今自分が行っている、していきたいファッションの考え方やコーディネートを考えた服の買い方などを細かくご紹介していきます。
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
服の買い方的な記事はいくつか書かせていただいているのですが、以前の自分よりお得な買い物ができるように日々進化しているつもりです。
そんな自分が今考える1年間のコーディネートの作り方から、服の買い方までを余すことなくお伝えしようと思います。
今季のファッションの作り方
まず、僕は服を購入する前に、その年にしていきたいファッションというのを深く考えます。
行き当たりばったりでファッションを決める事は難しく、考えなしで購入していると上手くコーディネートできなかったり、結局着ない物を購入してしまいますから。
そんなわけで、まずは今季していきたいファッションと言うのを考えていく作業から始めます。
作業って言ってますが、ここが一番楽しかったりするのでご安心を。
「gap PRESS MEN」で好きな物をまとめる
まず絶対に欠かせないのが「gap PRESS MEN」を読んで自分がしていきたいファッションを見つける事です。
コチラの雑誌ですね。
この雑誌は世界中のブランドのコレクションルックを見ることができる唯一の雑誌。
コレクション自体はファッションプレスなどでも無料で見ることができますが、雑誌で読むほうが一気に色々なルックを見ることができるので便利です。
「そんな物見て、ファッションヲタクを気取ってんじゃねぇよ」って思う方もいるかもしれませんが、これが実際に見てみると面白いんですよ。
自分の理解を超えるルックもたくさんあるのですが、その中で「この着こなし、なんだか素敵だなぁ」って思えるものが出てくるんです。
そんな”なんだか分からないけど素敵な着こなし”をいくつか見つけ出すことで、今自分が好きな着こなしを雰囲気で見つけていくことができます。
また、普通の雑誌ではなく、コレクションの着こなしを最初に見ることで、完成度の高いコーディネートやトレンドの頂点を目標に置くことに意味があるんですね。
まじめにひとつひとつのルックを見なくても大丈夫なので、適当に読み流す感じで自分の感性とあった物をまとめてみて下さい。
そうすることで、今年していきたいファッションが少しずつですが見えてきますから。
ちなみに僕は今季、こんなファッションがしたいみたいです
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色々な雑誌を読む
また、色々な雑誌を読むことで着こなしやアイテム選びの勉強をしています。
特に着こなしで勉強になるのがフレンチライクなテイストが得意なmen's FUDGE(メンズファッジ)と、トレンドをとらえた日本のファッションを提案するのが上手なMEN'S NON-NO(メンズノンノ)。
アイテム選びで勉強になるのが細かい視点とユーモアあふれる文章で商品説明をしてくれるBegin(ビギン)や、拘りぬいたアイテムをたくさん教えてくれるHOUYHNHNM Unplugged(フイナム)です。
他にもストリート系が好きなら見ておくべきなのが、SWAGHOMME(スワッグオム)、カルチャーと絡ませて服を楽しみたいならPOPEYE(ポパイ)がオススメですね。
というように、1つの雑誌を見るだけでなく、色々と見比べることで着こなしの幅も広がりますし、よりファッションの楽しさが分かるかと思います。
また、自分の好きな物が何なのかも見つけることができるので、まずは書店で好きな物を選んでみるのが良いでしょう。
おすすめの雑誌ついては今度また深堀りして書こうかと思います!
ショップを巡り倒す
座学だけではファッションは成り立ちません、実際に見て・着るのがファッションの一番の楽しみ方。
雑誌などは事前知識として入れておくとより楽しくなるといった物なので、ショップをどれだけ巡るかの方が重要だと思っています。
実店舗では服を見るだけでなく、ショップ店員さんのお話も聞けて簡単に服の知識を得ることができますし、より楽しむ事ができますから。
まず、自分が見るショップはセレクトショップです。
大手セレクトショップから、小さいけど有名なセレクトショップまでを一通り見ることにしています。
最近ではセレクトショップでプロパー(新品の定価)で買う機会が減りましたが、それでもプロパーでしか買えないと思った時や本当に気に入った時は購入するようにしてます。
では、セレクトショップで何を見ているかと言うと、
・どんなブランドが取り扱われているのか。
・どんなアイテムが今年は多いのか。
・セレクトショップオリジナルはどんなアイテムを出しているのか。
といった事です。
これらを見ることで、雑誌などでのトレンド情報でなく、リアルなトレンドを感じることができるんですね。
また、その中で自分の好きなブランドを見つけたり、新しいブランドを開拓することができます。
高感度なセレクトショップでは、新進気鋭のブランドを取り扱っている所も多いので、そういったまだあまり知られていないブランドも見つけやすいでしょう。
僕がセレクトショップ巡りをする場所は決まっていて、ほとんどが渋谷・原宿・新宿・表参道・青山・銀座なんですが、ウィンドウショッピングやリサーチをするだけの場所が多いですね。
購入する場所はほとんどが古着屋だったりします。
定点観測をする
定点観測とはストリートファッションを見て、着こなしやアイテムの使い方などを勉強することです。
これが都内などでは本当におすすめ!
