管理人が最近購入した物を一挙ご紹介!COMME des GARCONS・Y's・SUN SURF・AURALEE・PORTER CLASSICというドメスティックブランドのアイテムを購入しました。
ブランドのちょっとした紹介と共にアイテムもひとつひとつ見ていきたいと思います!
どうも!
古着屋店員兼ブロガーの「k(@k___blog)」です!
今回は僕が最近(6月・7月)に購入した物をご紹介しようと思います!
この2ヵ月はいつにもまして散財した月だったので、なかなか面白いかと。
基本的に僕はブランド古着屋で中古品を購入することが多いですが、今回は新品もあります。
また、ブランドのジャンルもかなりバラバラ。
分からないブランドもあるかと思うので、ブランド紹介と合わせて、購入したアイテムの紹介をしていきたいと思います!
基本的に一点ものばかりなので、同じ物を購入するというのは難しいですが、是非参考にしてみて下さい!
それでは行きまーす!
BLACK COMME des GARCONS【チャイナシャツコート】
まずは、「COMME des GARCONS」のラインのひとつである、「BLACK COMME des GARCONS」のチャイナシャツコート。
「COMME des GARCONS」は日本のナンバーワンドメスティックブランドと言っても誰も反論できないでしょう。
服好きで知らない人はいませんよね。
モードの中心をいっており、リアルクローズとしては少し着にくい物も多く、着ている人は独特の雰囲気をまとう事になります。
また、「COMME des GARCONS」は複数のラインでアイテムを展開していて、特長や打ち出している世界観、そしてターゲットが変わってきます。
全部を説明していると、それだけで記事になってしまうので、ライン紹介はまた次の機会に。
で、今回は購入した「BLACK COMME des GARCONS」のラインの説明を少しだけしておこうと思います。
このラインの当初のコンセプトは、人気のあったアイテムを復刻させて、尚且つ生産背景を変えることで、価格を抑えて販売するという物でした。
ですが、最近では価格がプリュス(HOMME PLUSの通称)などに近づいてきており、低価格というところに疑問は感じるようになっています。
価格帯はTシャツで¥10,000~¥25,000くらいです。
また、店員さん曰く、川久保さん(COMME des GARCONSのデザイナー)が最近力を入れていて、安さよりもデザインに傾いているんだとか。
ですので、最近の認識としてはギャルソンの中でも「黒い服が多い」「過去にあったデザイン」「比較的着やすいライン」と僕は認識しています。
最後の比較的着やすいというのは、プリュスと比べた時の着やすさと思ってください!
ギャルソンの知識は僕なんかよりも詳しい方が本当に沢山いらっしゃるので、あまり多くは語りませんが、僕も勉強中の身として、知っていることはこれからもブログで書かせていただきます!
ですのでもし、
「ここが違う!!!」
「適当な事言うな!!!」
という意見があれば、遠慮なくコメントお願いします!!
では、僕が今回購入したアイテムの説明に行きましょう。
このチャイナシャツコートは、15年の春夏物。
ブランド古着としては古すぎない年代で、状態もかなり良かったので購入しました。
また、チャイナシャツは最近流行っている層には流行っているトレンド。
チャイナボタンが可愛く、またスタンドカラーも雰囲気があっていいですよね。
このシャツコートもそんな基本的なチャイナシャツのディテールを備えており、コムデギャルソンとしてはやりすぎていないデザインだと感じます。
このやりすぎてない感じが「BLACK」の良いところのひとつですね!!
名前はシャツコートと言う、どっち付かずな名前ですが、シャツというよりも、コートに近い雰囲気があります。
結構軽めな素材で、真夏以外なら問題なく使えるかなと言ったところ。
Tシャツやシャツの上から前を開けて着るとコートのようになります。
また、秋は1枚で着るとかなり雰囲気出ますね。
モードな印象になると思うので、ギャルソンらしく着こなしたい方は前を閉じる着方がオススメ!!
袖のディテールもチャイナシャツらしく太めなので、ちょっと可愛らしい雰囲気ですね。
僕は袖を少しめくって9分丈くらいに着てます。その方が可愛らしさは軽減されます。
市場にあまり出回らない、ギャルソンのチャイナシャツですが、見つけたら是非試着してみて下さい!
