上、30代に向けて絶対に手に入れたい本当にいい物でした!
高い物が好きなだけじゃないのかと言われればそれまでなんですけど、やっぱり希少性っていうのも物欲をくすぐられるポイントではあります。
希少性が高くなるとおのずと価格も高くなるので、仕方なんです。
まだまだ欲しい物は増えていくし、変わっていくと思います。
でも、その時その時の自分の感性を楽しみながら服を買っていくことができれば幸せだなって思うんです。
ブランド中毒と言われればそれまでなんですが、30代に向けて自分の中の価値観をより高めていくために「本当にいい物」を身近に置いていきたいと思います。
それでは以上になりますが、30代ファッションに向けての参考になれば幸いです。
ではまた。