リアルなファッションを見ることで、より自分がしていきたい着こなしのビジョンが見えてきます。
また、雑誌などの着こなしを見るのとは違って、街中にはオシャレな人も、そうではなく服に気を使っていない人もたくさんいます。
その中から自分の好きな着こなしを見つけることで、どういった物がオシャレなのか。
また、どういった着こなしがオシャレだと思わないのかが見えてくるでしょう。
僕が定点観測をよく行う場所は下北沢と渋谷です。
渋谷はトレンドなどを感じ取りたい時に見ることが多く、下北沢は新しい着こなしを発見するのに向いています。
そういった、街に根付いたファッションを考えるいいきっかけにもなると思いますよ!
これらを基に、今季していきたい服装や揃えたい色を決める
さて、ここからがやっと自分の着こなしや買う服を考えていく過程に入ります。
雑誌やショップ・リアルな人の着こなしやアイテム選びを基に、今自分が好きな物を考えていくんです。
僕はいつもメモを取るようにしているのですが、何もそこまでしなくても構いません。
自分が着たい服や欲しいアイテムが頭の中にあればいいんです。
あとはそれを求めてセレクトショップに行くなり、雑誌に載っているアイテムと同じ物を探すだったり、ファストファッションから似たような物を見つけてみたりすればいい訳です。
そうすることで、今自分がしていきたいファッションにおのずと近づいていくのではないでしょうか!
また、トレンドの流れを見て今季の自分の集めたいカラーもある程度決めています。
カラーリングをまとめることで、トータルコーディネートがしやすいクローゼットにもなりますし、色で悩んだ時も買い物がしやすくなりますので。
ただし、黒・白・グレーなどのモノトーンカラーは使いやすい柄なので、「今季モノトーンは買わない!!」って決めない方が良いかとは思います。
それらを古着やブランド古着で揃える
また、ここからは今の自分が行っている服の買い方なのですが、上で集めた”今後していきたい服装”の情報を基に、自分が欲しい服を古着やブランド古着で物色しています。
ブランド古着屋には、セレクトショップなどで見かけた服が、かなり低価格で置いてあったりすることもあります。
ずっと狙っていた物がかなーり安くなっていたら本当に得した気分になりますから。
また、今季以前の各ブランドのアーカイブも古着屋には多数眠っています。
今季の服を見ているだけでは、ブランドの雰囲気やトレンドの流れと言うのを理解することは難しいですが、色々な年代のブランド服を見ることでこそ分かる物があるんです。
そしてセレクトショップなどでは現行のデザインの物しか売っていませんが、古着では膨大な量の中から欲しい物を捜せるのも大きな利点。
古着って最初はとっつきにくいところがありますが、知れば知るほど古着の楽しさだけでなく、ファッションの楽しさが増してくるはずなので、ぜひ足を踏みいれてもらいたい。
また、ブランド古着だけでなく、ヴィンテージ古着や、下北沢の格安の古着なども本当に面白いです。
既製服と違って一点物のアイテムが多く、それだけでちょっと変わった着こなしにも挑戦できます。
着こなしの難易度も上がりますが、挑戦するだけでオシャレになることができるのが古着だと思いますよ!
古着と言うのはみんなが使える方法ではないかもしれませんが、ぜひお近くに古着屋があるという方は覗いてみて下さい。
終わりに
以上、今の自分の服の買い方についてお伝えさせていただきました。
ほとんど参考にもならないかもしれませんが、こういったファッションの考え方もあるんだよ!と提示することができたのではないかと思います。
僕自身、以前よりも服の買い方が上手になったとは思っているのですが、何も昔の買い方がダメだったとは思っていません。
プロパーで多く買っていた時期もいい経験でしたし、だからこそ服の価格について今は深く考えることができるようになったと思います。
好きな物を好きなだけ買えないのがもどかしくもありますが、買えないからこそファッションって楽しみ方の幅が広いものでもあると思いますから。
高い服をたくさん買う事が出来たのなら、古着の楽しさなんて理解できなかったでしょうし、なぜこの服はこんなに高価なのか、ということも考えることはなかったでしょう。
それだけファッションにはまだまだ楽しむ要素があるという事です。
それでは、以上になりますが、服を買う上での参考になれば幸いです。
ではまた。