ギャルソンを着ることに躊躇している方も比較的着やすいかと思います!!
値段は古着にしてはかなりする物が多いですが・・・・。
こちらの購入額は¥17,000程。
中古相場としては格安レベルかと思います。
ギャルソンやヨウジは中古の価格を付けるのが本当に難しいブランドで、デザインで価格が決まると言われています。
ある程度取引実績などから算出はできるので、それを考慮したうえで格安レベルだと言っておきますね。
(同一商品ではありません。)
Y′s for men【ワイドタックパンツ】
続いて、「Y's for men」のワイドタックパンツ!
「Y′s」と言えば服好き、または昔服に興味があった方は知っているでしょう。
コムデギャルソンと並ぶブランドであるヨウジヤマモトのデザイナーの山本耀司氏が設立したブランドです。
そのY'sのメンズラインが「Y's for men」ということです。
ですが、現在は事実的な倒産などがあった影響でY's for menは休止といった状態となっており、中古市場でしか見ることができなラインとなってしまいました。(以前一度復活はしているようです。)
ということで、今はないラインなのですが、昔からワイドなシルエットのアイテムを数多く出しており、人気が衰えるどころか、トレンドに乗っておりビックシルエットのアイテムは中古相場も高めです。
今回僕が購入したアイテムも2006年秋冬(タグの型番から予想)の物ながら、トレンドにぴったりのワイドシルエット。
足先は程よくテーパードしており、ルーズすぎないディテールも流石です。
ヨウジヤマモトに限らずなんですが、本当にすごいブランドって今着てもカッコいいんですよ。
2006年頃のデザイナーズブランドの服ってエディスリマンの影響で細身が多いはず。
それなのに、ワイドパンツを出し続けているのも凄いと思いませんか?
10年以上も前の服ながら、今オシャレに着られる服なんてそれほど多くはないはずです。
そんな時代にとらわれないファッションを提案しているところにも、ヨウジヤマモトの凄さを感じますよね!
ヨウジヤマモトの本ラインである「YOHJI YAMAMOTO POUR HOMME」が価格が高すぎて着れないという方も多いかと思うので、そんな方にも是非オススメです!!
こちらは¥6,500程で購入した物になります。
中古相場としてはネットでは¥7,000~¥9,000程で、店舗価格としては¥10,000~¥12,000あたりが適正価格でしょう。
(同一商品ではありません。)
SUNSURF【アロハシャツ】
続いてはアロハシャツの定番である「SUN SURF」のアイテム。
上の2ブランドとはジャンルが大きく異なるブランドです。
東洋エンタープライズが手掛けるブランドで、本格的なアロハシャツを展開してくれます。
カジュアルなファッションが好きな方は、夏場愛用している方も多くいるのではないでしょうか。
また、今年柄のあるオープンカラーシャツがトレンドのひとつとして挙がっており、アロハシャツもそれに合わさって例年より人気があるように思います。
今回僕が購入したこのアロハシャツは、レーヨン100%。
レーヨンと言えば、アロハシャツにとって王道の素材であり、アロハっぽさを感じる要素でもあります。
洗濯すると縮むという短所がありながらも、長らくアロハシャツに使われてきました。
風邪になびくようなドレープ感のある風合いはレーヨン素材ならでは。
もし、アロハシャツを選ぶなら、レーヨン素材の物を選択すると間違いないかと思いますよ!
こちらは¥4,000で購入しており、未使用品に近い状態としてはかなり格安でした。
定価が¥12,000円程だと考えるとかなり安いですし、中古相場が¥6,000~¥7,000くらいなので、相場的にも安いですね。
(同一商品ではありません。)
AURALEE【スタンドアップT】
こちらは現在のドメスティックブランドの中でも屈指の人気を誇る「AURALEE」の定番アイテム。
「AURALEE」はカットソーブランドとしても有名な「フィルメランジェ(FilMelange)」の元デザイナーである岩井良太氏が立ち上げたブランド。
2015年からスタートしたにも関わらず、すでに国内では確固たる地位を築いています。
上品さが漂うアイテムが多く、着るだけでオシャレな雰囲気が出るのは間違いありません。
玄人向けのブランドでありながらも、飾りすぎないデザイン性と質の高さが評価されているポイントですね。
今回、僕が購入したコチラのTシャツは「スタンドアップT」という名前の付いたアイテム。
ブランドの中でも毎年出している定番ですね。
ファッションYouTuberのハズムさんが紹介してから知ったという方も多いかと思います。
名前の通り、自立するほどの生地の硬さがあり、MADE IN USAのTシャツもびっくりのガシガシ感。
アメカジ特有の肉厚Tシャツがお好みの方にもおすすめできます。
また、肉厚すぎて夏場は暑いのでは?と思われるかもしれませんが、立体的な構造になっているので肌に触れる面積が少なく空気の通りが良いのです。
脇下にベンチレーションもあり暑さに関してはかなり考えられた作りとなっているので、暑がりの方にも実はピッタリかもしれません。
サイズ感は少し大きめに着るのがオススメなので、身長168㎝の自分でもサイズ3で着ています。
購入価格は¥7,000ほど。
中古の価格としては少し安いと言った感じですかね。
相場通りだと¥9,000~¥10,000くらいがベストかと思われますね。
また、年代とサイズによって価格は結構変わってくるので、中古で購入する場合は注意が必要です。
(同一商品ではありません。)
PORTER CLASSIC【テンセルコート】
最後に、こちらはまたジャンルが変わって、「PORTER CLASSIC」というブランドのアイテム。
トレンドにとらわれずに、本当に良い物を提案してくれるブランドとあって、目の肥えた服好きから特に支持されています。
取り扱い店舗も多くはなく、高感度なショップのみセレクトしているといっていいでしょう。
インディゴ素材の物や刺し子と呼ばれる日本の伝統的な刺繍を施したアイテムが最大の特徴です。
今回僕が購入したアイテムは、テンセル素材を使った、春夏向けのコート。
PORTER CLASSIC 本店ではすぐに完売となったアイテムですね。
テンセル素材は吸湿性・速乾性がある夏向けの素材で柔らかな風合いとドレープ感が特徴です。
このコートはそんなテンセルの素材感を最大限に生かしており、着てみると柔らかい印象になります。
トレンチコートに近いディテールでありながら、薄い生地感なので風になびく様も素敵ですね。
Tシャツの上から羽織るだけで雰囲気のあるコーディネートが作れますし、ファッション的にも攻すめぎないデザインなので、万人ウケしやすい着こなしにもなります。
着ていると玄人からもウケが良く、万人ウケもする、なんとも服好きには嬉しいアイテムですね!
こちらは新品で購入したので、¥40,000程ですね。
中古相場がまだ出ていないですが、店頭ではすぐになくなって、セール価格にもなっていない所をみると、ブランドネーム的にも¥30,000くらいにはなるのではないでしょうか。
終わりに
以上、僕が最近購入した物をピックアップして紹介させていただきました。
最近あまり購入品紹介などをしていなかったので、何も買っていないのではないかと思った方もいたことでしょう。
しかしながら、実は以前よりも買う量が増えてしまっていて、保管場所に困っている所です・・・。
今回紹介した物は、プロパー(新品の定価)で買うとかなり高価な物です。
中古で買った物がほとんどですが、それでも安くはありません。
そんな高い服を買うんだったらユニクロで服を買った方が良いと思う方もいることでしょう。
僕自身、以前はそう思っていたこともありました。
ですが、いい服は着てみるとその良さが分かるものです。
もちろん、自己満の部分はありますし、ユニクロの服の何十倍も価値があるとは言えないかもしれません。
それでも、ブランド品を買って着ることでユニクロなどのファストファッションでは味わえない感覚を味わう事ができます。
もし、ブランド品に抵抗があるという方は、古着からでいいので手を伸ばしてみて下さい。
きっとその良さが分かるはずですよ!
それでは以上になりますが、服選びの参考になれば幸いです。
ではまた。